今年最恐いや、近年最恐
NYの映画館で観てきたイチオシ作品を早速。
わたしの今年鑑賞映画中では上位確定
強烈なホラーが大好きで、常に怖いものを求めていたのだけどついに久々にキタ
本格的に、不穏、後味悪い不快系ホラー。
サンダンス映画祭にてプレミア上映された直後から絶賛され
「直近50年のホラー映画の中の最高傑作」「21世紀最高のホラー映画」と評される。
原題の「Hereditary」とは、遺伝性の意味。
日本では今年の冬に配給も決定している、(是非原題のまま公開して欲しい!ポスターも同じで)
NYに来たからには絶対にホラーを観て帰らなきゃ(未公開の)と意気込んでいたら
日本では確実にミニシアター系だろうけど、NYではどこの映画館でも結構やってさすが。
監督、脚本はこれが初監督作品となる、アリ・アスター。
才能あり、センス抜群。今後が楽しみな監督。
一家の長だったエレンが亡くなり、トニ・コレット演じる娘は一家に代々伝わる、謎めいた恐ろしい秘密を解き明かしていく。
主演の母親には「シックス・センス」でハーレイくんの母親を務めオスカーノミネートを果たしたほどうまい。
今回は個人的にもうアカデミー賞主演女優賞はこの人しかいません!!てほどすごすぎる。
顔芸すご!
アニーはミニチュアドールハウスアーティスト。
夫スティーヴにガブリエル・バーン。
息子のピーターに、アレックス・ウルフ。
この顔、どっかで観たと思ったら「ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル」でマッチョなドウェイン・ジョンソンに変身しちゃう
男の子を演じてた子。この子もいい。
そして娘チャーリーに、ミリー・シャピロ。
こういう顔のおばちゃん、いる。(ごめん)いや、でもこの子 ものすごくうまい。
そして怪しいおばちゃん。自分の息子も孫も突然亡くなり、その後会えたと話す。
アニーの母親のエレンが介護の末に亡くなった。
その直後、アニーは部屋でエレンの幻を目にし、得体の知れない不安を感じる。
そして夫のスティーブのもとには、エレンの墓が何者かによって掘り返されたとの一報が入っていた。
娘のチャーリーは次第に何かに取り憑かれたようになり、、、、、。
ここのシーン最高に怖い。
いや〜これは近年稀に見る気持ち悪い面白さ
キャストが完璧で脚本はもちろん、音と音楽の使い方、編集、演出、カメラワークすべて素晴らしかった。
(オチの好き嫌いはあるだろうけど)
9/10(93点)
人間が発する口の音で、これだけ恐怖を煽ることができるとは。
もうね、何度もやばいーこれと呟いちゃうくらい、本当大丈夫?って言いたくなる映画。
そして、当然ハッピーに終わるわけがない好みに分かれるバッドエンディング。
というかやっぱりそっち系行くのね、という感じもありつつの観てるときが非常に面白かったので大満足。
ある海外のメディアでは現代のエクソシストとまで言われてるくらい、結構なインパクト。
まーたこういう映画を好きとか言っちゃうと神経疑われちゃう系なんだけど。
伏線も多くありそうで、一度じゃなくまた観たくなるしもう一度見てもそれなりに楽しめそう。
途中、結構笑えるシーンもあって劇場では笑いが起きたり叫び声が聞こえたりと、そんな空間の中で観てるのがまた良かった。
劇中、所々でかかっているなんとも言えない気持ち悪い音の効果や
それこそ爆音で脅かすような怖さじゃなくて、どっちかというと日本のホラーに近いような、
怖さのジャンルで言えば幽霊のような、
あちらでは「神」だったり、日本の「霊」よりも崇める存在であるもの(悪魔)への崇拝の儀。
精神的にじんわりと恐怖を与えてくるようなそんな面白さがあるので
怖いの苦手な方はかなり怖がれるかと。(いつも言ってるけどそういう怖がりの人と観たいのよね、、、)
とにかく不気味。いつまでも心にまとわりつくような、音と映像での恐怖体験。
本作でのトニ・コレットはアカデミー女優賞ものの演技力で圧巻。
勝手にもう今年の女優賞あげちゃいます
目にクマ作って精神的に完全に参ってる母親感すごい
楳図かずおの漫画のハリウッド映画化には是非、トニ・コレット起用で
あれこれ書いても伝わらない。
とにかくこれは劇場で体感してもらうしか
DVDとか小さな画面じゃもったいない。音も大事な映画。
日本では11月公開が決まってるので嬉しい。早くまた観たいな。
Hereditary | Official Trailer HD | A24
Hereditary 2018年 アメリカ 126min
MIDb 7,6 Rottentomatoes 89%
6月8日〜アメリカ公開。
日本公開 2018年11月30日決定
追記。9月、日本で字幕付き試写観てきました!!
