Straphangers’ Room2022

旧Straphangers' Eyeや習志野原の掲示板の管理人の書きなぐりです

ジャーナル社長交代

2010-02-20 01:42:00 | 書評
ジャーナルの4月号を入手しましたが、発売者の移管について何の説明もありません。
なんか最低限の説明責任くらい果たしてほしいのですが、一言の説明も無いと言うのは最悪です。

一方、別冊と旅と鉄道のバックナンバーの取り扱いを3月19日限りとすると言う告知にも驚きました。
在庫は棚卸資産とはいえ、「長期滞留」でもあるわけで、野放図に維持するわけにはいかないとはいえ、一斉絶版と言うのはさすがに驚きます。

本誌のほうは1年半は確保するとありますが、バックナンバーの維持は鉄道雑誌特有のサービスだっただけに、一般雑誌の常識に合わせにかかったとはいえ、寂しさを感じます。

そしてさらに驚きの変化がありました。
成美堂出版発売となった前号は従来通り「発行人 駐㈲I元」だったのに、今号は「発行人 深見悦司」となっています。発行所は鉄道ジャーナル社のままですから、社長が替わったということです。

3月号の際に何の音沙汰も無かった公式サイトを見てみると、会社概要のところがいつの間にか変わっており、「代表取締役社長 深見悦司」と社長交代が公式にリリースされています。

この深見氏を検索してみたところ、成美堂出版の代表取締役会長とのことで、名実ともに成美堂出版の一部門になったといえます。

ちなみに、上で触れたバックナンバーの件ですが、注文先を「鉄道ジャーナル社(営業部)」としていますが、これも2月号までの奥付に記載の組織には無かった部署であり、今回の会社概要で初めて出てきた部署です。

こうなると、いよいよ「名前だけ残った」と言う状態になった感があります。


指弾すべきは

2010-02-20 01:02:00 | 時事
バンクーバー冬季五輪、例のお騒がせのスノボ選手は8位入賞でした。
個人的には厳しく指弾したように認めたくはないのですが、入賞という最低限のハードルはクリアしたことは素直に評価せざるをえません。有力選手がいないとか、メダルには程遠いといった批判材料はありますが、それでも入賞という事実に変わりはありません。

しかし一部のメディアはもう引っ込みがつかないのか、競技後おそらく不本意で異常な精神状態であろうところを取材して、文字通り言葉尻を捉えてそれを大見出しで批判記事にするというのはいかがなものか。
朝青龍の時にも熱心にバッシングを繰り広げたメディアグループのスメ[ツ紙だけに、「敵」とみるや業績も何も見えなくなってしまったのでしょうか。これでは「新聞」の名にも値しません。

そして優等生ならいいのか、と言うとそうでもないわけで、女子のスケルトンにリュージュと、規定合格シールをはがして失格とか、重量制限オーバーで失格とか、競技外のお騒がせどころか、凡ミスで競技をさせてもらえないと言う論外の事態が連続しているわけです。

本来、競技をしに行ったのに競技をさせてもらえなかった、という自らのミスでバンクーバー行きの目的の入口にすら立てなかったことは、まさに「何しに行ったの?」であり、厳しく指弾しなければいけないのですが、スノボ騒動に目を奪われ、もっと「悪質」なアクシデントが半ばスルーされています。

この2種目は論外中の論外ですが、その他でも毎度恒例?の「その他大勢」に沈んだ選手たちもいかがなものか。一例をあげれば、「最年少選手」として脚光を浴びたスピードスケートの選手がいましたが、結果は事実上の最下位でした。

いかに「参加することに意義がある」とはいえ、いくつもの競技が「事業仕分け」で厳しく指摘を受けている現状で、この選手のようにメダルどころか入賞すら程遠い結果しか残せない選手と、それを大量に派遣している競技団体など、本業に疑義があるケースを批判しないで、本業外の騒動にご執心というのでは、スメ[ツメディアの底の浅さを感じます。