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Straphangers’ Room2022

旧Straphangers' Eyeや習志野原の掲示板の管理人の書きなぐりです

工作がバレたら困るから、という勢力と支持するポータル

2025-08-31 11:55:31 | 時事
ファクトチェック批判をポータルが掲載していますが、論者が選挙ゴロ一派の議員の元秘書ですから実に分かりやすいですね。そしてそれを掲載するポータルが肯定するコメントを「おすすめ」ですから、何のことは無い、「オールドメディア」とか言って一番悪質なのはネットメディアです。


結局「オールドメディア」にいつまで経っても信憑性で上回れないわけです。なんだかんだと言って法人として、編集者として、そして記者として、実名主義で責任の所在を明らかにしています。無記名記事でやらかせば編集者、法人が批判され責任を負いますが、ネットメディアはどうでしょうね。誰が編集者で誰が記者かもはっきりしません。法人もですね。「報道しない自由」は確かに悪弊ですが、垂れ流す自由もないわけです。ネットに流せばあとは制御不能で、否定しようが切り取ってデマが広まります。

ネットメディアというか、ネット自体が誰でも情報を発信できるツールですから、悪意を持っての情報操作が確実に存在するわけで、実際に政党がネットを使って世論誘導を図っていると事実上公言しています。そして発信者でなくともこういうニュースが、と「拡散」することでデマに加担している人もいますし、それを装って悪意で拡散している人もいます。

昨夜のNHKニュースでは、各地の史料館にある遺書や写真を用いて生成AIで「動画」を作っているというコーナーがありました。そして遺書の内容が改竄されていたり、全く違う特攻隊のエピソードになっていたりと、動画という信じ込みやすいツールを悪用した「歴史修正」が今既に現在進行中です。

先日も地方にある有名な施設に行きましたが、遺書などのコーナーはプライバシーなどの問題があるので撮影禁止となっていました。当日はなんか晒上げる不届者がいるのか、と呆れた記憶がありますが、今にして思えばこれも「改竄」問題が多分にあるのでしょう。そして何よりも卑劣極まるのが「想い」の改竄、捏造で、まさに英霊への冒涜であり、それで「お国のために」と演出しているのであれば、保守や愛国のかけらもない人間の屑でしょう。

靖国の遊就館もそうですが、そこに納められた「遺書」は非常に生々しく、涙無くして読めません。勇ましいことは書かれていない、書いてあっても通り一遍で、親兄弟、家族への想いが全てです。それを「愛国の戦士」として家族に別れを告げた、と捏造しているのです。

越えてはいけない一線というか、テクノロジーを悪用してイデオロギーを正当化しています。NHKのニュースはまさにファクトチェックと注意喚起ですが、ファクトチェックで困るのはこういう歴史修正、捏造であり、ネット戦略に長けているだけに厄介です。だってみんなファクトチェックはおかしいと言ってる、と信じ込む情弱も多いですが、ネット上で多数派工作というのはイロハのイです。それこそ四半世紀前に交通系掲示板でIPを多数用意して多数派工作して反対者を封じようとしていた事象を見ていますから。何かの偶然でこの批判者はもともと批判している人じゃね、とバレた瞬間、たくさんいるはずの批判者がすべて消えましたから。

そして渦中の政治家などの言動を見ればわかるとおり、息を吐くようにウソをついて恥じないわけです。
あるいは都合のいいときだけ発言を無条件で信じると。今朝のフジ系の時事番組で外国人問題が出ていましたが、埼玉県知事と法相まで出してクルド人問題を否定したいようですが、その根拠の一つが「トルコ政府は迫害なんかしていない」というトルコ政府の主張を前提にしているわけです。「あなたは迫害していますか」と訊かれてハイと答える人はいませんからね。結局ファクトチェックなんですよ。一部メディアは主観的な分野で「正しい」「正しくない」を基準にしているなんちゃってファクトチェックでしたが、客観的事実との照合結果が出ているわけで、その結論が気に食わなくとも、その事実との照合を説明できなくては反論になりません。まさに「調査報道」の延長であり、「オールドメディア」の独壇場です。



国益を言い募り結果損なうご都合主義

2025-08-29 20:57:52 | 時事
「ホームタウン」の問題、煽っている側の思うつぼというか、メディア自身が妨害したいのか、全力で潰しにかかっている感じです。というかもはや手遅れであり、因果を含んでるとしても相手国にその発表を撤回させるような押しつけです。ネット界隈の誹謗中傷はもとより、日本に対する心証は最悪です。