本当、完成度の高い映画。2度見て気づくところもありさらに楽しめた。
公開したらまた劇場で1度くらい観ようっと。観客の反応が見たい(⬅️関係者か?!)
中央、監督。この監督の才能が怖い。
最高に素晴らしかったこの二人の今後の出演作も要チェック。
ホラー映画あまり映画館で見ないけど、これは映画館がいいかな?
女の子確かにおばちゃん顔だわ!
あと自動車の画像がミニカーにしか見えない
日本公開決まってアクセスがすごいよ。
みなさん、なんだかんだ言って、やっぱり楽しみみたい。特にホラーファンには見逃せないのだけど
そうじゃなくても観て欲しい!
あはは!そうそうミニチュア作家なのお母さんが。
だからそのシーンも出てくるからね。このシーンはそれを再現してるの。怖いでしょ? 笑
maruちゃんも絶対見てね!!
あああ早く観たい!
とにかく今恐いのは、ネタバレへの遭遇(笑)
焦っていろんなレビュー探ってると突然出会っちゃったりして。でも早く観たい!
理想は、音響最高品質なガラッガラの映画館。
でも国内の試写見た方々もすでに絶賛多しです。
そうですね。ネタバレは気をつけていただきたいですが
それほどオチは重要じゃないかも。途中でわかりますし。私はオチよりも途中までがものすごく怖いので怖いホラーを求めている身としては高い評価です!お楽しみに。
見たら感想伺いたいです。
それに、ネタバレと言っても、公式サイトで
観た人用のサイトがありますから、公式がすでにネタばらし…。
チャーリー少女のホラー顔とコッコッコは良かったですねえ。
家族の熱演はとってもよかったのだけれど、
個人的には「ジェーン・ドウ~」のほうが好き。
嫌な感じの雰囲気は良かったです。が、長いので、残念ながらそう何度も見たい映画ではなかったです。
そうですね ネタバレしないでとすごく厳重に言われてるんですよマスコミ試写でも。
わたしは海外で見たからもちろん全然関係なく書いちゃってますが。
うん、わたしもジェーンドゥの方が好きだしあちらの方が面白いと思うんだけど、
ホラーとしての演出は最高です。
だからその完成度でまた見たくなり結局フリーパスだったしで三度目見ちゃった 笑
サラリと感想書いてみたよ!
イヤ、サラリと書かないといろいろ思い出して怖くて
migちゃんの希望どおりポスターもタイトルもそのままで良かったね!
そういえば、ミニチュアで再現してたあのシーンって元ネタありなの?
やっぱり怖かったでしょう?
そうなの、そのまましかもこんなに日本でも拡大公開でそこそこヒットすると思わなかったから何気に嬉しい。
元ネタは監督はいろんな映画見てるけどこの話にリンクさせてるってことだよね。
夜にレビューいくね。
ぞわぞわする緊張感が楽しかった! (いやだけど)
そこらへんにゴロゴロしているホラー風映画とは、確実に一線を画してますよね。いやよいやよも好きのうち、みたいな?
遅くなってごめんなさい、久々にブログ見ました
そうなんです!
っていうか、ボーさん美女も出てないのに、しかもホラーなのによくぞ見てくれましたね 笑
嬉しい。