Straphangers’ Room2022

旧Straphangers' Eyeや習志野原の掲示板の管理人の書きなぐりです

さりげなく訓練/いいがかりしかできない人たち

2023-04-27 21:13:26 | 時事
広島でのG7サミットを控えて警備が強化されていますが、ミクロで見たら警備しやすい宇品島(元宇品)が会場とはいえ、マクロで見たら広島市街地の中にあるわけで、昨今のこの手の首脳会議が警備しやすい孤立した地方リゾートで開催される傾向にあることを考えたら異例の開催と言えます。
平和を考えるというお題目はありますが、首相のお膝元での開催ということもあり、「首相の手柄」が優先された格好というしかないでしょうね。

そうした中で起きた広島駅ビルでの不審物騒ぎ。単なる「忘れ物」に駅ビル封鎖から山陽新幹線の全線運転見合わせととんでもない事態になりました。
テロがあってからでは遅い、と正論ぶる人が無数に湧くのを承知で言えば、「過ぎたるは及ばざるが如し」を地で行ったわけです。要はリスクの軽重を判断できないレベルの低い体勢ということです。それこそ「うっかり」を理由に何も爆発物とかヤバいものを使わずとも社会活動を止めることが可能と知らしめたわけですからね。セキュリティチェックをしても識別できない「不審物」で十分なんですから。

あるいは本当に何かあった時の「予行演習」か。その意味ではここのところ発信されているJアラートもその類か。実はたいしたことが無いと分かっているから安心していろいろな手順を実地に確認すると。訓練です、と予め言ってしまうと準備してしまいますからね。あるいは抜き打ちチェックと言っても、それこそ「迷惑至極」と批判が来るから、「安全な事例」で試したと。

一方で和歌山での爆発事件に関連し、国家公安委員長の「うな丼」発言が「問題」になっています。
これ、正直言って何が問題なんですかね。要はせっかくの地元名物のランチを邪魔された、という軽口ですが、誰がどう見ても「うな丼」を目前にして対応に追われた、コンチクショウ、という「食い物の恨み」を笑いにしただけでしょうに。対応を後回しにして「うな丼」に舌鼓じゃないからギャグにできるのであって、対応の結果冷めた「うな丼」か作り直してもらったのかは分かりませんが「うな丼」は食べられました、というオチでしょう。

それはとんだ災難、とかお疲れさま、何とか食べられてよかったね、で済む話が何でこじれるのか。
なんか脊髄反射で叩いているんでしょうね。それこそ「対応でうな丼を食べられなかった」と言っても叩くんでしょうから。もちろんやるべきことをやっていなかったのであれば批判の対象ですが、「食い物の恨み」になるんですからやることはやったわけです。高知のさらに奥にいるんですから電話やリモートで報告を受けて指示を出せばあとは積極的にやることはないんですから、「うな丼」を食べる時間くらいはあるでしょう。首相も「それが何か?」と厳しく突き放せばいいんですよ、こんな非常識の域の批判には。そして尻馬に乗って騒げば騒ぐだけ「私バカよね」と言っているに等しいですからね、気を付けましょう。

まあこんな浅ましい揚げ足取りにもならない言いがかりをつけているのが日常茶飯事というのも、立民が支持されない理由です。党派よりも属人的な支持になりやすい地方選挙でも苦戦しているのですから、やはり積極的忌避が働いているんでしょうね。自分たちの総括も未だに出来ないで揚げ足取りだけという無能な政党という認識が最早コンセンサスになりつつありますから。