「ホームタウン」というと「ふるさと」だから移民だ、と言いたげなフジ系のニュースショーはその典型。ほう、じゃあ「ふるさと納税」は移民(国内だから移住)か、といえば馬鹿らしい主張でしょう。「ふるさと納税」をすると移住ですか?その街に肉やカニの供給源としか思っていないでしょうに。


サッカーW杯や五輪でのキャンプ地としての交流、協力でしかないのに、というのも、じゃあその程度の表面的な交流だったのかという話。いみじくも「姉妹都市」「友好都市」との違いと出ていましたが、大阪市が慰安婦問題で韓国の尻馬に乗ったサンフランシスコとの協定を破棄したのが異例になるくらいの何も考えないに等しい「交流」ではない話をアフリカとしようとする「政策」ですからね。

木更津市が排他感情と嫌悪感むき出しで反対するナイジェリアがどういう国か。日本がアフリカ諸国と友好関係だけでなく、実務面での結びつきを深めていかないといけない、という「国策」「国益」での施策です。JICAでの抗議運動が出てましたが、国旗を振りかざしての無知丸出し、感情丸出しの「抗議」は、国旗を振って軍歌を大音響で流して「反共」をがなり立てる街宣右翼とどこが違うのか。政府もここまで外交に影響を及ぼしかねない行動に対しては、厳しく反論して押さえつける必要があるでしょう。それが各国に対するエクスキューズにもなります。

それこそ日頃「国益」ガーとか言っているフジサンケイがこれですから、いかに日頃の主張がインチキかということがわかります。あるいは拉致問題解決のために米国追随を、というくらいの売国メディアですから、アフリカ諸国と関係を深めるということが不都合なんでしょうね。リテラシー以前の問題として、「国策」「国益」を妨害するものとしてまず排除したうえで、そういう無知蒙昧を増やさないための教育を徹底すべきでしょう。

ちなみにナイジェリアが「撤回」したビザに関するくだりですが、現行法では優秀な人材を導入するためのビザ制度がないわけです。単純労働者でないレベルの人材が安心して日本に来れるにはかなりの「メリット」を打ち出さないと無理でしょう。欧米どころか中国にも負けますからね。政府やJICAもはっきり言えばいいんです。国益のために現地エリート層に振り向いてもらうための優遇策を講じますと。そうでなければ単純労働者でも相当に難があるレベルでないと来ないという現実がありますから。

「日本スゴイ」で日夜オナニーに励む国士様がどれだけ国益に寄与しているのか。大方がスマホを凝視するだけのヒキコモリレベルでしょう。少し前まではPCの画面にかじりつく、と揶揄されていましたが、PCすら触れないようなレベルでしょうから。移民が嫌なら、自分たちがお外に出て外国人労働者が担っている単純労働に従事しろと言いたいです。それではじめて我が国に対する「奉公」になります。そう、鎌倉時代の「御恩と奉公」じゃないですが、国家の恩恵を受けたいのならそれに見合う「奉公」が必要です。その奉公の部分を外国人に頼りながら御恩は受けたい、外国人には与えない、という身勝手な手合いが騒いでいるのです。

なお、「御恩と奉公」は御恩がない「やり甲斐詐欺」が通用しないということも示しています。忠誠だなんだというのは江戸時代以降の太平の世の話で、戦地で奮闘してもらうには「御恩」がないと離反されます。近世の「創作」である武士道を神聖視する人には見えていない史実です。



国が置き去りなら国民はいびり出しか

2025-08-28 21:00:51 | 時事
「ホームタウン」で誹謗中傷などかわいいとしか言いようがないですね。ネット界隈の排外主義の本音は。
タリバン政権樹立で日本に逃れて難民申請が認められたアフガン人が日本語習得に苦戦という記事に対し、なんで日本にいるのか、とかイスラム圏に引き取ってもらえとか言いたい放題です。

だいたいクルド人問題で頑として難民認定しない日本政府が、500人近いアフガン人を難民認定した理由も見えていないわけです。現地の大使館などで雇用していたアフガン人ですよ。タリバン政権になれば「利敵者」として迫害が必至ということで日本に避難したわけです。誰がどう見ても難民ですし、その原因は日本政府が雇用していたということに尽きます。

イスラム圏は既に多くのアフガン人を引き受けていますよ。そして在外公館で雇用していたアフガン人を引き受けるのは基本その国です。あとはあんたよろしく、という国はありません。そもそも2021年のタリバン政権成立の際、現地職員とその家族を置き去りにして大使館員が逃げたという信義に悖る事態を起こしているのが日本政府です。それで他のイスラム圏で引き取ってね、なんていった日には日本の信頼は地に落ちますよ。都合の悪いことは忘れるネット民のリテラシーの低さ並みにね。米国やEU諸国、そして韓国も大使館員が踏ん張り、現地職員のうち国外退避を希望する人を救出しています。
大使館員が真っ先に逃げて指揮者不在となったのは日本くらいです。

そういえばネット界隈ではフィリピン在住日本人問題とか、当時の政府の不始末にかかる対応を否定する傾向にありますね。いわんや人道の「じ」の字は1ミリもないわけです。それでいて台湾有事とか威勢のいいことを言っていますが、戦況次第では日本人も「避難」する事態は十分あり得ます。そうなったとき、過去の「難民」への塩対応は自分に刺さるブーメランになります。有色人種で、キリスト教徒でもない、イスラム教徒でもない。周辺諸国に塩対応をしてきてこれで助けてもらえるとでも。情けは人の為ならず、の正しい意味が理解されていないという話がありますが、冗談のような話になっています。

今回の参院選の結果もそうですが、ネトウヨレベルの発想が実は国民のコンセンサスになっているのも問題でしょう。
もともと「外人」という言葉やそれを茶化したプロ野球での「害人」という表現にあるように、日本人は実は排他性が強い民族です。国レベルだけでなく、地方、都道府県、基礎自治体から集落に至るまで、共同体の内側では団結しますが、外に向けては激しい排他性を示します。ですから昨今のネトウヨレベルの思考回路は実は国民性との親和性が高く、故に参院選での結果となったわけです。

ゼロ年代前半、日韓W杯共催のいきさつやその結果から、韓流ブームなどポジティブな感情が多かった対韓感情が一気に悪化しましたが、「嫌韓」をテーマにした書籍がベストセラーになるなど、ネトウヨとされる範囲を越えた一般化が見られました。そうなると手が付けられなくなるわけで、一般人が普通にメディアは韓国びいき、とか公言するようになりましたが、それが嵩じて全方位の「嫌悪」になっている感じです。

もちろん1970年代の日中友好ブームのように「日中友好世々代々子々孫々」でないと、というのは「嫌悪」の裏返しに過ぎず、言うべきことは言う、という「正常化」が必要です。しかしそこにあるべきは、外国人と共生する、という大前提です。きれいごとを、というでしょうが、好むと好まないとにかかわらず、外国人が当たり前にいる社会をもはや否定できませんし、それを否定したら日本人は海外で活動できなくなります。オーバーツーリズムの責任をインバウンドだけに負わせることを是とするのであれば、日本人もまた海外で締め出されます。「相互主義」は外国人の土地所有禁止だけではありません。

そうそう、海外からの支援は何も「台湾有事」だけではありません。東日本大震災では「トモダチ作戦」として米軍の支援を受けましたし、三陸鉄道はクウェートからの支援で車両を整備できたように、そういう大規模災害でも受けることになります。塩対応で信頼無くして誰が助けてくれるのか。まさに情けは人の為ならずです。



スポーツと距離を置く好機

2025-08-27 20:43:26 | 時事
あるいは「スポーツ」を見直すいい機会でしょう。スポーツといえば何でもOKのような風潮はやめにしましょう。
勉強するところのはずの高校や大学(なかには中学以下でも)なのに日夜スポーツに明け暮れるっておかしいですよね。それで普通科の高卒資格とか、大学で学位記を取れるって何を根拠に。せいぜいスポーツ専門学校としないといけません。

そういう社会の「歪み」を糺すいい機会でしょう。勉強をしないでスポーツに明け暮れて称賛される。勉強に明け暮れて優秀な成績を取っても「ガリ勉」と蔑まれる。先進国の学力比較で日本の実力が低下とか言ってますが、そりゃ当たり前です。学力が高い子が社会的に評価されてこないのですから。子供の憧れがスポーツ選手や芸能人、というのを当然視して追認してきてたんですからね。戦前から戦後にかけて、要は戦前教育を受けた人に育てられた世代までは「末は博士か大臣か」というのを成功として目標にしてきたわけで、それが戦後の高度成長までの人材を生み出しましたが、今や憧れがスポーツ選手ならまだ御の字で、動画配信者とかいいだすのですから、さらに悪化しています。後進国化と批判していますが、後進国のほうがまだ健全に上昇志向があります。

