まこの時間

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イップス

2018-03-23 | 弓道

つい買ってしまった「イップス」。心理的な原因で起こるとも言われるが、はっきりしたきっかけはわからないというイップスとは、無意識的な筋活動の乱れで、ゴルファーにみられ、パッティング中に腕が痙攣するのが特徴。処置が非常に困難である。

さて、なぜこの本に興味を持ったかというと、弓を引いていて、離れの時に起きる「ビク」が、このイップスに似ていると思ったからだ。ビクがひどくなると、今度は離れなくなる、いわゆる「もたれ」になることがある。それで苦労したので、つい手に取ってみた。読み進むと「イップスとは心理的な症状とよく言われるが、今回取材してみて、心理的なものと断定してよいものかという疑問を感じた」という文にぶち当たったからだ。

びくで悩んでいたときに、よく「心理的なものやろ。」と、言われたことがある。そうだろうか?心理的なものというひとことは、決して解決にはならない。心理的というのは一番難しい。しかし、筋肉の働き方、働く方向に問題がないか考えるほうが突破口がある。ある日、Y先生の言う「サイレント・ピリオド」という言葉をきっかけに、やはり精神的ではなく、筋肉の使い方、働き方だと思った。それで、先の「心理的なものかどうか・・」を、考えたことと同じ文言に出会って共感が持てたのだった。

きちんとした正しいフォームと技術を習得することが大切なのではないかと思った。何かが間違っている。どこかに原因がある。それを考え出してから、不思議とビクはこなくなった。そうなると、益々、筋肉の使い方を知りたくなる。 

さて、プロゴルファーや、プロ野球選手のイップスの解決法はどうだったのだろうと読み進みながら、うなずいてしまっている。


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