忘却への扉

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弱者に対して

2006-05-26 | 共に
 また子供の命が殺人によって奪われた。一つ起こると同様な事件が続くことも多くなる情けない世の中。上も下も相手が自分より弱いと視ての、攻撃をかける。
 猛獣でもやらなことを人間がしているいるようで、豊かさを見せかけてはいるこの国だが、心が歪んだ人たちや心の貧しい人たちが増えているのだろうか。
 国でも組織や個人にしてもその力を誇示しようとすれば、自分達より下の多数を利用してこそ成り立つ仕組みを作り上げる。社会の歪みが必要なのか。
 それで得る利益をどうできる限り独占するかが、主目的である社会なのかとも思えてくる。自分のものも人のもの自分のもの。社会のために使うなんてもったいない。
 庶民は自分にぶつけるか、そのまた弱者に憂さ晴らし。弱い者いじめが恥ずかしくない人々、見つかからなければ良いじゃないか。どこかに悪魔が潜んでいるとは思いたくないのだが。

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