忘却への扉

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ゴミひろい

2006-03-03 | 共に
 朝早めの時間に仕事に出る。途中の道路脇に、いっぱいなったゴミの袋を持った男性を見かけ軽くお辞儀をする。
 いつも見る場所とは数百メートルは違っている。いつもの人だか確信はない。思えばもう何年にもなるのに、どこの誰かも知らないのだ。
 そのことをある人に話した。その人も『実は汚れが気になっている場所があり、先日掃除をしようと準備して早めに行ったのだけど終わってきれいになっていた』と聞いた。
 この人も川でも道でも、気がつけばゴミをひろっている。『あの時間に終わっているとは。せめて話でもしたかった』と残念そう。
 あちこちにゴミがあり増えて来ているよう、社会を反映しているとも見える。拾わない自分が恥ずかしいが、せめて捨てないようにはしているつもりだが。

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