忘却への扉

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招待状が届いた

2009-09-21 | 共に
 夫婦宛てに届いた封筒表側の下の部分に広島市立の印刷文字を見て、どんな内容かとちょっと考えた。その2行目に幼稚園名とその下には詳しい住所があり、それがわかればおよその予想はできる。
 先日絵を送るからと娘から電話があった。多分その絵だろう。封筒の裏側には差出人の名前と住所で、孫の名前が書いてある。幼稚園から持って帰った絵と手紙を封筒に入れ投函したものだとばかり思っていた。
 おじいさま おばあさまへと書かれた手紙文は、幼稚園長さんからの運動会への案内状だ。[…「敬老の日」にちなみ、「おじいちゃん、おばあちゃん、いつもありがとう」「いつまでもお元気で」の気持ちを込めて、絵手紙を送ることにしました。…]とある。
 絵手紙はA4の紙いっぱいに野球場が描いてあり、バットを持った孫がいる。代筆の説明文には『ばあちゃんとじいちゃん  おとうさんとおかあさんとやきゅうをみにいっているところ こんど あそびにいったら ガンバライトを いっしょにしたいな』この文のおかげで、どうにか何の絵だかわかる。
 [かけっこや鬼ごっこが大好きな○○くん 力いっぱいに走っています 運動会にむけてとてもはりきっています]これには署名がなく先生の文章にも見える。後で娘に電話しているのをそばで聞くと、全て幼稚園で実行したうれしい気配り。だが、おじいさま おばあさまへの文字を見ると、後期高齢者と仕分けする異常な組織は変われるかも気になる。

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