プロスポーツもそう。完全なる「見世物」ですからね。何をありがたがっているのか。もちろん世界一を目指す、というような目的意識があり、それを達成するための努力であれば、一つの人生として尊重すべきですが、ぬるま湯の見世物レベルであれば、それ相応の人生に過ぎません。

そもそもスポーツというのは保健的な目的としての個人の運動以外は「娯楽」に過ぎません。やるにしても見るにしても。
古代から、ギリシャローマの時代から市民の不満を抑えるためのツールとして「パンと見世物」が代表的ですが、その「見世物」はスポーツのジャンルでした。そして愚民化政策の象徴としての「3S政策」がありますが、そこにも「Sports」が座っています。戦後はまさにそれで従順な国民を形成してきたわけで、大宅壮一の有名な「一億総白痴化」のフレーズも、メディアのメニューを見ての話であり、当然そこの筆頭がスポーツであるという意識があるわけです。

五輪がその代表ですが、そこまでありがたがるものか、予算をかけるものなのか。冷静に見直して距離を置けばいい話ですが、あれこれとって付けたような理屈でスポーツをさらに浸透させようとしています。近年ではサッカー業界がそれを見事にやらかしましたよね。サッカーW杯が世界でいかに重要かと洗脳してプロサッカーを根付かせた。我が国の公旗を掲げる自由すら奪うような反逆行為の主犯ですがサッカー第一となってしまって反論しない。古代からのスポーツの弊害がここでも繰り返されています。

ちなみにもともとWBCに対してMLBは塩対応だったのに、商売になるとわかったら手のひらクルーですね。運営権を握っていてよかったということでしょう。2028年の次期五輪はLAですから野球を競技に入れてさらに稼ぐというシナリオでしょう。
そして政治経済と同様、米国の無理難題に対してそれでも靴の裏を舐めて追随するしかない、という立ち位置に成り下がったようですね。



汗をかかない手合いが悪しき前例を作った

2025-08-27 20:41:20 | 時事
無責任な「ネット世論」が寄ってたかって我が国外交を歪めたという悪しき先例になりましたね。
さらに悪いことに、少なくともこの4ヶ国に対して日本で歓迎されていないという印象を強く与えてしまいました。なにせナイジェリアはHIV大国だから性にだらしない国民が大量にやってくるとか、誹謗中傷にも程があるというレベル。いや、外交問題になってもおかしくないですし、当然この騒動を注視している中国がそれを利用してますます囲い込むでしょう。

ビザや移民の問題ですが、本当のところは一定の移住、定住を目論んでいるでしょう。技能研修生という名の奴隷の如き単純労働者ではなく、エリート層の招致ですよ。なんだかんだと言って住みづらい印象をなくし、家族ぐるみで日本ファンを増やすという戦略です。当然国に帰れば指導者層ですからね、それが日本びいきなのか中国びいきかでは将来は天と地ほどの差になります。

今回騒いでいる連中は、各国を単純に「親日国」とか言っていますが、そうであり続けるためにはどうしたらいいのか。
来てくれるな、怪しげな連中が来る、とか言いたい放題では、よしんば来たとしてもバイアスがかかった状態で嫌々ですから、帰国しても日本を顧みるかどうか。是々非々で付き合ってくれればラッキーというレベルになります。

なお、坂道を転げ落ちている日本にまともな人材が来なくなるわけで、それはブルーカラーでも同じです。ドルベースというか、母国通貨ベースでも日本以外に出稼ぎに行った方が儲かりますから。ちなみにホワイトカラーは現地法人が日本並みの賃金でも集められない時代になっています。それくらい日本はいろいろな面で安い国になりました。
そうなると本国でも食い詰めているレベルの人材、単純労働者としても相当厳しい人材しか来ないわけで、そうなると残念ながら治安などの問題は悪化します。同時に日本人も余裕がなくなっている状態では当然治安などあらゆる面が悪化するでしょうね。それこそ余裕がなかった戦後すぐとか、置き引き空き巣から殺人まで、普遍的に発生していましたよ。日本人の犯行として。

まあ今回寄ってたかって批判した人たちは、じゃあ海外との交流も何もなく我が国だけでやっていけると言うのであれば、まず自分たちから第一次産業をはじめとする単純労働に低賃金で就労させるべきでしょう。あとは介護とか実質肉体労働の現場も。そうそう、海外からの介護人材はおおむね好評ですが、日本人は陰湿に危害を加えるとかいろいろありますよね。介護ではなく障害者施設ですが前代未聞の大量殺人もありましたし。