5月の弓道の審査が近づく。いつものことながら、何かと忙しさにかまけて稽古不足となるのを、なんとか自分に鞭打って出かけた。某アスリートがオリンピックに向けて「紙一枚の積み重ねでも」と、言っていたのが耳に残る。倦まず弛まずという言葉がある。地道に進まなくてはならない。たとえ紙一枚ほどの積み重ねでも、積んで行けばなんとかなるかも。
時間がなくても、内容の濃い稽古をしよう。
道場に着いたら、的貼りの日だった。みんなで破れた的に的紙を貼るのだが、本日はのりを刷毛で塗る係をした。のりの溶き方が少し濃いと言われた。内容が濃く、紙一枚の積み重ねだった。修行、修行。