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2015年4月1日ダイヤ改正(5)

2015年04月02日 |   ┣ ダイヤ改正2015
(つづき)
那珂川町コミュニティバス「かわせみ」、4月からの運行ルートのイメージはだいたいこんな感じ。
※あくまで、即席で作成した「イメージ」なので、細かくみるとおかしなところがあると思います。


3月までとどう変わったかについては、先日の記事でも書いたのだが、「那珂川営業所」に全ての路線が停車するようになったというのは大きな変化だと思う。

そして、「那珂川営業所→博多南駅→ミリカ→那珂川営業所」を走る「5番 南駅・ミリカ線」が一日当たり30本以上という、この手のバスとしてはかなり多い便数で運行され、各方面から駅や公共施設に行くときに、ここ那珂川営業所での乗り継ぎが想定されている。

西鉄バスの「那珂川営業所」が、「博多南駅」よりも「ミリカローデン」よりも「那珂川町役場」よりも、重要な拠点として位置づけられたことは興味深い。


その西鉄那珂川営業所。


反対側では、


「かわせみバス停シェルター」の設置工事中(既に出来上がっているかもしれません)。


でも、せっかくここが拠点とされたのだから、「野方(壱岐営業所構内)」のように営業所敷地内に新たな待合所を造って、南に行くものも北に行くものも全便が停車するするようにするくらいのことはしてもよかったのではないだろうか。


横断歩道も遠く、道の反対側に行くのは、現状では決して容易ではないと思われます。
(つづく)

2015年4月1日ダイヤ改正(4)

2015年04月01日 |   ┣ ダイヤ改正2015
(つづき)
4月1日から、博多駅、天神と糸島市波多江の「伊都菜彩」を結ぶ「特急」が、3ヶ月間の期間限定で運行を開始する。

一日4往復が運行され、そのうち2便は昭和バスが運行するとのことで、かつての「周船寺急行」も思い出す。

天神北と伊都菜彩の間で、西鉄は「野方」に、昭和は「九大学研都市駅」に停車するという変則パターンだが、うまくいくでしょうか。

先日の記事で、
“道の駅むなかた、旧伊藤伝右衛門邸と、観光需要狙いの路線開設が相次いでいるが、門司港や柳川は鉄道に勝てそうにないし、他に同様のバス路線が考えられそうなところはあるでしょうかね?”
と書いたのだが、農産物直売所としては全国1位の売上を誇るという「伊都菜彩」へのバスというのは、路線展開としてはアリではないかと思う。
ただ、野菜がたくさん入ったビニール袋を抱えて都心まで戻るのは結構大変では?という懸念はありますが(これは「道の駅むなかた」についても同様)。

また、先日お伝えした以外にも、いくつかバス停名の変更が。

 旧 市役所北口・アクロス福岡前 → 新 天神東・アクロス福岡前
 旧 西鉄グランドホテル前 → 新 天神西・西鉄グランドホテル前
 旧 箱崎 → 新 箱崎宮・県立図書館前
 旧 馬出 → 新 博多女子高校前
 旧 千早 → 新 国道千早
 旧 脇田 → 新 粕屋警察署前

「天神東」「天神西」は、観光客などへのわかりやすさという意味ではよいと思う。
ただ、いずれのバス停も、運賃境界の面では「天神」に含まれないのが難点といえば難点。

「箱崎」は市内電車の電停名を今に伝えてきた名称だったが、バス停の名称としては抽象的すぎるのも事実であり、時代の流れの中では仕方ないのだろうか。

「国道千早」は、「千早駅」と区別するためと思われる。
これはこれでまあいいとして、今後もし、名島や貝塚などにも「国道」が付きだすと、検索の際の弊害は出てくるかも。

「脇田」と「粕屋警察署前」はほぼ同じ場所なので、統一されるのは歓迎。
74番」の上脇田行きの行先表示も、「(上段大文字)粕屋警察署(下段小文字)上脇田」とかにすれば、「DWK」はいくぶん低下しそうだが、もはやそこまでのやる気はないかもしれません。

その他、「筑豊急行」が、新たに「東光二丁目」に停車するようになるとのこと。
(つづく)

記事の日付にご注意ください。

2015年4月1日ダイヤ改正(3)

2015年03月28日 |   ┣ ダイヤ改正2015
(つづき)
先日の記事へのコメントで、那珂川町コミュニティバス「かわせみ」が4月から大きく変わるという情報をいただきました。

那珂川町には年に何度も行くのですが、この時期、西鉄バスのダイヤ改正にばかり目がいってしまって、完全に見落としておりました。
情報をいただいたことに、深く感謝しております。

