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【タックの放浪記】  思えば遠くへきたもんだ・・・     by Tack SHIMIZU

心に刻まれたその一瞬、心に響いたその一言、心が震えたその想いを徒然と書き記したい。この記憶から消え去る前に…

白浜放浪2013初秋 『 真鯛とシイラをギュンギュンと~ 』

2013年09月02日 | 旅三昧!釣り三昧!
昨日と今日、1泊2日で雑魚釣り隊基地へ行ってきた。

あいにくの天候で昨日も遅めの午後を3時間ほど、そして今朝もほんの1時間半ほどであろうか、決して目一杯という感じではなかったが楽しんできた。

今回は来たるべき沖縄久米島釣り旅に備えて購入したメジャークラフトの竿の性能をチェックしておきたかったのだ。

この竿はとてもティップ(竿先)が柔らかく、ほんのわずかなアタリにでもセンシティブに反応してくれる竿であった。

但し、そのDEFECTとして、今朝のように潮が速く、風が強い日には、アタリがとても分かりにくいのである。

所謂、べた凪の日に、出来るだけ軽いテンヤを用いて底を取るという釣りに最適のようである。

そこで、僕はこのメジャークラフトにPE0.8号を巻いているDAIWAのカルディナを装着し、これまで使用していた竿である炎月にPE1号を巻いたSHIMANOのアルテグラを用いる方針に決めた。

大物がかかる事態に備えて、カルディナの方はドラグテンションを0.7キロ、アルテグラは1.0キロとした。

これは、大物が釣れ、ラインにその負荷がかかると自動的にリールからラインが出る設定の事である。

このドラグ性能は一つテンヤ釣法において最も重要だという事を前回の盆休みの釣り旅で学習済である。

昨日も決して船釣りには条件の悪い海にて投竿していたのだが、幸いなこと徐々に風と波がゆるくなってきたのでメジャークラフトにテンヤ4号を取り付け落とし込んだら爆釣である。

時合のタイミングであったのだろうか、フォールするテンヤに食いついてくる。



わずかの時間で6匹の真鯛を釣り上げた。

気持ちよく竿がしなり、ドラグが鳴る。

うち2回はタモを使用して取り入れるサイズの真鯛であった。

夕方、とれとれ市場にあるヤマト宅配便にて、約束していた友人へ釣った真鯛を送ってもらった。

釣った2匹は刺身と塩焼きにして基地で食べた。

メジャークラフトは沖縄の海が荒れていなければ使えると思う。

とりあえず彼の地では、炎月とアルテグラのPE1号を先発に投入することを決めた。

そして今朝、日の出の時間に起きると轟轟の雨である。

二度寝して6時半に目が覚めると雨が上がっていたので早速出航した。



しかし雲行きが怪しい。

波高も2.5メートルと高く、他の釣り船は見受けられなかった。

炎月&アルテグラでテンヤ8号を落とすも、船を下げながらでないと底をとれないほどの潮であった。

そしてテンヤを回収している時にそいつはガツンと食ってきた。



シイラである。

シイラは常に群れで回っている。

海面をよく見ると、あのあざやかなブルーでテールがイエローの流線型の魚体が船の周りを走っている。

どれも60センチくらいとまだ若魚のようである。

もう一度、テンヤを落とすとこれには1度目より大きいシイラがドラグを鳴らしてくれた。



シイラは掛かると針を外すためなのか必ず海面を何度もジャンプする。

こちらはその隙にラインを目一杯巻いてタモを使い取り入れた。



まだまだシイラは何匹でも釣れそうであったが、我が家には2匹で十分と思い船を違う場所へ移動させた。

しばらくして空を見るとヤバい雲がやってきている。



まだ5回ほどしか投竿していないが、安全第一と基地に帰ったのであった。

こないだ求めたスロージグ用のルアーは、今僕が所有するベイトリールと竿にはやはり難しいかもしれない。

とにかく一つテンヤを納得するまで楽しんで、その後またスロージグの釣りもやってみようと思ったのであった。