忘却への扉

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好きずきだけど

2012-11-08 | 共に
 昼に見るけど朝ドラ、NHK総合の連続テレビ小説は【純と愛 jun+ai】 これまでの朝ドラとはがらり変わって現代の沖縄と大阪が舞台。
 宮古島の寂れたホテルを祖父の生きていた頃のような夢のあるホテルにしたい孫娘純は、経営者の父親と喧嘩し「社長になってやる」と沖縄を飛び出し大阪のホテルに勤めはじめた。
 明るく元気で自分の思いを態度に表す自由闊達に生きる若い純と不思議な男性愛との出会い。単なる若者の純愛ドラマでもなく、どこか不自然。
 個人的には受け入れられない気分のままに、2人で毎日録画で見ている。かみさんは熱心だから私も言葉にしないが、都会のこんなに大きいホテルに社員になるための研修や基礎的教育とか指導もいい加減かと呆れてしまう。
 ドラマの迷走の世界に入って行けずに損しているなと思う。大半の場面に現実感より舞台上での演技と見えるのも、演出家の計算なのか。視聴者に何を伝えようとするドラマなのかを理解できない。

 見る人によって好き嫌いがはっきり分かれるのかも知れない。私はこのドラマに重荷を感じる一方でオンブズマン的存在で国民に信頼される人の心の裏側を見抜く人間が本当に居ればとも思う。現在の大嘘が国の上部にはびこる仕組みに痛手を与えることができる力が欲しい。国会議員選挙でさえこの国を悪くする方に向かわせる危険な勢力を強大にしそうな雲行きが怖い。愛(いとし)さんの能力に期待したくもなる。

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