改正の概要を、自分なりに要約すると以下の通り。

・「北西部ルート」が一部ルート変更のうえ「片縄線」に名称変更し、左回りに「1番」、右回りに「2番」という番号が付く。

・「北東部ルート」が一部ルート変更のうえ「安徳線」に名称変更し、左回りに「3番」、右回りに「4番」という番号が付く。

那珂川営業所→今光→博多南駅ミリカ→那珂川営業所を循環する「南駅・ミリカ線」が新設され、「5番」という番号が付く。

・南部地区に向かう「南畑線」「西畑・南面里線」が「南畑線」「西畑線」「埋金線」「山田線」に再編され、それぞれ「6番」「7番」「8番」「9番」という番号が付く。

「北西部ルート」→「片縄線」、「北東部ルート」→「安徳線」は、単なる名称変更だけではなく、ルートも結構変わっている。

現行の「北西部ルート」と新「片縄線」のルートの主な違いは、安徳公民館~ミリカ間が五郎丸四丁目経由から現人神社経由に、ミリカ~博多南駅間が松木経由から那珂川営業所経由になる点。

現行の「北東部ルート」と新「安徳線」のルートの主な違いは、博多南駅~那珂川橋間が今光経由から安徳北小前経由に(今光へは新たに「5番」が走る)、ミリカ~安徳公民館間のルートが現人神社経由から五郎丸四丁目経由に(実質的には「片縄線」と入れ替え)変更となり、さらに、上梶原より奥の、楠木、中ノ瀬に新たに乗り入れる点である。

また、「南駅・ミリカ線」は、通勤時間帯は、那珂川営業所ではなく博多南駅を起点とする循環運行となる(通勤時間帯はマイクロバス、日中はハイエースで運行とのこと)。

南部地区で新たにバスが走ることになる主なところは、「西畑線」が乗り入れる萩ノ原地区(西畑から福岡市南区の柏原方向に向かう途中の集落。油山牧場の南東端あたり)、「埋金線」が乗り入れる京(みやこ)団地(旭団地のさらに上)、成竹、埋金公民館、「山田線」が乗り入れる冠ケ丘(国道385号西側の高台の住宅団地)、山田団地、青雲台(こちらは国道東側の高台の住宅団地)など。
かなり大雑把にいうと、「南畑線」は概ねそのまま、「山田線」は新設、「西畑線」と「埋金線」は、「西畑・南面里線」を西畑と南面里で分けて、南面里のほうを埋金まで延長したような感じ。

循環路線の運行形態は春日市、循環路線への番号の付け方は太宰府市、中心部の循環路線は新宮町、郊外への路線設定や乗り継ぎ対策は宗像市…という感じで、いろんな自治体の事例のいいところを積極的に採用したのかなぁという印象。

那珂川町は、車両基地から博多駅までの回送の新幹線の営業運転化を経験している訳なので、那珂川営業所と博多南駅の間を多く走る「回送」の西鉄バスの営業運転化も実現させてほしかったところ(笑)。

あと、記事にするタイミングを失ったまま時が流れてしまいましたが、春日市コミュニティバス「やよい」も3月1日からリニューアルしています。

これまでの 「桜ヶ丘線」「須玖線」「上白水線」「平田台線」「春日原線」の5路線に、「星見ヶ丘線」と「春日公園線」という2路線が加わり、全7路線体制となり、新たにJR大野城駅や、星見ヶ丘地区(大野城市の月の浦にも近い、ゴルフ場跡の住宅団地。この記事も参照)への乗り入れが始まっています。

また、4月から、志賀島島内線に「ぐりーん」の車両が走るそうです。
(つづく)

2015年3月21日ダイヤ改正(14)

2015年03月25日 |   ┣ ダイヤ改正2015
(つづき)
「天神四丁目」(蔵本方面)に停車しなくなった路線はこの看板の通りであり、


「天神日銀前」の次は、「天神四丁目」には停まらずに「中洲」に停車。


左側のバス停に「博多駅 宇美方面」と書いてあったものも白で消されている


反対側の「天神四丁目」は、“バス停通過”が以前から行われている「先輩格」のバス停。

ここには「天神三丁目行き」のみが停車し、大濠公園など「天神三丁目よりも先に行くもの」は通過する、という措置が取られている。
逆に、「天神四丁目」に停車した「天神三丁目行き」は、次の「天神郵便局中央前」には停車せず、「天神中央郵便局前」には「天神三丁目よりも先に行くもの」のみが停車する。


