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Straphangers’ Room2022

旧Straphangers' Eyeや習志野原の掲示板の管理人の書きなぐりです

グリーン早特3ワイドを試す

2023-11-09 20:18:41 | 交通
普段はスーツケースを持っての移動も多く空路が専らですが、この3連休前は夕方に仕事が入り、神戸最終のNH416だとリムジンに振られた時のリスクが大きいので、久々に新幹線にしました。おりしもEX予約の値上げなどの制度変更後とあって新しい商品も試せましたが、通常の普通車で13000円台だったものが14000円台を飛び越えて15000円台というのは「高っ」という印象を余儀なくされます。周囲でも15000円超えというと絶句してましたから。

そこで1000円ちょっとの追加で乗れる「グリーン早特3ワイド」はお値打ちです。ややもするとバリュー(特割)が17000円台で落ち着いてしまう空路に対し、アクセスコストも考えると1000円以上安くグリーン車に乗れるのですから。
ただ設定の有無と発売枚数が限られるのですが、3連休前の夕刻に設定があるのですから良心的でした。当日の新神戸駅は窓口や券売機に行列でごった返しており、設定があるだけありがたい話です。

前回のグリーン車はプライベート用のカードでグリーンプログラムがようやくたまって使った広島-東京間でしたから何年ぶりか。N700Sを期待していましたがAでした。まあ改造Aよりはマシですが。
まあ新幹線ですからゆったりと時間もあるので弁当にアルコール、酒肴と買い込んで乗りました。新神戸は駅弁屋に大き目のセブンイレブンとまあ大抵のものは揃うという感じで、アルコールもプレミアムビールや日本酒にワインと駅売店ではこうはいかなかったというレベルですし。

弁当は神戸と言えばの淡路屋と、JR系の旅弁当の共存ですが、東海道、山陽筋では昔から弁当は「火が通っている」素材と相場が決まっており、ご飯も冷ましています。淡路屋は世に先駆けて加熱式弁当を売り出しましたが、これも肉系ですし。その意味では海鮮系のような食中毒リスクが懸念される素材を使った弁当は無いんですよね。東海道、山陽筋は。あっても酢で締めた寿司弁当がせいぜいです。

久々のグリーン車は結局半分以下の入り。どこかしらの区間で窓側すら空きがある格好で(通しでは窓側が買えない)、やはりグリーン車3両は厳しいですね。グリーンプログラムと早特の両方が使えるというのにこれでは寂しいです。バブルの名残で3両つないでいますが、2両がせいぜいでしょう。3人掛けのB席を潰してパーテーションにしたS WorkPシートのサービスが始まりましたが、グリーン車を1両改造したほうが良いでしょうね。追加料金を取るのですし、だったらグリーン車のシートピッチでリクライニング浅めの普通車座席に改造すれば、そこそこの施設になりそうです。7号車は多目的室もあるしバリアフリー対応で使う前提のクルマですから、ビジネス車両にするのは問題ですし。

Covid19以前のように車内で飲食を楽しんだわけですが、あれっと思ったのは乗って早々に来た車販のワゴン。東海道新幹線の車販廃止が大きなニュースになっていましたが、山陽区間は継続してるんですね。メディアの取り上げ方もあり、山陽区間も廃止と思う客が多いのでは。勘違いして駅で買う人も多そうで、なんか営業妨害のような気も。一方で山陽区間では東海道区間のような駅ホームでの対応がないので、山陽区間から乗り進む乗客はフォローもない状態です。「シンカンセンスゴイカタイアイス」は買うすべがないですし。

EX予約は市内駅制度がないので、品川で乗り換えると単純に高くつくため東京まで乗車。東京、品川をカバーする定期券を持っていた当時は意識していなかった「弊害」です。東京で始発快速にうまく乗り継げるように計算して新幹線を取ったのですが、やはり荷物を引いて総武地下ホームまでの移動はしんどいです。「ご同輩」もぽつぽつ見受けられるわけで、アクセス列車を介した瞬間にてきめんにしんどくなるのが新幹線の問題です。

荷物と言えば、グリーン車ですら荷物置き場は有料で、予約(購入)していなければ荷棚に上げるしかありません。これもそれなりの長距離移動となる新幹線のネックで、荷物を持っての乗車を想定していないというしかない状態はいつ改善されるのか。
東北筋は座席を撤去して荷物置き場を設けていますが、東海道、山陽、九州筋はそれが出来ないのか。S WorkPの導入で座席数ガーとかいっていた事業者無謬の東海擁護が見事に梯子を外されていますからね。バリアフリー対応の不備も指摘されているなか、車椅子対応座席の増加、荷物置き場の整備は待ったなしです。



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