気ままな趣味の散歩道

趣味にまつわる話題を、デジカメ画像などを活用し郷土の写真、菜園と園芸、郵趣、版画と年賀状などを紹介してまいります。

五明茶業組合(掛川市)が農林水産大臣賞!

2018-09-01 14:52:20 | 至福の一服《お茶》

 掛川市北部にある五明地区の「五明茶業組合」が全国制覇の偉業を達成しました。

 先月末、静岡市で開催された、第72回全国茶品評会において、深蒸し煎茶の部で五明茶業組合が1等1席の「農林水産大臣賞」を受賞しました。念願の初受賞です。

      

    (小生から五明茶業組合に宛てたメッセージです)

 

 五明茶業組合の茶園は掛川駅から北へ5kmほど行った小高い丘の上にあります。

 ここでは彗星の発見された丘ともいわれ、空気の澄んだ中で、若手茶業家の皆さんの技術向上も進み今回の栄誉に輝いています。

 

  〈 彗星発見の記念碑も立つ五明の丘と茶園。)

   (「五明茶」と書かれた大きなタンクの前に広がる五明の茶園。)

       〈農地改良も行われた広々とした五明の茶園。)

 

 ここ五明地区では、お茶に関するイベントも多彩です。

  新茶の始まる前には茶業家の奥様方が1年間に作成した吊るし飾りや刺しゅうなどの「手作り小物展」が開催されています。

 新茶のころには「月夜の茶摘み会」が毎年開かで県内外から新茶摘みに多くの人が集まり、月明かりの下で茶摘みが行われています。

 茶園が萌葱色のころには、毎年自転車ツアー「ゆるゆる遠州ガイドライド」の一行が茶園の中を走り、茶業組合が一行を茶園の中で接待にあたっています。 

 このほか、区域内の西郷小の児童の茶摘み体験を行ったり、彗星発見を機に星空観賞会なども行われ、お茶と文化との共存も多くみられる地区です。

 重ねて、「農林水産大臣賞」の受賞を祝福いたします。 

 今回の全国品評会では、同じ深蒸し煎茶の部で、1等2席に掛川市の「東山茶業組合が、同3席に「山東茶業組合・工場長」が入賞されています。重ねてお祝い申し上げます。

  また、今回の品評会では、産地賞も審査され、 掛川市が「深蒸し煎茶の部」で3年連続産地賞に輝きました。(通算で21回目です。)

      (昨年受賞の産地賞ラベル) 

 掛川の茶商組合では、産地賞を受賞すると、「産地賞受賞ラベル」を作成し、全国の皆さん(お客様)からのご注文にこのラベルを貼付してご案内しています。

 上は昨年(20回目)受賞のラベルですが、今年の21回目受賞のラベルが早くできることを期待しています。


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