そんな中で、平日3本、土日祝日9本だけ、例外的に、次の「天神中央郵便局前」が終点のものがある。


ただし、この時刻表からは、どの便が該当するのか、全くわからないのですが。


平日の運行本数が3倍に増えた「千鳥パークタウン(舞の里)行き」。


「(バスセンター)」が消えた「天神行き」。


特急むなかた号」では、


エコルカードは使えず、グランドパスでも運賃の半額が必要になります。


柏原三丁目線のダイヤ変更と「古野」バス停(柏原営業所行き専用)の新設を「4月1日ダイヤ改正」の記事で取り扱ったが、これらも3月21日から。
ダイヤ改正とバス停新設は3月21日、本格運行への移行が4月1日から、ということになります。
(つづく)

2015年3月21日ダイヤ改正(13)

2015年03月24日 |   ┣ ダイヤ改正2015
(つづき)
西鉄天神高速バスターミナル(旧西鉄天神バスセンター)から追い出された「赤間急行」の新たな始発地となった「天神日銀前(19A乗り場)」。

 
これまで日銀前(19A)に停車していた「31番」「310番」は、3月21日以降、隣りの日銀前(19B)への停車に変更となり、


19A乗り場は「赤間急行」(及び「特急むなかた号」)の“専用”乗り場となった。
でも、この流れで行くと、「筑豊特急」がここ始発になる日も近いのかも。

 
これまで、「赤間急行」では自発的な整列乗車の文化が醸成されていたが、これからは地面から指示されることに。

  
バス停上屋の内部側だけでなく、乗客の列ができる歩道側にも時刻表等が掲示されたのは評価できると思う。


「天神郵便局前」は「天神中央郵便局前」に改称
ただし、現地の表記は従前から「天神中央郵便局前」だった(車内のアナウンスや運賃表での表記は「天神郵便局前」から「天神中央郵便局前」に変わっていました)。

 
天神大和証券前から先では、「特別快速3番」は「快速3番」に変更
このバスの運転手さんは「特別快速で~す」と言ってドアを開けていましたが(笑)。


改正予告では一本だけ残っていた「特別快速」も、本番では修正されていました。


「快速」よりも「快速じゃないもの」のほうが速い区間

  
ここから姪浜へは、直通では行けなくなりました
(つづく)

2015年3月21日ダイヤ改正(11)

2015年03月21日 |   ┣ ダイヤ改正2015
(つづき)
今年の福岡地区のダイヤ改正は3月21日の土曜日。
ただし、この日は春分の日で祝日なので、「土曜ダイヤ」ではなく「日曜・祝日ダイヤ」での運行となるので、くれぐれもご注意を。


交通安全の神様。


宗像大社駐車場出口の標識は、なかなかの八方美人。


特急バスがやってくる「道の駅むなかた」。
ラッピングバスも走るそうです。


今回の天神地区の乗り場の変更(主なもの)をまとめると以下の通り。
天神四丁目(蔵本方面行き)に、蔵本交差点を右折する路線、及び「310番」が停車しなくなる。
天神南(天神方面行き)に、那の津四丁目行き、福浜行き、そして天神交差点を右折して明治通りに行く路線が停車しなくなる。
天神一丁目(キャナルシティ方面行き)に、渡辺通りから左折してくる路線が停車しなくなる。
天神一丁目(上記の反対側)に、渡辺通りへ右折する路線が停車しなくなる。
・「赤間急行」が、西鉄天神バスセンター(21日以降、西鉄天神高速バスターミナル)起終点から、天神日銀前始発、天神郵便局前終点に変更になる。
…と、こうしてみるとなかなかの大がかりな変更であり、「ニュースリリース」くらい出して、もっと大々的に告知されてもよさそうな気がする。

例えば、
○西鉄では、天神地区のバス乗り場に停車する路線の変更を行います。
○今回の変更で、都心部の渋滞緩和、CO2の削減等による環境負荷の低減、来街者が移動しやすい環境づくりなどにもつながるものと考えます。
○ご利用者の皆様には、ご不便をおかけする場合がありますが、ご理解、ご協力をよろしくお願い致します。
みたいな感じで。


「20番」のバスの経由地表示はどうなるでしょうか。
今川西町公園、と言われてもてもなかなか伝わりそうにないので、単に「鳥飼 地行」とかですかね?
(つづく)

※当初投稿した記事に対して、「知り合いが写ってるのでバス停の画像消してほしい。いい気持ちはしないのでよろしく。」とのコメントをいただいたため、一部写真を差し替えてアップしました。ただ、具体的にどの写真が問題なのかという指摘がなく、こちらも判断しかねる部分があったため、「バス停の画像」という言葉に基づき、バス停が写っていた写真は念のため全て差し替えています。

2015年3月21日ダイヤ改正(10)

2015年03月20日 |   ┣ ダイヤ改正2015
(つづき)
「天神一丁目」の西(南西)行き。


路地に入って突き当りを左折して、さらにそこから細い路地に入った奥には美味いカレー屋がある。
それはどうでもいいのだが、ここは天神地区の中でも端っこであり(住所は渡辺通五丁目)、そこに「天神一丁目」の名を付けたことについては以前から違和感を持っている

  
地名としての“天神一丁目”は、国体道路を挟んだ向かい側から、昭和通りまで、福岡市役所やイムズにコア、西鉄の本社もある福ビルなども含むエリアであり、「天神一丁目」のバス停の位置とはあまりマッチしていないと思う。
“天神”じゃなければ、そういう感覚もあまり抱かないのかもしれないが、福岡市で一番の繁華街である“天神”の中の、さらに“一丁目”なのだから、 観光客などの中には「天神一丁目」というバス停の名を聞いて、“そこが天神の中心だ”という誤ったイメージを持つ人もいるのではないだろうか。
…と、冒頭からダイヤ改正と関係ない話ですみません。


今後は、この先の「渡辺通4丁目」交差点を右折して渡辺通りに入るバスが、このバス停に停車しなくなる(現在でも、「100円循環バス」だけはこのバス停を通過している)。

  
「天神一丁目」の反対側。


逆にこちらには、渡辺通りから合流してくる路線が停車しなくなる

  
大雑把にいうと、このバス停に停車するのは、現時点で全て“博多駅行き”なので、3月21日以降は実質的には減便ということになる(「100円循環バス」が停車しなくなるため、TVQ前駅前四丁目には行けなくなりますが)。

“行先のバリエーションの変化”という意味では、西(南西)行き乗り場に比べたら、相対的な利便性の低下は小さいといえるかも。

 
「天神南」の北(北西)行き。

 
今後停まらなくなるのは、那の津四丁目行き、福浜行き、そして天神交差点を右折して明治通りに行く路線。
引き続き停車するのは、天神北ランプから都市高速に乗る路線、貝塚駅行き、博多ふ頭行き、中央ふ頭行き。
どちらを覚えたほうが早いでしょうか。


反対側の「天神南」。
こちらには、停まらなくなる路線はなし。

次の「渡辺通二丁目」までも結構近いので、今回の改正の流れでいくと、ここを通過させる路線が出てきてもよさそうだが、優先順位的には低かったということでしょうか。

ちなみに、ここまで取り上げたバス停は全て、かつては「渡辺通四丁目」という名称であり、「天神」の名は一つも入っていなかった

今回「天神四丁目(東行き)」「天神一丁目(両方向)」「天神南(北行き)」に停車しなくなるバスが出てくることで、天神地区の乗り場全体で延べの発着回数がどれだけ変化して、渋滞緩和や定時運行にどれだけ効果があるのか…については、興味があるところ。
ただ、それを調べる労力や時間もないので、どなたか調べていただけませんかね?…と他力本願。

小学校2年生の夏休みの自由研究で、天神のバス乗り場の本数比較みたいなことをやった記憶があるのですが、その頃から基本的に何も変わっておりません(笑)。

今回の改正で、天神地区の乗り場に停車するバスの数はかなり減ることになるのは確か。
「渋滞緩和に協力するため既得権を手放す」という見方もできるわけで、それに対する補償というか、交換条件的なものがあったりするのでしょうか。

   
市内電車代替路線の生き残り、「25番」。
均一運賃で長い区間を走るため、資格試験の際には走る自習室としてよく利用させてもらった。

 
今後は「20番」となり、運行距離もやや短くなるが、それでも依然大回りであることには変わりありません。


「54番」が「快速」なのもあと少し


福岡都心部で、西行きに「1番」が走るのもあと少し。
天神から県庁、九大前方面への統一番号が「1番」であることが、今後も市内貫線の面影を今に伝えることになる。


赤間急行」が天神バスセンターまで行くのもあと少し。

 
「赤間急行」が天神バスセンターから出るのもあと少し

昔のバスセンターには「93番」などの競艇場行きなんかも乗り入れていたが、ずいぶんとお高くとまるようになったものです(笑)。


現在「32番 大濠公園行き」しか停車しない博多バスターミナル1階2番乗り場に、新たに1本だけ「天神行き」ができるのは、


深夜バスの乗り場変更と関係しているもよう。


天神~博多駅~福岡空港国際線ターミナルの「急行A」は、停車停留所は変わらないまま、全区間「A」として運行に。


改正日も近いので、手元にあるその他の「お知らせ」も。
(つづく)

2015年4月1日ダイヤ改正(2)

2015年03月19日 |   ┣ ダイヤ改正2015
(つづき)
1番」の壱岐丘中学校~かなたけの里公園入口間のルートが、4月1日から2年4ヶ月ぶりに旧道経由に戻る。
当初は、「平成27年6月30日まで」の予定だったが、3ヶ月の前倒し。

西鉄以外では、2003年から福間駅周辺でJR九州バスが運行してきた「駅バスふくまーる」が3月末で廃止となる。


情報満載の方向幕も、もう少しで見納め。
光陽台のフリー乗降区間とか、結構おもしろかったんですけどね。


あと、西鉄柳川駅の橋上駅化工事完了に伴い、堀川バスの乗り場が変更となる。
「かんぽの宿→西鉄柳川瀬高駅」を運行するものは、これまでの「西口」から「東口」に乗り場が変更となる。
一方で、「瀬高駅→西鉄柳川→かんぽの宿」は従来通り西口での乗降(ただし、今後乗り場の位置は変更になるもよう)のままであり、往路と復路で、これまでは隣り合わせだった乗り場が、4月以降は駅舎を挟んで別の場所となる。
西鉄の西口の乗り場も、おそらく変わると思われます。

4月1日よりも前だが、西鉄では、3月29日から「福岡空港~小倉線」と「福岡空港~久留米線」が、新たに国際線ターミナルに乗り入れ。
都市高速道路を空港通ランプから地下トンネル経由で空港に直結させることも決まり(2020年代半ばの完成予定)、福岡空港関係のバス路線は今後も増えそう。


なお、都市高速については、香椎浜ランプからアイランドシティへの延伸も同時に決まっている(計画は既にありましたが)。

また、3月30日から、これまで休日中心の運行だった「天神~鳥栖プレミアムアウトレット線」が、平日も運行されるようになる。
一日1往復だけだが、うまく使えば移動のバリエーションが広がりそうです。
(つづく)

2015年3月21日ダイヤ改正(9)

2015年03月18日 |   ┣ ダイヤ改正2015
(つづき)
「天神四丁目」の東(北東)行き。

名称に“天神”が入っているが、「天神三丁目」とは異なり、運賃の境界の観点で見ると“天神”には含まれない(「博多駅筑紫口」が“博多駅”に含まれないのも同様)。


3月21日以降は、基本的に左側のバス停の路線が停車しなくなる
8年前に提案したことがここにきて実現。

  
「天神四丁目」に停車しなくなる路線たち。


ただし「72C」のみ引き続きこのバス停に停車します。


志賀島線「1番」(西戸崎~勝馬)はJR西戸崎駅に乗り入れ、起終点が「西戸崎駅(構内)」に変更に(現在は、終点が「海浜公園西口」で、起点が「西戸崎駅前」)。

21番」(天神~志賀島小学校)もやや減便であり、「21番」が西戸崎駅で打ち切りになって、都心行きも天神までやってこなくなる日が、もしかしたら近いのかもしれません(不吉なことを言うな!と言われそうですが)。


「310番」(天神~都市高速~篠栗)の一部が、ひっそりと天神北ランプ経由のループ運行になるとのこと。
「370番」「390番」ではあり得るかもと思っていたが、やや意外。

ただ「310番」自体は大減便であり、平日の日の浦口→天神方面は、現在の24本から14本に、4割以上のマイナスとなる。
一般道路経由の「31番」と比較して、そこまで速達性がないのである意味仕方ないか…という気もするが、かといって、「31番」が派手に増えるわけでもなく、JR篠栗線との間で優位性を競っていた時代は遠い昔になりつつある。

  
平日の運行本数が一気に3倍になる「舞の里三丁目」の、

 
改正前と、

 
改正後。
今後、この系統も天神北ループ化がありそうな予感が少し。

天神からの通学通勤用に、久保石原(東田)交差点で3号線を離れ、福岡女学院看護大学~国立東医療センターを経由させるというのもアリなのでは?と勝手な妄想。


」(博多駅~空港国際線~太宰府)は高速バスタイプの車両となり、本数も、一気に増えた8ヶ月前からさらに倍増という、クイズダービーの最終問題のような様相であり、「すみやかな乗降にご協力願います」と、少し上から目線になってる感も(個人の感想です)。
でも、土日祝日の日中はトランクの付いた車両が15分おきに停車することになり、その先の乗り場で「44番」や「32番」などを待つ人はイライラすることになるかも。


400番」(甘木~博多駅)も一部が高速バスタイプに。
呉服町まで降りれなくなるが、蓮池では降りられます(takaさんからもコメントでいただきました。ありがとうございます!)。

 
現在は土日祝日のみ運行の「天神ライナー」は「100円ライナー」に愛称変更(金武1423さんからもコメントでいただきました。ありがとうございます!)。


博多バスターミナル1階のリニューアルに合わせてせっかく作ったのに、さっそく要修正。


530番」。
ある意味、語り継がれる路線になるかもしれません。
都市高速を一回降りてまた乗るという運行形態が、百道ランプ(「500番」「501番」「514番」「515番」など)なんかにも拡がることを期待したのだが、実現の確率は低くなったかも(もともと確率は高くないと思われるため、15%が10%になったくらいの話かもしれませんが)。


直行29N」。
どうせなら、一か八かで、いっそ福岡空港まで足を延ばしてみてもよかったかも。


郊外部→博多駅→中央ふ頭を運行する路線の博多駅での乗降が変更となり、F乗り場(西日本シティ銀行本店前)で降車、E乗り場(センタービル前)で乗車、ということに(現在は、E乗り場で乗降)。
「乗り場で降車」という表現も、厳密には変ですが。
渋滞緩和や乗降時間短縮に効果はあるでしょうか。
(つづく)

2015年3月21日ダイヤ改正(8)

2015年03月15日 |   ┣ ダイヤ改正2015
(つづき)
「快速13番」「快速51番」「快速52番」の停車停留所に触れたので、その他の新設(運行時間拡大)路線の停車停留所にも触れておく。

快速200番」の快速区間は「荒江四角~博多駅間」で、通過するのは
荒江団地、別府橋、六本松大通り、護国神社、赤坂三丁目、赤坂二丁目、警固一丁目、今泉一丁目、春吉、南新地駅前一丁目
である。

快速19番」も快速区間は「荒江四角~博多駅間」で、通過するのは
荒江団地、別府橋、六本松三丁目桜坂南薬院柳橋

一方で、既存の「急行114番」の急行区間は「別府駅前~博多駅間」で、通過するのは
別府橋、六本松大通り、護国神社、赤坂三丁目、赤坂二丁目、警固一丁目、今泉一丁目、春吉、南新地、駅前一丁目
であり、速達運行区間が「200⊃114」であるのに、種別が「200<114」となっていて、矛盾が起きている(「急行」が「快速」よりも速いという前提が正しいとすれば、ですが)。
「急行114番」は「快速114番」であって然るべきではないだろうか。

「急行203番」は、急行区間が「小田部一丁目~博多駅間」であり、通過するのも
原四丁目、原二丁目、原農協前、福陵町、荒江団地、別府四丁目、中村大学前、六本松大通り、護国神社、赤坂三丁目、赤坂二丁目、警固一丁目、今泉一丁目、春吉、南新地、駅前一丁目
であり、速達運行区間が「203⊃200」なので、ここは「急行」で適切と言える。

「快速2-1番」「快速3-1番」も快速区間は荒江四角から先なので、一応「快速」でOKということになる。
ただ、「3-1番」は快速区間が天神三丁目までのため、「快速200番」との間には、駅前一丁目に停車するか否かという違いはありますが。

「急行203番」と、小田部一丁目から先で重複する「快速204番」は、原四丁目、原二丁目、原農協前、福陵町には停車し、快速区間は荒江四角からであり、速達運行区間が「203⊃204」となるので、これも整合は取れている(「急行201番」との関係も、速達区間「201⊃204」、種別「201>204」でありOK)。

「快速51番」と「特別快速51番」も、「快速204番」と「急行203番」のような関係なので、種別を整理する、という意味では、「急行203番」は「特別快速203番」にしてもよいのかもしれない。

でもその考えを広げていくと、「151番」「152番」「161番」も「特別快速」でよさそうな気がしてくるのだが、現在まで「急行」で親しまれてきたものをここで変更するというのもまた問題がありそうであり、悩ましいところでもある。

 
城南線外回りの「六本松三丁目」


「9番」「10番」「15番」「25番」が停車するのもあと少し
(つづく)

2015年3月21日ダイヤ改正(7)

2015年03月14日 |   ┣ ダイヤ改正2015
(つづき)
昭和通り東(北東)行きの「中洲」バス停。
乗り場が2つあって、現在は主に一般路線バスの方面別に分かれているが、


