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INSIDE SORAMAME

福岡のバスのことなど・・

2015年3月21日ダイヤ改正(3)

2015年03月08日 |   ┣ ダイヤ改正2015
・「天神~宗像大社~道の駅むなかた」の「特急」新設など

何度かふれたこの路線は、結局「東郷駅日の里口経由」で一日3往復の「特急」とのこと。


また、「赤間急行」の車両で「梅」を運行するとのことで(ヤスさんから情報をいただきました。ありがとうございます!)、「赤間急行」は宗像市の末端部に行くものを中心に減便され、全体で1割強減る感じ(ちゃんと数えてないのでイメージだけすが)。
一方、平日の舞の里行きは、なんと3倍に増便される。
ちなみに、「」は平日、土日祝日とも倍増のようです。

・天神地区の乗り場変更


天神日銀前(東行き)に停車する路線(篠栗、宇美方面)は次の「天神四丁目」を通過するようになる。


また、「~天神~渡辺通り~国体道路~博多駅」を運行する便が「天神一丁目」を通過するようになる。
それに伴い、天神一丁目に停まらないのに「8番」ではまずいので、「天神(渡辺通り)→博多駅」を「8番」で運行していたものは「68番」に変更となる。

さらに、「54番」「54-1番」「59番」「61番」「610番」「620番」「630番」「W3」が、「天神南」(北行き)を通過するようになる。

天神地区の乗り場再編については、この記事この記事この記事この記事など、これまで折に触れて書いてきたが、ここまで大きく動くのはかなり久々かも。

なお、天神地区ではないが城南線外回りで六本松交差点を直進する路線が「六本松三丁目」を通過するようになる。
六本松交差点に関する記事で、ookido51さんからいただいたコメントの通りになりました。

・「54番」「54-1番」「59番」の種別変更

上記路線から「快速」の表記が削除される(停車バス停は変わらず)。
長い運行区間のうち快速区間はごくわずかなのに、全区間にわたって「快速」を表示しているため、乗客のとりこぼしが発生していることをこれまで幾度となく書いてきたが、ついに対策が打たれることとなった。
結局「快速」表記をやめるという方法に落ち着いたが、検討の過程では、「区間快速」とか「天神から平尾まで快速」とかいろんな案が出たことが推測される。

・「19番」「200番」日中時間帯も快速で運行


地下鉄七隈線への対抗策、そして、将来の七隈線延伸に向けた対策と考えられそう。
「別府駅」を拠点に、という話も意外に実現するかもしれません。

また、「急行113番」が停車バス停は変わらないまま「急行」から「快速」に変更となるが、「急行114番」はそのままのよう。

・「25番」(タワー~城南~貝塚駅)が「20番」に番号変更


同時に、鳥飼~地行間のルートが、西新経由から鳥飼三丁目経由に変更となる。
市内電車の代替路線として、現在までの間、かなり忠実にそのルートを残してきた「25番」だったが、ここにきて大きな転換点を迎えた。
ルートが変わるので番号も変えようということなのだろうが、いっそのこと、20番台ではなくて「18番」とかにして、今年11月くらいに行われる(かもしれない)東部地区の再編用に「20」と「25」を空けておいてもよかったのではないだろうか。

下記「25-1番」廃止に合わせ、「20番」には、「貝塚駅~天神」という区間便もできるもよう。
天神に北から入ってきて天神で終点、という路線はなかなか珍しい。

・「25-1番」(貝塚駅~動物園)廃止

福岡市動植物園のロータリーの工事が行われるとのことで、「動物園前」で折り返しができなくなるもよう。
25-1番」は短命に終わることとなった。

・「530番」廃止と「500番」のルート変更

陽光台~野芥ランプ~~半道橋ランプ~博多駅の「530番」は結局廃止。
野芥ランプ(東側)堤ランプを利用する路線はなくなるもよう。
陽光台~野芥ランプ~天神北ランプ~天神の「500番」は、都心→郊外が廃止で、郊外→都心は廃止とはならず、「→天神北→天神大和証券前→明治通り→博多駅」というルートに。

・「700番」が「外環1番」に変更

…となると、「外環2番」とか「外環3番」なんかも自ずと期待してしまいます。
また、大橋駅→福大病院で朝1便「エコルライナー」も設定される(野多目小学校前までノンストップで、その後もいくつかバス停を通過)。

・「1番」の縮小

「姪浜駅~天神」を運行する「1番」が「姪浜~藤崎」のみの運行となり、本数も減。
「市内貫線」としての「1番」は見る影もなくってしまった。
でも、利用状況を見ていても、ここまで需要がないとは思えないのですが。

・バス停名変更

旧 教育大前 → 新 福岡教育大学前

以前の記事で、
“、「女子大前」が「福岡女子大前」、「産業大学前」が「九州産業大学前」…などに変わったが、ここは「福岡教育大前」や「福岡教育大学前」などに変わることなく依然「教育大前」のまま”
と書いたのだが、前回の改正時に忘れられていたのでしょうか??

