【タックの放浪記】  思えば遠くへきたもんだ・・・     by Tack SHIMIZU

心に刻まれたその一瞬、心に響いたその一言、心が震えたその想いを徒然と書き記したい。この記憶から消え去る前に…

白浜放浪2015文月 『 南紀白浜沖波浪ブイで遭遇した巨大サワラとの格闘から~の照焼き大作戦 』

2015年07月05日 | 旅三昧!釣り三昧!
この週末、日帰りで白浜雑魚釣りへ向かった

マツモト兄に土曜日早朝自宅まで迎えに来てもらってクルマ1台で南紀白浜入りした

梅雨中にて、雨は止む得ないとして波風が弱ければという僕らの願いが叶った1日であった

釣りを始めると早速、マツモト兄がレンコダイをあげる

マツモト兄は必ずレンコダイをあげるのである

不思議なものである…

「レンコダイは裏切らない!」とか小さな声で言っている

マツモト兄のジグにはレンコダイが好む匂いが付いているような気がしてならない…

波風が穏やかなので思い切って、沖合い17㎞にある波浪ブイまで船を走らせた

そこは時期が当たればマグロやカツオが回遊すると云われている場所なのである

以前から僕はそこで軽い100gジグを遠目に投げて、斜めに引く事により表層を広範囲にサカナを探そうと考えていたのだ

そしてその狙い通り…

ジグを引きはじめた途端に『ガツン‼︎』


キューン~‼︎


スピニングリールのドラグが泣きやまない

こ、これは…

マツモト兄が「キハダだ!」と叫んだ

ドラグが泣きラインが出続けている間はこちらは何も出来ない

ただただロッドを握り耐えるだけなのだ

ロッドが折れるほど曲がっている

海面に見える魚体はゆうに120センチを超していた

沖サワラであった!

マツモト兄がタモに入れようとしてくれるが大きすぎて入らない

僕は手元にあったギャフを右手に持ち、サワラのエラ辺りに打ちつけ、その大きな魚体を船内に引き上げたのであった



しかしバワフルであった

波浪ブイ、そこはやはり凄いところなのであった…

一級免許を所得したからこそ乗り込めるポイントなのである




マツモト兄に続いて僕もスルメイカを釣り上げる

家に帰り、釣ったイカはマヨネーズを和えてからパン粉をつけてフライにしてみた

なかなか美味かったが以前スーパーで買ってきた唐揚げ粉を使って揚げたほうが◎であった


マツモト兄に分けてもらった脂ののったゴマサバはさっそくシメサバにした

塩1時間半、酢味醂コンブに30分漬けた半生が僕の一番好きな締め方なのである

そして今日、サワラの半身を捌いたのだがあまりに大きすぎて食べきれないので、京都の両親へ切り身をおすそ分けし、我が家は刺身と照焼きを今夜の夕食にすることにした





ええ塩梅にでけたー