庵KM

技術屋OBの環境問題独り言

経済問題。交通問題。健康問題。そして、日本の国創り問題。快適社会問題。

「ブログ」は開設したけれど、行く先はジャングルか。

2009-02-15 | 国語・日本語・漢字
どうにか「ブログ開設」の階段を一段上がったところで、「パソコン塾」の村上さんから、あとは、
『その他ブログ設定・ユーザー設定・テンプレート設定・コメント管理などをクリックし編集してみて下さい。』
とメールで伝えられました。言葉の意味するところはわからないままに、ガチャガチャやってみなさい。ということのようです。
まあ、年寄(60歳代)の手習いというところでしょうか。

ところで、昨日、わたしの篆刻の先生(篆刻は、別の機会に掲載します。)と話をしているなかで、《ブログ》の話題になりました。
先生(私より4歳年上)は、インターネット検索までは使っているが、それ以上のソフト(道具、ツール)は使わない。やはり私と同じで、個人メールが主である。
なぜ、《ブログ》には手を出さないのか、いろいろ聞いてますと、やはり、世間でいろいろと、ウイルス騒ぎとか、書き込みによるトラブルを耳にすると、危ないものには近寄らない、手を出さない。というのが理由のようです。
ホームページ開設には、興味を持ったこともあるが、やり方がトンと分からず、これも近寄らないことにしている。しかし、ホームページを利用しての情報検索は頻繁に利用している。
私も含めた「老年世代」は、この辺が共通の認識ではないでしょうか。

私の先生は、個人の趣味を超えたレベルの「大の魚通」です。行くと必ず魚談義になり、日本はまわり中が海にかこまれ、しかも、近海にくる魚が美味であることで、恵まれている環境にある。しかし、都会の人たちは、おいしい魚から遠ざけられている。なんとか、多くの人に魚のおいしさを知ってもらいたい。という思いで、60過ぎてから、「魚の卸商」の資格を取って、
「超・鮮魚だけを売る魚屋」魚のアトリエ”浜どんと”を始めている。
この仕組みについては、別の機会にするとして、”浜どんと”のことが、神奈川新聞に昨年の秋に採り上げられた。また、横浜市の広報誌にも採り上げられている。

そこまでは良いのだが、インターネット上で、この”浜どんと”のことを検索すると、標題がいろいろと出てくる。
先生は、自分の関与していないところで、自分の名前や状況がいろいろとインターネット上で書かれている。ということが、かなり不安があるようです。
新聞記事の内容は記者が取材にきて、発行後に新聞記事の内容を確認し、間違いがないか、変なことが書かれていないか確認できる。
しかしインターネットの中で(自分に知らないところで)いろいろと紹介されたり、コメントや評論が載っている。これは、いったい、どういうことになっているのか?
新聞・雑誌・テレビで、ずっと情報に接して来た世代にとって、インターネットの世界は、得体の知れないことが起きる警戒する必要のある世界である。という感覚です。
世の中には、善意の人ばかりではないし、そうでなくても、誤った伝え方や誤解も混ざった情報が飛び交うと、どんな被害が及ぶかもしれない。

さて、否応なくIT(いっと・と読む人もいる)社会に突入しているのだから、どうするのが、それに対して被害をこうむらないか?守りだけではなく、それを有効に使って、生活を豊かにするには、どうするのか?そのために制度やマナーはどうやって行くのが良いのか?いろいろと考えさせられるようです。
老人の独り言。