「一般路線バス」と「高速バス・特急バス・赤間急行バス」という括りで分けられるようになる。


奥(天神寄り)が「一般路線バス」、手前(蔵本寄り)が「高速バス・特急バス・赤間急行バス」ということに。

新宮急行」は「一般路線バス」のほうなんでしょうね、おそらく。


筑豊特急」もダイヤ改正で、「幸袋行き」「九工大行き」ができる。

福岡からのバスが、飯塚から直方方面に運行されるのは久しぶり(直方までは行きませんが)。
道の駅むなかた、旧伊藤伝右衛門邸と、観光需要狙いの路線開設が相次いでいるが、門司港柳川は鉄道に勝てそうにないし、他に同様のバス路線が考えられそうなところはあるでしょうかね?


「JR田川後藤」とは??


福岡~小倉」「赤間急行」の改正前後の本数比較を載せたので、その流れで「筑豊特急」も(数字は平日の天神→筑豊の本数)。
単純なようで結構複雑、複雑なようで意外と単純…いろんな見方があると思われます。


反対側の「中洲」、改正時刻表が分厚い資料のように。
(つづく)

2015年3月21日ダイヤ改正(6)

2015年03月11日 |   ┣ ダイヤ改正2015
(つづき)
姪浜駅~天神を運行してきた「1番」、今回の改正でついに藤崎での打ち切りとなってしまい、


藤崎から荒戸交差点以東の明治通りに行くバスがなくなる(城南線経由の「9番」で呉服町から先の明治通りには行けますが)。


地下鉄で行ける場所には地下鉄で、という意味では、ターミナルの正式名称「藤崎バス乗継ターミナル」の本来の目的が、設置されて34年経ってようやく達成されることになる(←当然、本気で言っているわけではありません)。


「1番」の藤崎→姪浜駅北口はターミナル内からの発車となり、九州医療センターからの「1番」「1-5番」も新たにターミナルに乗り入れることに。


ということで、ターミナルの外、明治通り上の「藤崎」に停まるのは「9番」だけになり、


「姪浜駅南口・拾六町団地・野方・金武営業所」に行くバスは停車しなくなる。

例えば、「姪浜から天神へは地下鉄もあるけど、バスで直通で行けるし、西新での買い物や沿線の病院への通院にも便利だからグランドパスを買いました!」というような方も居ると思われ、そんな方が今回の「1番」縮小の報を聞くと、「ノレノレ詐欺」に遭ったような気持ちなのではないだろうか。

「姪浜駅~藤崎」という短区間の路線を残すくらいなら、例えば「93番」や「96番」を藤崎から姪浜駅まで延ばすとか、他の路線との関係の中で次善策を考えることもできたのではないだろうか(まあ、時期をみて「姪浜駅~藤崎」も廃止してしまおうということなのかもしれませんが)。


前回の記事で触れた大和証券前の時刻表から消えない一本だけの「特快」の正体は、


エコルライナーの生まれ変わり。
本番では「快速」に修正されているかもしれません。


これまた前回の記事で触れた「別府駅前」の時点で存在している「急行」は、次の「六本松」で「8番」に統一されるのと同時に、種別も「急行」から「快速」に集約される。


博多駅→野方の「急行203番」も新設されるが、「快速13番」や「快速52番」などとはまた異なり、「急行214番」と同じく、朝都心にやってきたバスをできるだけ早く郊外に帰そうというコンセプトと思われる。




新たに「20番」が停車する「今川西町公園前」。

「20番」では、「このバスは西新には行きません」というアナウンスが、車内で頻繁に流れることになるのかも。


バス停ができて以来「6-1番」しか通ったことがなかったが、


今回初めて他の路線がお目見え。
「20番」が新たに通るこの区間(鳥飼~地行間)にとって、「20番」の利用価値はいかほどのものなのでしょうか。

天神に行くには「6-1番」より遠回りだし、かといって博多駅に行くわけでもないし、反対方向はこれまでの「6-1番」と全く同じだし…という感じで、やや中途半端な気も。
六本松や城南線沿線からシーサイドももち地区への短絡線と考えたほうがよいのでしょうか。


「2番」が減り、「1番」がなくなり、「25番」もなくなり…と、西新地区のバスの拠点性は全体的に低下傾向。


「500番」の都心→郊外と「530番」の廃止の理由は“ご利用の低迷が続いておりました…”とのこと。


32番」の深夜バスの起点が「天神バスセンター三越前」から「天神日銀前」に変更となるが、


それでも「天神バスセンター三越前」には、香椎浜、和白や高宮通り、油山観光道路など、深夜バスならではのラインナップが健在。
(つづく)

