何かをすれば何かが変わる

すぐに結論なんて出なくていい、でも考え続ける。流され続けていくのではなくて。
そして行動を起こし、何かを生み出す。

もし高校野球のマネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

2010-08-20 20:43:07 | Book Reviews
もし高校野球のマネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら 岩崎夏海・著、ダイヤモンド社、2009年12月3日

 どのビジネス書を読むにしても、自身の置かれている状況に当てはめながら、どこまで応用できるかを考えながら読むだろう。高校野球のマネージャーの観点からドラッカーの「マネジメント」を当てはめてはいるものの、同じようにわれわれが「マネジメント」をどこまで活用できるだろうか。

 結果とプロセスについては、参考になる。やるからには結果につながるのが好ましいことはいうまでもないが、だからといって結果さえ出ていればプロセスはどうでもいい、適当でいいというわけではない。
 プロセスを大切にすることも重要だが、あまりにも結果との乖離が続くようでもいけない。結果との距離を参考にしながら、プロセスの持つ意味を理解したうえで、最善を尽くすことになるのだろう。

 調剤において、事務スタッフによる入力ミスに関連し、入力ミスがあってもその後のプロセスで十分カバーできる。カバーできるからといって、事務スタッフはテキトーに入力をして次に引き渡していていいわけではない。できる限りの知識と技術を発揮することに務めることだ。その結果をみて、さらに改善につなげることが重要だ。 #RM

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする