(つづき)
3.「3番特快」の大幅削減
3番に「特快」ができたときは衝撃的だったが(当時は赤坂門、呉服町にも停車しなかった)、徐々にトーンダウンして、今回の改正ではついに「特快」は平日朝のみとなり、日中は早良街道間は各停の「快速」となる。
以前にも書いたが、もともとこの路線は、バスカードによる「乗り継ぎ割引」の導入により、ローカル線の中心部への乗り入れを減らし、郊外の拠点で乗り継ぐという習慣を定着させるためにスタートした路線であったのだが、この導入時の理念は実質的に崩壊することとなった。
一方で、地下鉄七隈線野芥駅を通過するという事態は解消されることとなる。
乗り継ぎ促進の観点からは歓迎されるべきことなのだが、その一方で行われるべき地下鉄駅までのルートの拡充は特になされない。
すなわち今回は、「地下鉄に客を流す」ことのみをやっている訳で、中途半端な感は否めない。
「西鉄にとって本当にこれでいいの?」と聞きたくなってしまう。
なお、今回の改正で、板付7丁目と博多駅方面を結ぶ「40番」にも「特快」が設定される。
「快速」と「特快」、それに「急行」、「直行」の線引きがかなりわかりにくい状態になってしまっており、早急に整理する必要があるのではないかと思われる。
(つづく)
3.「3番特快」の大幅削減
3番に「特快」ができたときは衝撃的だったが(当時は赤坂門、呉服町にも停車しなかった)、徐々にトーンダウンして、今回の改正ではついに「特快」は平日朝のみとなり、日中は早良街道間は各停の「快速」となる。
以前にも書いたが、もともとこの路線は、バスカードによる「乗り継ぎ割引」の導入により、ローカル線の中心部への乗り入れを減らし、郊外の拠点で乗り継ぐという習慣を定着させるためにスタートした路線であったのだが、この導入時の理念は実質的に崩壊することとなった。
一方で、地下鉄七隈線野芥駅を通過するという事態は解消されることとなる。
乗り継ぎ促進の観点からは歓迎されるべきことなのだが、その一方で行われるべき地下鉄駅までのルートの拡充は特になされない。
すなわち今回は、「地下鉄に客を流す」ことのみをやっている訳で、中途半端な感は否めない。
「西鉄にとって本当にこれでいいの?」と聞きたくなってしまう。
なお、今回の改正で、板付7丁目と博多駅方面を結ぶ「40番」にも「特快」が設定される。
「快速」と「特快」、それに「急行」、「直行」の線引きがかなりわかりにくい状態になってしまっており、早急に整理する必要があるのではないかと思われる。
(つづく)
京成電鉄などに「快速特急」というのがありますけど、近鉄の「快速急行」は「快速」の文字がメインで「急行」を小さく書いているので一瞬、急行よりも停車駅が多い快速列車のように思えます。
「特急」でも名鉄の場合は鳴海は豊橋~岐阜の特急は停まらないけど、佐屋~吉良吉田、蒲郡の特急は止まりますし、近鉄特急も路線で停車駅が違いますから、知らない方が乗るとパニックになります。