東京より山梨・甲府での仕事を終えた後、羽田発最終のフライトにて庄内空港へ飛んだ。
庄内空港に降り立つと結構肌寒い。市営バスに乗り酒田駅へ。
バスには三人の乗客と運ちゃん一人。バスの車窓は真っ暗である。左手は日本海だろうか、はたまた右手は最上川だろうか。全くわからない。
なんだか異国に来たような感覚がした。
ここ酒田は陸の孤島のようである。東京から陸路では新幹線で新潟まで出て、そこから特急”いなほ”でかなり北上しなければ来れない地なのである。この地の後に訪れる一関へは、地図では横に移動すれば近いようだが、一度北に上がり秋田へ、そして横に盛岡へ、そして南下しなくてはならないのだ。
でも、だからか人々は優しい。
オレはここの所、年に一度この時期に酒田にきている。
去年はフィレンツェの彫金師・ロレンツォと二人、フェア終了後、酒田駅前の居酒屋でミッドナイトまで時間を潰し、ブルートレイン”白鳥”の寝台で京都まで戻ったのであった。
今年はひとりである。
駅前の東急インに荷を解き、遠いコンビニに行くのも億劫なので、ホテルの朝食会場でもある居酒屋『田舎』にて、カンパチの刺身をつつきながらまったりしているのであった。
日本酒が有名な地なのだが、残念ながらオレは日本酒が飲めない。その代わり、隣町の鶴岡で作られた『月山ワイン』の小さいワインボトルを頂いている。
日本の山葡萄の赤ワインもまんざら捨てたもんじゃないなぁ。
そう思った。
庄内空港に降り立つと結構肌寒い。市営バスに乗り酒田駅へ。
バスには三人の乗客と運ちゃん一人。バスの車窓は真っ暗である。左手は日本海だろうか、はたまた右手は最上川だろうか。全くわからない。
なんだか異国に来たような感覚がした。
ここ酒田は陸の孤島のようである。東京から陸路では新幹線で新潟まで出て、そこから特急”いなほ”でかなり北上しなければ来れない地なのである。この地の後に訪れる一関へは、地図では横に移動すれば近いようだが、一度北に上がり秋田へ、そして横に盛岡へ、そして南下しなくてはならないのだ。
でも、だからか人々は優しい。
オレはここの所、年に一度この時期に酒田にきている。
去年はフィレンツェの彫金師・ロレンツォと二人、フェア終了後、酒田駅前の居酒屋でミッドナイトまで時間を潰し、ブルートレイン”白鳥”の寝台で京都まで戻ったのであった。
今年はひとりである。
駅前の東急インに荷を解き、遠いコンビニに行くのも億劫なので、ホテルの朝食会場でもある居酒屋『田舎』にて、カンパチの刺身をつつきながらまったりしているのであった。
日本酒が有名な地なのだが、残念ながらオレは日本酒が飲めない。その代わり、隣町の鶴岡で作られた『月山ワイン』の小さいワインボトルを頂いている。
日本の山葡萄の赤ワインもまんざら捨てたもんじゃないなぁ。
そう思った。