・その他

400番」の博多駅~呉服町間でクローズドドアが採用されたり、市内路線の「快速」の新たな設定や停車停留所の変更が行われるもよう。

いろいろと忙しくて全貌はまだ抑えていませんが、気長に記事にしていきます。
(つづく)
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2015年3月21日ダイヤ改正(2)

2015年03月07日 |   ┣ ダイヤ改正2015
(つづき)
・「直行29N」の新設

3月21日から7月20日までの土日祝日限定で、一日当たり12往復で運行される。

停車停留所は、
香椎照葉三丁目~照葉小中学高前~アイランドシティ中央公園前香椎浜北公園前留学生会館前香椎浜南公園前~城浜団地~名島運動公園前~博多バスターミナル」
で、博多駅行きは博多駅まで降車できず、反対の照葉行きは博多バスターミナルでしか乗車できないという「香椎浜・千早駅~福岡空港線」と同じパターン。

博多駅で誰も乗ってこなければ、終点までひたすら空気を運び続けることになる。

運行の意図とかターゲットとか、この「お知らせ」だけではよくわかりません。
ご存知の方、教えてください。

・バス停名称の変更

旧「天神郵便局前」→ 新「天神中央郵便局前」
旧「天神バスセンター前」→ 新「天神高速バスターミナル前」

「天神郵便局前」は、現在でもバス停の表記は「天神中央郵便局前」となっているが、アナウンスでは「天神郵便局前」なので、このあたりを統一するということだろうか。
昔は、アナウンスも「天神中央郵便局前」だったのが、いつの頃からか「天神郵便局前」と案内されるようになっていた。

以前の記事で、
“「天神郵便局前」は、その前にある郵便局は「天神郵便局」ではなく「福岡中央郵便局」なので、意味が「天神(郵便局前)」だと考えれば、呼称が「天神郵便局前」でも一応問題はない”
と書いたことがあったが、そのへんの回りくどさは解消される。

また、天神バスセンターの改称により、一般道路上のバス停も変わることになるが、しばらくは違和感を伴いそうだ。
(つづく)
コメント (2)
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2015年3月14日ダイヤ改正(2)

2015年03月03日 |   ┣ ダイヤ改正2015
(つづき)
今年の春のダイヤ改正は、3月14日3月21日4月1日の三段構えになるもよう。

例年は、大都市とその近郊は3月中下旬の土曜日、自治体との調整が必要な場面が多い周辺都市は年度替わりの4月1日、という二段構えが多かったのだが、天神バスセンターのリニューアルオープンとJRのダイヤ改正を同じ日にしたくなかった…というのは穿った見方でしょうか。

福岡市と北九州市を結ぶ「なかたに号」「ひきの号」「いとうづ号」「なかま号」にも変化が。
運行系統という観点では、「深夜バス」が「ひきの号」→「いとうづ号』に、小倉港行きが「ひきの号」→「なかたに号」に、というだけであり、さほど大きな変更ではないのだが、運行本数は大きく変わる。


これは、天神バスセンター発小倉方面の平日の運行本数の比較である(なので、反対方向や土日祝日は当然本数が異なります)。

「ひきの号」が大幅に減って、「いとうづ号」と「なかたに号」が増えている(ついでに、「なかま号」も結構減っていますが)。

「ひきの号」の停車停留所は「天神バスセンター~中洲~蔵本~若宮インター直方パーキング~高速千代ニュータウン~引野口~三萩野~平和通り~小倉駅砂津」である。
「天神発」で見ると、引野口までは「いとうづ号」で、三萩野から先は「なかたに号」で行くことができ、“「ひきの号」でしか行けない場所”というものがないため、旧「20番」「97番」廃止と同じ論理で、「合理化」の局面ではまず先に手が付けられるということだろう。
そして、天神から小倉の中心部まで行きたい人は、なるべく「なかたに号」に乗ってもらおう、という感じだろうか。

ただ、途中の「高速千代ニュータウンや引野口などから」という視点で見ると、小倉への速達便が大きく減ってしまうことになり、北九州市内の移動手段としては利便性が低下することになる。


「ひきの号」は、福岡→小倉の朝の便、小倉→福岡の夕方以降の便を中心に残しており、北九州市内の通勤移動には支障がないようには配慮されているが、日中の時間帯の小倉方面への利便性が低下するのは確かである(福岡空港などからやってくる便があるので、日中の小倉行きが全くなくなる訳ではありませんが)。

「なかたに号」と「ひきの号」の“二強体制”という時代も結構長かったので、ここまで減ってしまうと、やや寂しい。


「なかたに号」と「いとうづ号」の“二強体制”時代はいつまで続くでしょうか。
(つづく)
コメント (8)
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2015年3月14日ダイヤ改正(1)

