INSIDE SORAMAME

私の頭の中のキオクを綴っていくつもりです・・

みなもとのよりみち(20)

2012年06月20日 |    ┣ みなもとのよりみち
(つづき)
複乗シリーズの20回目は、福岡県古賀市の「福岡東医療センター正門前」バス停。

もともとは「国立病院正門前」という名称だったが、施設の名称変更に伴いバス停名も変更となっている。

また、かつてここは「131番」などの「狭義の終点」だったのだが、「136番」(古賀駅古賀新町~古賀駅南口~国立病院~舞の里三丁目格納庫前~牟田。現在の終点は「牟田」ではなく「舞の里」)の運行開始に伴い、東浜山団地(現在は「北九州古賀病院前」に改称)方面に路線が延びている。
ちなみに、2005年春までは「1-3番」が福間駅、光陽台方面にも運行されていた。


病院の敷地内に乗り入れ、玄関前のロータリーに寄り道するという、このシリーズでも多く取り上げた形式。


行先番号別に経由地、行先をみると、

131番
 花見経由古賀駅行き
 千鳥駅入口経由舞の里行き
132番
 花見、古賀駅、筵内経由こもの行き
 千鳥駅入口経由舞の里行き
「136番」
 市役所北、古賀橋経由古賀駅行き
 千鳥駅入口経由舞の里行き

となっていて、“いろんな方向からやってきたバスがロータリーに入ってきて、方面別に分かれていない一つの乗り場に停車して、そこからまたいろんな方向に向かうわけだから、このように同じ番号であっても行く場所が全く違うという状況が生じる”ことに、古賀市内線特有の行先番号の付け方の問題という要素が加わり、「行先番号」を“行先”を識別するための“番号”として用いることはもはや困難な状況となっている。


バス停の正式名称は「福岡東医療センター正門前」だが、現地の表記は「福岡東医療センター」。
「正門前」というと、敷地の外のようなイメージがあるため、現地の表記のほうが実態に即している気はする。

ただ、敷地の外には「福岡東医療センター南門」という名のバス停もあり(←敷地の北西側にあり、南にはないのですが)、「福岡東医療センター」と「福岡東医療センター南門」では、対比がはっきりしないため、“対外的”には「正門前」を付けているという解釈ができるのかも(「筑豊特急」の「篠栗駅経由」のようなイメージ?)。
(つづく)

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2 コメント

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Unknown (まさちゅん)
2012-06-23 10:24:14
はじめまして。いつも楽しみに拝見しております。

古賀市在住ですので馴染みがあるのですが、行先番号については古賀駅~花見~舞の里が「131」を名乗っているのが原因の一つだと思います。これを例えば「130」に改番し、古賀駅で系統分割すればかなり整理されるのではないでしょうか。
ですが、1本のみの「132舞の里」(方向幕車)に出会うのが通勤途中の楽しみでもあり、方向幕や時刻表の「国立病院」「古賀駅南口」「役場前」「サンコスモス」「グリーンパー」が改修されないままの古賀市のバスが好きです。
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Unknown (soramame)
2012-06-23 20:49:49
まさちゅんさん、はじめまして。
コメントありがとうございます。

私も現在隣り町に住んでいて、子供の幼稚園は古賀なので、結構なじみがあります。
時刻表の「役場前」もしぶといですよね~。
早良区で生まれ育ったのですが、子供の頃から興味の対象だった130番台が走るエリアのそばで現在生活していることに、どこか運命(?)を感じております(笑)。

「古賀駅~花見~舞の里」の改番はおっしゃる通りだと思います。
「古賀駅を跨いで運行する131番、132番」が、全体の運行本数に占める割合はとても小さいにもかかわらず、重要なカギを握っている感じですね。

今後とも、よろしくお願いします。
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