庵KM

技術屋OBの環境問題独り言

経済問題。交通問題。健康問題。そして、日本の国創り問題。快適社会問題。

ロシア人が感激する北方四島の開発成果を描き出せ。

2018-12-13 | 海洋産業問題

ロシアが北方領土の返還において、議題にすらあげようとしない、国後、択捉島の返還を実現するのは容易ではない。

特に、すでに戦後70年も経っている状況で、ロシア人の入植と定住がすすみ、かなりの人口が実態として存在する。

日本に主権を返還すると言っても、既存の住民の扱いや生活保障は容易なことでないし、日本に帰化する可能性も少ない。

それを見越して、安倍政権は、二島先行返還だけの交渉にとどめて、【平和条約締結を急いで済ませる可能性】を探っている。

これこそ、日本の力を発揮させる機会を投げ打ってしまう愚挙であり、4島返還が自分の手では、できないと放棄しているのだ。

こんな政権のリーダーに、日本の大事な領土返還、主権の回復を委ねる訳にはいかない。

できないと思っているなら、北方領土問題に手を染めないことだ。

あと3年後には、次のリーダーが国内の人材の総合力と知恵を結集すれば、「ロシア人が感激する、開発成果を実証」できるはずである。

二島の先行返還の期間に、「北方漁業開発研究所」の成果を示すことで、国後、択捉島の住民が、日本への帰属を要望するように実行すべきだ。

ロシア側から、『四島の全面返還を言い出す経済開発の可能性』を、目に見える形で提示できるかが、国民の利益を守る政府の役割だ。

できないなら退陣して、次世代のリーダーに委託するべきであろう。


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