来年、石川県で全日本遠的大会を開催するために、明治神宮中央道場で開催されている遠的大会を視察した。
各自、自分の担当であるところを確認する。公開練習では、選手たちが自分たちの矢をあげていた。
わたしは開会式、道場内進行の様子、公開練習、閉会式を中心に視察する。
道場内の手前の席が射場委員長の席。見ているだけなのに緊張してきた。どの係の担当も、真剣に見ていて、雨が降って寒い中をものともせずにメモを取っている。
石川県の選手を密かに応援する。決勝進出した石川県の選手を中から応援するわけにはいかない。進行を見たり、皆と話し合いや、意見交換するので、観覧席でずっと応援するわけにもいかない。しかし、さすがに決勝戦は醍醐味だ。60mの距離から79㎝的を狙う。1本、1本詰めていくこと、遠近での決着。大会の流れを見ながら、日本一になることは、実力と運を兼ね備えなくてはならないのだろうなと思った。
それとは別に、近的の的場が移動して、遠的が出来る仕組みを実際に見てすごいと思った。芝生の中にレールが敷かれている。
大会の間中、台風の影響で雨が降っていて、大会終了後、走るように参宮橋駅まで行き、スーツケースをころがして、駅の階段を上り下りするのは登山よりきつい。電車に乗るために小走りになる。切符を買って、置いて行かれないように必死で着いて行き、ようやく新幹線に乗り込み、何本かの特急が台風の影響で止まっているのを聞いて、今日中に家に戻れるか心配しながらも帰ることができた。
しかし、カメラを皆で食事をした店に落としてきた。後で電話して、着払いで送ってもらってお世話をかけてしまった。カメラは新聞紙にくるまれていた。
広げたら見たことのある新聞。そうそう、そこの店のメニューの新聞だった。また行こうか。新宿。
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