アーダ、コーダ、イーダ!

浮かんでは消えていく想い。消える前に名前をつければ、何かにつながるかもしれない。何処かにいけるかもしれない。

安倍首相は、どっち?

2007年07月06日 18時48分26秒 | Weblog
 消費税を上げないとは言っていない。安倍首相がそう発言して自民党はその釈明に懸命になっている。首相が悪い人ではない証拠と考えることもできるし、逆風の中で煮詰まっていて、思わずポロリと出たとも考えられる。おそらく後者が正解ではないかと思う。消費税は、参院選で勝てば、上がるだろうな。
 それが国民のために使われるなら仕方ない。ただ、その前に、日本人が喘いでいるのだから、イラクから撤退し、国民救済に税金を使う姿勢を見せない限りは許せない。義務教育の国庫負担も元に戻すべきだ。自民党が今何を言っても、国民から信用されないことは明らかだ。
 強い奴に弱く、弱い奴に強い。ここに政治家の手腕も能力もない。強い奴に尻尾をふりさえすればいいのだから。この政治状況は変えないといけない。弱い人間を如何に救うことができるか、そこがポイントだ。強い奴は自分の力と経済力で生きていける。年金なんて要らないのだ。紙幣も硬貨も磁力はないが、金は金を呼ぶんだな。オレの金なんかいつもお呼びがかかって、寂しい限り。
 日本人に生きた使い方、それを実感できる使い方をしてくれれば、文句は言わない。しかし、竹下の時に福祉に使うと言いながら、実際は福祉が困難になっている。全ての数字をきちんと出して欲しい。これだけの収入があり、福祉にこういう風に使ったという終始決済を出すべきだ。年金もそうだ。25年払わないと支払われない。じゃあ、24年積み立てた人のお金は何処に行った?それを出さないとダメなんだって。出せないということは不正な使われ方をしているということだ。
 自民党の幹部はその辺をきちんとすべきだ。若い連中も同罪だけどな。
 大仁田、正解だよ。男が上がったよ。政界をやめたんじゃないんだ。政界を捨てたんだ。捨てられた政界が、また、鈍感だから、どうしようもない。

亀の甲羅

2007年07月06日 01時05分01秒 | Weblog
 生きていれば様々なものがまとわりつく。問題を抱えていない人はいない。ぼくもまた同じで両親の介護、子どもの教育、そして妻という名前の脅威。大変だ。
 そういう時、どこかの海岸に卵を産みにくる亀を考える。亀は大変だ。あんなでかくて硬くて思い甲羅を背負って。亀は万年という理由が分かる。亀は甲羅から逃れることはできない。
 生きるということは背負うこと。背負って生きることだ。亀が甲羅を背負って万年生きるのは、背負っているものが大きいからだろう。

 自民党は亀になれない。だから許せない。
 年金問題は解決すると、安倍は叫ぶが、信用できない。前にも書いたが、今年金の積立額が幾らなのか、明らかにして欲しい。自民党の大村議員は200兆とかテレビで言ってたが、彼の言葉は信用できない。数年積み立てただけでは受給できない。ならば、その数年分は何処に行ったのだ。それを説明できない政府は、国民の甲羅を重くするだけだ。

 年金問題の重さを認識できていない自民党政府は、まだとぼけている。「中間選挙だから」と参院選を軽視した発言をしたバカ議員もいる。どこまで愚弄するのだ、自民党の中枢は。
 ベケット風に言えば、亀の甲羅の重さは一定だ。誰かが重くなれば、誰かが軽くなる。それが、自民党政権だ。