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┃ ★ ジェネリック de リ・スタート!
┃ -治療レベルを下げずに、支払いはリーズナブルに-
┠────────────────────────────
┃ 2010.6.20 Sun. 通巻61号
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
みたキタ企画、薬剤師のsukeです。
このメールマガジンは、ジェネリック医薬品(後発医薬品)が適切に使用
されることを目的として、話題を提供しています。
◆ジェネリックの使用をためらっている一般のかた
◆ジェネリックの適切な使用促進に悩んでいる薬剤師
◆ジェネリックについて興味や関心のあるあなた
といった皆さんにお読みいただきたいと思います。
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☆ 日本ジェネリック医薬品学会第4回学術大会が開催されました!
──────────────────────────────
6月12、13日、今年は大宮市で開催されました。
いかにも梅雨空の蒸し暑い中、約1000名の参加者で賑わいました。
医療従事者もさることながら、メーカー関係者が多かった印象です。
シンポジウムや口頭発表が中心で、ポスターのみの発表は昨年より
少なかったのは残念でした。
------------------------------------------------------------
参加したシンポジウムでは、壇上から熱い主張がなされていました。
これまでもそうなのですが、結局、現在のジェネリックの使用状況や
識者の見解が述べられ、多々、刺激を受けるのですが、
現実に目を向ければ、医療従事者が、とくに薬局薬剤師が熱心に
取り組まなければダメですよ、ということで総括されてしまいそうです。
だからといって、薬局薬剤師が明日からすぐにでも導入できそうな話は
少なかったような印象でした。
------------------------------------------------------------
「積極的な取り組みをせよ」ということは、みな、十分わかっています。
問題は何を、どのようにやるか、です。
最低限、愚直に国民にお勧めし続けることに尽きると思いますが、
それに伴って発生する質問や相談に応じるだけの準備(対応力)がないと、
「お勧め」があたかも“やぶへび”のようになりかねません。
それがわかっていてもできない「消極さ」を生んでいる一因のように
思われます。
お勧めする、打診するという部分にエネルギーを要するというのは、
国民の了解というプロセスが不可欠であり、
そこが最大の“関門”であるということです。
------------------------------------------------------------
今回の学術大会での発表は、医療従事者、メーカー関係者、行政、
大学関係者らで占められていましたが、国民(患者)の立場からの発表は
ありませんでした。
ジェネリックは国民に自己負担軽減を与え、ひいては国の医療費抑制
を狙うものです。国も国民の意向を抜きに、ジェネリック使用を強制する
ことはできないのです。
国民と直接接するのは「国」ではなく医療従事者ですが、医療従事者が
何らかの行動をとるにしても、「国」も国民の思いや不安と直接向き合う
機会があってもよいように思いました。
単に、アンケートや各種調査からこのような結果が出ていると、
そのデータ解析によって間接的に国民の様子を推測して済ませているの
ではなく、国民にアプローチするような取り組みがあってもいいのでは
ないかと思いました。
──────────────────────────────
来年の第5回学術大会では、今年度の診療報酬等の改定から1年余
が経過し、いよいよ「成果について議論したい」と次期大会長の先生が
述べておられました。
このように変わった、進展が見られた、これまでの取り組みが結実した
様子が見られている・・・、これまでの伸び悩みを突き破ったような内容
で溢れる大会を望んでおられるようでした。
少なくとも医療従事者は、とくに薬剤師はボトルネックとまで戦犯扱い
されてきていますので、ラストチャンスといった危機感を持って、
これからを過ごす必要があるように感じました。
------------------------------------------------------------
ジェネリックが進展しなかったとしたら、それも問題ですが、薬剤師が
見違えるような動きをしないのか、できないのか、それも将来に向けて
問われる大きな問題ではないかと思います。
一薬局だけが頑張ってもダメですし、皆がやっているからと、自分だけ
はそれほどやらなくても差し支えないなどと思っていてもダメです。
短期間に変わる方策もありませんし、一時的に“瞬間最大風速”を
もたらしてもダメです。持続的にジェネリックが使用されるような社会を
作っていくことも視野にいれた活動をすべきではないかと思います。
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国民(患者)の皆さんにおいて、調剤を受ける際にジェネリックについて