2015年3月21日ダイヤ改正(5)

2015年03月10日 |   ┣ ダイヤ改正2015
(つづき)
特別快速3番」の郊外→都心は、天神大和証券前から「快速3番」に変わるもよう。
西新までは「快速」、天神福銀本店前までは「特快」、その次からは「快速」と、もう何が何だかわかりません(考察は後段で)。


一本だけ、大和証券前の時点でも「特別快速」というのがあって、これも難解。


先日の記事で、「19番」「200番」が日中も快速で運行されると書いたのだが、他にも「13番」「51番」「52番」で日中も快速が設定される。
「特別快速13番」は、「快速13番」に吸収される。

「51番」「52番」の快速区間は赤坂門から千代町までの間で、通過するのは大名二丁目市役所北口アクロス福岡前、東中洲、土居町、蓮池
「13番」の快速区間は六本松から千代町までの間で、通過するのは六本松大通り、護国神社前、福岡城・NHK放送センター入口福岡市美術館東口福岡城・鴻臚館前、赤坂門、大名二丁目、市役所北口アクロス福岡前、東中洲、土居町、蓮池。

「3番」と「13番」「51番」「52番」では、大手門、西鉄グランドホテル前に停車するか否かの違いがあるので、大和証券前までは「特別快速」と「快速」で区別しておいて、その先で「快速」に統一するということのようだ。


なお、「13番」「51番」「52番」は赤坂門から先では「1番」として運行されるので、実際には「快速1番」となる。
このあたりを一から説明しようとすると、さらに回りくどくなるのでやめておきますが。


なお、博多駅→西新の「特別快速3番」は、改正後も、この全区間で「特別快速」として運行されるもよう。

「快速」「特別快速」「急行」「特急」「直行」…と、いろんな“種別”(というか愛称)があって、「特急」か「それ以外」か、というのは、エコルカードなどが使えるか、という問題があるので、一応厳密に線引きがあるのだが、それ以外に関しては、これまでは、「他の路線の速達系統との整合性」というものはあまり意識されてこなかった。
それを今回、整理しようとする意図が「少しだけ」うかがえる。
ただ、あくまで「少しだけ」である。

例えば、「別府駅前」から都心方面には、3月21日以降は以下の速達系統が運行される。

 「快速2-1番」六本松、法務局前経由天神方面
 「快速3-1番」六本松、法務局前、天神経由博多駅

 「急行201番」「急行203番」六本松、国体道路経由博多駅
 「急行114番」「急行203番」六本松、国体道路、博多駅経由扇町
 「快速200番」六本松、国体道路経由博多駅
 「快速200番」「快速204番」国体道路経由天神方面(タワー方面)

 「快速105番」「快速17番」「快速19番」薬院駅経由博多駅
 「快速17番」六本松、薬院駅、博多駅経由扇町
 「快速19番」六本松、薬院駅、博多駅経由中央埠頭

今回、「急行」「特別快速」を「快速」に編入する傾向が見られたのだが、依然として「急行」は残っており、「快速」との違いというのがなかなか伝わりづらいと思う。


「快速54番」「快速54-1番」「快速59番」から「快速」が取れるのは、区間が一部で重複する「快速51番」と「快速52番」とは快速の“概念”が異なるから、格上の「51番」と「52番」に「快速」を譲ったということだと思う。
「54番」などが通過する新川町、一本木には「54番、54-1番、59番は当バス停には停車しません」的な掲示を出して対応しようということなのではないだろうか。

「快速39番」の問題とか、「140番」を「14番」にとか、この機会にいろんな問題も修正してほしかった気がする。
(つづく)

2015年3月21日ダイヤ改正(4)

2015年03月09日 |   ┣ ダイヤ改正2015
(つづき)
道の駅むなかた行きの「特急むなかた号」はこのようなルートになるもよう。


今回の新路線とは関係ありません。


既存の路線との連携をうまく図って、この地区の観光の回遊性が高まればよいと思うのですが、すぐに効果を期待するのは難しいでしょうか。


でも、近い遺産…ではなく世界遺産の指定がもし実現すれば、状況は一変するかも。


「宗像大社前」。


コミュニティバスとの役割分担の問題はあるのかもしれないが、道の駅経由の便をもう少し増やしてもいいのかも。


赤間急行」はこんな感じで結構大きく減ります(表は天神→郊外方面の本数)。
これ以上減ると、日中一時間あたり4本が維持できなくなってJRへのシフトも進みそうであり、このあたりが限界のような気も。
(つづく)