【タックの放浪記】  思えば遠くへきたもんだ・・・     by Tack SHIMIZU

心に刻まれたその一瞬、心に響いたその一言、心が震えたその想いを徒然と書き記したい。この記憶から消え去る前に…

オバちゃん安らかに〜

2019年05月08日 | 徒然日記
今日、オヤジ方の伯母、オッチャンチャンとこのオバちゃんが他界されたとの報があった。
 
オバちゃんとこはアヤちゃんがひとりっ子だった事もあり、小さな頃は本当に可愛がって頂いたんであった。
 
子供らに好かれるとても面白い方であった。
 
その頃、現在ブライトンホテルの車寄せとなっている新町通り沿いにあった祖父母の家は大きく、そこを間切するように親戚らが住んでいた。
 
入口から通路を入り左手には香川のアバちゃんが住んでおり、そこにはベラという驚くほど頭のいい白い犬がいた。更に奥に進むと右手が水屋になっており、オッチャンチャンの家の入口がそこにあった。
 
オバちゃんはいつもその水屋で料理をしていた。水屋の奥、靴を脱いで上がったところにあった畳の部屋真ん中にコタツがありそこがオッチャンチャン家の居間であった。
 
その建物の裏側に創業期のアリカ事務所があり、その2階に新町のバアちゃんが住んでいた。新町のバアちゃんが一度火鉢ですき焼きを作ってくれた事を何故か強く覚えている。
 
トイレは離れにあり、トイレに行くには一度部屋の外に出て板張りの軒下を歩かないと行けなかった。
 
また建物の奥には大きな蔵があったが、なんだか怖くて近寄りがたい雰囲気があった。蔵には大きな蛇が住んでいると言われた記憶がある。
 
同じ京都に居ながらも、昨今は賀状のやりとりと法事の際に顔を合わせるくらいと疎遠になっていたのだがご冥福をお祈りするばかりである。
 
早くに亡くなられたオッチャンチャンと天国で再会するのであろう。新町のジイちゃんバアちゃん、香川のアバちゃん、尾上のオバちゃん、ヒロヤとも逢えるのだろうな。
 
週末お別れの挨拶をしに行こう。
 
オバちゃん安らかに〜
 
追記:
告別式に参列し、オバちゃんに別れの挨拶を済ませた。最後のアヤちゃんの挨拶に心打たれた。オバちゃん、本当にありがとうございました。天国でもみんなを笑顔にしてあげてください!

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