アーダ、コーダ、イーダ!

浮かんでは消えていく想い。消える前に名前をつければ、何かにつながるかもしれない。何処かにいけるかもしれない。

亀の甲羅

2007年07月06日 01時05分01秒 | Weblog
 生きていれば様々なものがまとわりつく。問題を抱えていない人はいない。ぼくもまた同じで両親の介護、子どもの教育、そして妻という名前の脅威。大変だ。
 そういう時、どこかの海岸に卵を産みにくる亀を考える。亀は大変だ。あんなでかくて硬くて思い甲羅を背負って。亀は万年という理由が分かる。亀は甲羅から逃れることはできない。
 生きるということは背負うこと。背負って生きることだ。亀が甲羅を背負って万年生きるのは、背負っているものが大きいからだろう。

 自民党は亀になれない。だから許せない。
 年金問題は解決すると、安倍は叫ぶが、信用できない。前にも書いたが、今年金の積立額が幾らなのか、明らかにして欲しい。自民党の大村議員は200兆とかテレビで言ってたが、彼の言葉は信用できない。数年積み立てただけでは受給できない。ならば、その数年分は何処に行ったのだ。それを説明できない政府は、国民の甲羅を重くするだけだ。

 年金問題の重さを認識できていない自民党政府は、まだとぼけている。「中間選挙だから」と参院選を軽視した発言をしたバカ議員もいる。どこまで愚弄するのだ、自民党の中枢は。
 ベケット風に言えば、亀の甲羅の重さは一定だ。誰かが重くなれば、誰かが軽くなる。それが、自民党政権だ。 
 

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