感じることや思うことがあれば、お知らせください。
どんなことでも構いません。エピソードを添えて、是非お知らせください。
取り上げてほしい話題、感想等、些細なことでも構いません。
お送り先は、 tamsuke@gmail.com です。
(@は小文字の「@」に変えてお送りください)
お待ちしています! それではまた次回! (^^)/
============================================================
☆☆☆【みたキタ企画よりお知らせ】
みたキタ企画では、ジェネリックについてご相談をお受けしています。
●個人的な疑問がある、相談したいという要望(一般のかた)
●ある集まりで、話をして欲しいという要望(一般のかた)
●どうやってジェネリックを進めていくとよいか悩んでいる(薬剤師)
ご要望があれば相談に応じますので、ご遠慮なくお知らせください。
現状から一歩前進できるよう、そのお手伝いができればと思います。
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☆☆☆ メールマガジン 【ジェネリック de リ・スタート!】
■発行 : みたキタ企画
■発行人: suke
■ご感想やご質問等の宛先 --> tamsuke@gmail.com
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いかにも梅雨空の蒸し暑い中、約1000名の参加者で賑わいました。
医療従事者もさることながら、メーカー関係者が多かった印象です。
シンポジウムや口頭発表が中心で、ポスターのみの発表は昨年より
少なかったのは残念でした。
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これまでもそうなのですが、結局、現在のジェネリックの使用状況や
識者の見解が述べられ、多々、刺激を受けるのですが、
現実に目を向ければ、医療従事者が、とくに薬局薬剤師が熱心に
取り組まなければダメですよ、ということで総括されてしまいそうです。
だからといって、薬局薬剤師が明日からすぐにでも導入できそうな話は
少なかったような印象でした。
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問題は何を、どのようにやるか、です。
最低限、愚直に国民にお勧めし続けることに尽きると思いますが、
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「お勧め」があたかも“やぶへび”のようになりかねません。
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思われます。
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国民の了解というプロセスが不可欠であり、
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ありませんでした。
ジェネリックは国民に自己負担軽減を与え、ひいては国の医療費抑制
を狙うものです。国も国民の意向を抜きに、ジェネリック使用を強制する
ことはできないのです。
国民と直接接するのは「国」ではなく医療従事者ですが、医療従事者が
何らかの行動をとるにしても、「国」も国民の思いや不安と直接向き合う
機会があってもよいように思いました。
単に、アンケートや各種調査からこのような結果が出ていると、
そのデータ解析によって間接的に国民の様子を推測して済ませているの
ではなく、国民にアプローチするような取り組みがあってもいいのでは
ないかと思いました。
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来年の第5回学術大会では、今年度の診療報酬等の改定から1年余
が経過し、いよいよ「成果について議論したい」と次期大会長の先生が
述べておられました。
このように変わった、進展が見られた、これまでの取り組みが結実した
様子が見られている・・・、これまでの伸び悩みを突き破ったような内容
で溢れる大会を望んでおられるようでした。
少なくとも医療従事者は、とくに薬剤師はボトルネックとまで戦犯扱い
されてきていますので、ラストチャンスといった危機感を持って、
これからを過ごす必要があるように感じました。
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ジェネリックが進展しなかったとしたら、それも問題ですが、薬剤師が
見違えるような動きをしないのか、できないのか、それも将来に向けて
問われる大きな問題ではないかと思います。
一薬局だけが頑張ってもダメですし、皆がやっているからと、自分だけ
はそれほどやらなくても差し支えないなどと思っていてもダメです。
短期間に変わる方策もありませんし、一時的に“瞬間最大風速”を
もたらしてもダメです。持続的にジェネリックが使用されるような社会を
作っていくことも視野にいれた活動をすべきではないかと思います。
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