Straphangers’ Room2022

旧Straphangers' Eyeや習志野原の掲示板の管理人の書きなぐりです

ラッピング on ラッピング

2013-08-09 00:20:00 | 交通
103系デビュー50周年を記念した「みどりの山手線」ですが、E231系にラッピングをしたら、SUS車特有の「継ぎ目」がウィンドシル、ヘッダーのようになってしまい、103系どころか旧型国電、色合いからしたら可部線の72系のようにも見えます。
おまけに記念のカスタムトレインのはずが、色合いを生かして「伊江衛門」の宣伝に使われるなど、記念なのか何なのかと言う状態です。

その「みどりの山手線」編成がまた宣伝を纏っています。
ちょうど通勤時間帯に遭遇したんですが、「みどり...」が来たと思うと、戸袋部にシールが貼られているのを見て「おいおいまたかよ」とつぶやきかけたんですが、その「ラッピング」を見て驚きました。脱帽です。

「リラックマ」のイラストなんですが、戸袋部に、というか、戸袋窓のイラストなんですよ。窓越しに車内のリラックマが見えると言う趣向です。205系以降廃止された戸袋窓ですが、「みどりの山手線」ということで103系をイメージするのであれば実は欠かせないアイテムです。
JR西日本では103系が未だに現役ですが、腐食防止の目的もあり、戸袋窓は埋められているわけで、それをイラストで再現したのです。



一部の戸袋部にはないのですが、一部には103系の低運転台車の正面イラストもあり、これは技ありです。
イラストで再現と言うユニークさも光りますが、色さえ一緒ならいいだろ、というような「リバイバルトレイン」よりはるかに優れた「リバイバル」といえます。

リラックマが戸袋窓から顔を出すと言うありえないメ[ズもありますが、まあそれはご愛嬌ということで。
バスなんかである窓へのラッピングも出来れば、そこで顔出しとか、「田の字」の二段ユニット窓を「復活」するとか出来ますけどね。
103系らしく全開モードとかも...