今回の19号でも停電や断水などの被害が相次ぎましたが、断水というと給水車の手配ですが、それを巡りひと悶着ありました。
神奈川県山北町が、隣接する静岡県側の陸自連絡を取り合い、いざ断水となった時点で自衛隊が出動したところ、神奈川県からの要請がないからと給水車による給水支援にストップがかかり、6時間後にやってきた県手配の給水車によりようやく給水が始まりました。
今そこにある水が使えないという理不尽な状況でしたが、神奈川県側は自衛隊との交渉は県の仕事であり、山北町が勝手にしたのが気にくわなかったのでしょう。一方山北町は県西部の外れということもあり、県東部にある横浜市の県庁の判断には温度差があると日頃から感じているのでしょう、県西部への配慮をと特に訴えたわけで、結局県知事が謝罪しています。
なんとも縦割りというか、善意をあだで返すような県のやり口ですが、まあ県知事が謝罪して落ち着きを取り戻したとはいえ、昨今の災害では季節にもよりますが断水というのは一番厳しいわけで、それへの対応でこのザマは問題過ぎました。
ところがこの問題で、ネット界隈の一部におかしな動きがみられます。
あたかもこの報道が「フェイク」だという書き込みが拡散されているのです。
実はこの問題を最初に報じたのはタブロイド紙のニュースサイトですが、自衛隊の給水車が無駄になって水を捨てたという趣獅フ報道になっており、水はきちんと持ち帰って使っていますという反論がなされていました。
それが全体をフェイクニュースだという書き込みはどういう趣獅ネのか。
ニュース全体がフェイクだとすれば、神奈川県はこんな無慈悲な行動はしていない、ということになるわけで、フェイクとして拡散する動きはこうした「誤認」を招く行動です。
もちろん水を捨てたということは誤報ですが、自衛隊の給水車を使わせなかったという本件の根幹に虚偽はなく、だからこそ県知事が謝罪しているのです。
結局これは有名な「ご飯論法」であり、「水は捨てていない!フェイクだ!!」と確かに正しい主張ですが、一部の相違をもって全体を否定してしまうのは、悪意を感じますね。
神奈川県山北町が、隣接する静岡県側の陸自連絡を取り合い、いざ断水となった時点で自衛隊が出動したところ、神奈川県からの要請がないからと給水車による給水支援にストップがかかり、6時間後にやってきた県手配の給水車によりようやく給水が始まりました。
今そこにある水が使えないという理不尽な状況でしたが、神奈川県側は自衛隊との交渉は県の仕事であり、山北町が勝手にしたのが気にくわなかったのでしょう。一方山北町は県西部の外れということもあり、県東部にある横浜市の県庁の判断には温度差があると日頃から感じているのでしょう、県西部への配慮をと特に訴えたわけで、結局県知事が謝罪しています。
なんとも縦割りというか、善意をあだで返すような県のやり口ですが、まあ県知事が謝罪して落ち着きを取り戻したとはいえ、昨今の災害では季節にもよりますが断水というのは一番厳しいわけで、それへの対応でこのザマは問題過ぎました。
ところがこの問題で、ネット界隈の一部におかしな動きがみられます。
あたかもこの報道が「フェイク」だという書き込みが拡散されているのです。
実はこの問題を最初に報じたのはタブロイド紙のニュースサイトですが、自衛隊の給水車が無駄になって水を捨てたという趣獅フ報道になっており、水はきちんと持ち帰って使っていますという反論がなされていました。
それが全体をフェイクニュースだという書き込みはどういう趣獅ネのか。
ニュース全体がフェイクだとすれば、神奈川県はこんな無慈悲な行動はしていない、ということになるわけで、フェイクとして拡散する動きはこうした「誤認」を招く行動です。
もちろん水を捨てたということは誤報ですが、自衛隊の給水車を使わせなかったという本件の根幹に虚偽はなく、だからこそ県知事が謝罪しているのです。
結局これは有名な「ご飯論法」であり、「水は捨てていない!フェイクだ!!」と確かに正しい主張ですが、一部の相違をもって全体を否定してしまうのは、悪意を感じますね。