忘却への扉

 日記? 気づいたこと 何気ないひとこま 明日への伝言 願い 子供たちに 孫たちに そしてあなたに・・ 

かわりに実家へ

2008-07-09 | 共に
 あの方面に足を伸ばすと、ほとんど毎回のように立ち寄る道の駅がある。本当は私たちだけでなく、犬と一緒に来たい場所だ。
 今回も犬には留守番を頼んでやって来た。広場の隅に繋がれているのは、わが家の犬の義理の弟か妹だろうか。
 体形は大きいがまだ子犬で、捨てられて間がないようだ。近づいた私に、ちょっと不安そうに無視する様子を見せた。
 わが家の家族の犬に初めて同じその場所で出会ったのは、まだミルクを飲んでいた幼い時。でももう人になれて、遊んでもらうのを喜んでいた。
 この日は店にご主人一人で、忙しそうに仕事をされていた。入口近くに小さな新しいダンボール箱があるので中を見る。真っ白できれいな毛並みの子犬か子猫で顔は見えない。
 「猫です。もらってもらえませんか」妻が「犬を飼ってるから。そう、こちらで9年前にもらって帰ったんですよ」
 名前もこの地名が付いている。仕事に迷惑かと気になるが、写真も見せた。「元気にしてますね」ここから全国に1000匹以上とは嬉しい。「これからもよろしくお願いします」と犬への言葉も好き。