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お役所前の風景(90)

2010年01月10日 |   ┣ お役所前の風景
(つづき)
前回前々回の記事を読んでいただいた方には今回取り上げる題材は想像に難くなかったかもしれないが、今月1日に誕生した「糸島市」の分庁のひとつ、「志摩庁舎前」バス停。
かつての志摩町役場である。

この1月から運行を開始したコミュニティバス「庁舎線」の起点となっている。

糸島市コミュニティバス(旧前原市コミュニティバス)は、もともと昭和バスの路線であった区間を走るものが多い。
現在の運行業務も昭和バスの子会社である福岡昭和タクシーが行っていて、現存する昭和バスと重複する区間ではバス停も共用であるなど、昭和バスと実質一体となっている感がある。

このコミバス、白糸線、井原山線、川原線など、運賃が500円を超えるような路線がある一方で、今回新設された「庁舎線」は結構長い距離を走るにも関わらず、運賃は100円の定額制である。
また、九大伊都キャンパスと波多江駅、筑前前原駅などを結ぶ「九大線」の運賃は200円の定額制であるなど、あらゆる運賃体系が混在している。

廃止路線の代替、九大へのアクセス、合併による不便の解消…と、それぞれの路線が走る「背景」が異なるため、このようになってしまったのだろうが、外部の人間から見ると「不公平感」や「わかりにくさ」は否めない。
まあ、今は「過渡期」であり、徐々に修正されていくのかもしれないけど。
(つづく)


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4 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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はじめまして。 (Salam817)
2010-01-10 14:38:19
>あらゆる運賃体系が混在している。

運賃の体系が社内でバラバラだというと、堀川バスもエリアの広さの割には結構ぐちゃぐちゃですね。

堀川バスは「初乗り150円」がスタンダードなのですが、路線によっては西鉄と重複していたり、補助金が出ていたりして、運賃制度が全く違います。
その他、路線によって回数券の使い方のルールが違ったり・・・と、何が何だかわからないことになってます。

>外部の人間から見ると「不公平感」や「わかりにくさ」は否めない。
もしかすると昭和バスは「利用者は限られるから・・・」とも考えていそうですね。
考えすぎでしょうか。
福岡近郊だと、それなりに外部の人の利用もあると思うので、なんとかイレギュラー運賃の広報には気を配って欲しいものですね。
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Unknown (soramame)
2010-01-11 17:34:33
Salam817さん、はじめまして。
ちょんびんさんのブログではお名前を拝見しておりました。

>もしかすると昭和バスは「利用者は限られるから・・・」とも考えていそうですね。

そうかもしれませんね。
市外の人はあまり利用しないと踏んでいることに加え、糸島市内部でみても、普段利用している路線以外のことにはそこまで関心がないので、運賃がバラバラでもあまり問題はないのかもしれません。

>福岡近郊だと、それなりに外部の人の利用もあると思うので、なんとかイレギュラー運賃の広報には気を配って欲しいものですね。

たしかに。
実際私も、全く同じ区間を利用するのに、バスによって運賃が違うという事態に遭遇して、戸惑いました…。

今後ともよろしくお願いします。
返信する
Unknown (Unknown)
2014-01-18 22:32:39

糸島市コミュニティバスですが、20日より200円の均一運賃となるようです。(庁舎線は、100円のまま。)

糸島市内を走る昭和バスも、福岡市まで運行している「いと・しま号」を除き、200円均一での運行となるようです。

過渡期が終わったということになるのでしょうか



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Unknown (soramame)
2014-01-21 18:11:27
Unknownさん、はじめまして。

情報ありがとうございます。

昭和バスも含めて200円とのことで、なかなか大がかりですね。
岡垣町などでも同様なことが行われていますが、こういった自治体がさらに増えてくるのかもしれませんね。


もし今後コメントをいただけるときは、何らかのお名前を入れていただけるとありがたいです。
今後ともよろしくお願いします。
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