2015年03月02日 |   ┣ ダイヤ改正2015
来る3月14日、北九州地区でも結構大規模な改正が行われる。

北九州地区の改正内容を詳細に解説することは、これまであまりやっていないので、それは他の方に任せるとして、気になる点だけをピックアップすると…

・「22番」の大減便と「23番」「26番」の新設

小倉と黒崎を結ぶ大動脈のひとつ「22番」が大減便(平日で約4割減)となり、砂津~三萩野~北九州パレスの「26番」と、砂津~三萩野~スペースワールドの「23番」に振り替え。
砂津とスペースワールドをソレイユホール、北九州パレス経由で結んでいた「79番」は廃止、「43番」のスペースワールド駅行きも廃止。

大きな目で見ると、黒崎の中心市街地から、東田地区(イオンモール八幡東。以前の記事で取り上げたときは「イオン八幡東ショッピングセンター」)へのシフトということになるのかも。

たくさん走っているのが当たり前と思っていた路線が急に減るというのは、なかなか寂しいものがあります。

門司小倉黒崎は、利用者も多い大動脈だと思うのだが、結構簡単に路線をいじってどんどん複雑化させているなぁ…という感もあり(地元ではない者からの、あくまで部外者の感想です。今回の改正で、それを少し整理したという見方もできるかもしれませんが)。
この表を作って整理したときからは、ずいぶんと変わってしまっています。

・小倉~行橋の直通路線の廃止

青葉車庫と行橋営業所を結ぶ「19番」が南朽網で打ち切りとなり(平日朝一本片道だけの運行なので実質廃止)、代わりに、行橋営業所と九州労災病院を結ぶ区間便が運行される。
「10番」の小倉~中津が廃止となって、行橋~中津の区間便が運行されるようになったこと、そしてその後、行橋~中津が廃止となってしまったことを思い出します。

その他、「46番」(「43番」の八幡東ニュータウン版)や「143番」(山路ランプ経由)といった、運行主体の都合により運行される感じの路線ができたり、「110番」と「恒見急行」の連続運行がなくなったりもするもよう。

あと、直方地区では「コスワエ」がなくなります!
(つづく)
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2015年4月1日ダイヤ改正(1)

2015年02月27日 |   ┣ ダイヤ改正2015
昨年4月1日に西鉄バスが乗り入れを開始した柏原三丁目地区

今年3月末までの期間限定運行の予定だったが、地元の利用促進の取り組みもあり、利用者数が目標に達し、4月からの本格運行が決まったとのこと。
また、これに合わせ、「桧原営業所~柏原三丁目~柏原営業所線」専用の「古野」バス停も新設されるとのこと。

明るい話題、何よりです。

賀茂線」はどうなるでしょうか。
あと、「美和台コミュニティバス」「橋本駅循環ミニバス」「泉台・高尾地区ミニバス」も。

さらに、こんな路線こんな路線こんな路線なんかにも、まだまだ出番がありそうな気はするのですが。

若久団地の再整備で、周囲の道路への通り抜けができるようになったら、大橋駅西口と南大橋、若久団地方面を結ぶ路線なんかも…など、大人になってもだけは持ち続けています(笑)。
(つづく)
コメント (2)
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2015年3月21日ダイヤ改正(1)

2015年02月25日 |   ┣ ダイヤ改正2015
3月21日に「赤間急行」のダイヤ改正が行われる。
同時に、天神地区のバス停変更も実施され、天神バスセンターへの乗り入れがなくなる(ヤスさんからもコメントで情報をいただきました。ありがとうございます!)。


終点は郵便局前(旧山一証券前)、始発は日銀前
新たに天神三丁目で乗降取扱い…などということもなく、単に不便になるだけ。
ただ、渡辺通りを通らなくてよくなるので、日銀前の時点で既に10分以上遅れ…などという事態は少なくなるかも。


春からは、「西鉄天神バスセンター」が「西鉄天神高速バスターミナル」に変更になる。
現在のバスセンターがオープンする際、「バスセンターは和製英語なのでバスターミナルにすべきでは?」という意見もあったものの、「昔からバスセンターで親しまれてきたので」という理由で敢えて「バスセンター」が用いられたらしいのだが、このタイミングでグローバルスタンダードに従うことに。

「赤間急行」は都市高速道路しか通らず「高速バス」ではないので追い出された…という訳ではないとは思います(笑)。


都市高速と無料化された八木山バイパスしか通らない「筑豊特急」は、引き続き乗り入れるようですし。

郵便局前日銀前の乗り場の混雑に拍車がかかりそう。
天神四丁目(旧歴史資料館前、県庁通)も含めた乗り場再編を考える時期かも。
(つづく)
コメント (4)
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