【タックの放浪記】  思えば遠くへきたもんだ・・・     by Tack SHIMIZU

心に刻まれたその一瞬、心に響いたその一言、心が震えたその想いを徒然と書き記したい。この記憶から消え去る前に…

ミラノ放浪2011秋 『 中華料理は素晴らしい! 』

2011年09月17日 | 旅三昧!釣り三昧!
ミラノの今宵、イタリアミラノ滞在中に一度は必ず訪れる中華料理店に行ってきた。

今日は、麻婆豆腐とチンジャオロースを頼んだ。白飯とチンタオビール大瓶と。

いつも思うことなのだが、これまで海外の様々な街へ出向いてきたが、中華料理に関しては、全く外れた試しがない。どの街でも、オレが知っている通りの中華料理を出してくれる。これは正直、尊敬に値する。

一方、日本料理はまず外れる。訪れる場合はまず外れると心構えして入ったほうがよい。

今年の春だったか、バルセロナで見つけ飛び込んだ日本料理店で頼んだ『焼きそば』には、キュウリが入っており、ソースも甘くて辟易した。ここミラノでも、数年前、病み上がりでやむなく立ち寄った日本料理店で頼んだ『天ぷらそば』は、空腹だったのに関わらず、半分以上残して出てしまった記憶がある。

こういう日本料理店は大概が日本人による経営ではなく、それらのレストランを訪れる異国の人々が、それをリアルな日本食と勘違いされたら嫌だなぁ、と思ってしまう。

話は変わるが、今日思った事。やはりその国(土地)の料理には、その国の酒(含むビール)が絶対合っているような気がする。

例えば、タイ料理であれば、軽くてドライなシンハービールが合うと思う。沖縄料理にはオリオンビールが一番合うと思う。シンガポールの屋台で食べる時は、タイガービールが望ましい。中華料理にはチンタオビールが嬉しいような気がする。

日本食に日本酒が合うように、イタリアンにはやっぱり絶対ワインが合うし、あまり食べた記憶はないが、ロシア料理にはきっとウォッカが合うんだろうなぁと思うのだ。

きっと間違いないと思う。

今日も、中華料理店には中国からの観光客であろうグループが信じられないくらいバカでかい声で飯を食っていた。なんであんなに大きな声で話しながら飯を食うのだろうと思う。いつも思う。

そういえば、オレはこれまでゆうに50回はイタリアに訪れているのだが、イタリアンレストランで中国人のお客さんを見かけた記憶がない。

彼らはイタリア料理を食べないのだろうか…。はたまたオレがたまたま中国人と出会ってないだけなのだろうか…。

大きな疑問である。