この田舎町で、ビアガーデンは殆どないに等しいのだが、先輩の家から3分くらいのところに、電気がずらっとぶら下がって、にわか仕立てのようなビアガーデンが登場した。
夕方になると、灯りが点るので気になっていた。
その日、市のスポーツ協会での県体と総体の壮行会が19時からあって、弓道仲間と出席し、帰り際に気になるビアガーデンの話をしていたら、先輩とちょいと引っかけて行きましょうかとなった。
軽く夕食を済ませていたので、生ビールと枝豆というささやかな、本当に引っかけるという感じで、外で飲むのは星も見えて気持ち良く、プラのジョッキはべこべこして心もとないが、暑い日に中身が生ビールなら何でもよい。
2杯目を注文すると、小学生とおぼしき子供がビールを運んできて
「他にご注文はございませんか?」という。
えっ?と、思ったが、ありがとうと礼を言って先輩に尋ねると、小学生のような子供が働いてお小遣いをもらっているという。
もうひとり、小学生らしき男の子がいた。
孫と同じような年頃の子に接待されて急に醒めてしまって早々に帰った。
なんかおかしい。
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