





エドワード・ノートン×エドワード・ファーロング、Wエディ共演



オススメ映画(DVD)のコーナー、前回の『ギャラクエ』からかなり経ってた~

ってなワケで今回は、製作1998年、2000年の日本公開から9年も経ったこの映画
劇場で観た当時は思わず泣いてしまったし、良かったと思えた作品
約10年経って観直してみて、果たして受ける印象がどう変わるのか???
社会派作品といえばお堅いけど、そんな取っ付きにくいものはなく
冒頭のシーンから惹き付けられすんなり入っていける映画。
ヒトラー関連の映画はあれからたくさん観てきて、
ドイツ対アメリカ、ヒトラーの人間的な部分、10年前にこれを観た当時はよく知らずに観てた。
この映画ではヒトラーが直接でてくるわけではなく、ナチスドイツを描いたものではない。
白人の普通の青年がいかにしてヒトラーを崇拝する様になり、黒人を憎み、そしてネオナチグループを結成、カリスマ的リーダーになった彼が
どういう道をたどったのか。
を、本人の回想話と 弟の宿題である作文(テーマはアメリカン・ヒストリーX)によって語られる。
スキンヘッドも驚くほどお似合いだし

白人至上主義に傾倒する白人の兄弟を通して、アメリカが抱える人種問題・貧富の差を浮き彫りにした問題作で、
あちらでの公開当時、色々と議論が巻き起こったというのも頷ける。

監督は、CMを手がけて来たトニー・ケイの初監督作で、アメリカ人監督が描くアメリカ映画。











うーん、10年後観直してもやっぱり良かった~!!
エドワード・ノートンがうまい、うますぎるよ~。
デビュー『真実の行方』の時からものすごいインパクトある演技でびっくりしたの覚えてるけど
この役はノートンだからこそ!

弱々しい普通の青年な部分と、カリスマ性という両極端なイメージを併せ持つ
こんな役者もそうはいないでしょう!

華奢なイメージがあるけど鍛えられて逞しい腕や胸板にはほれぼれしちゃう

弟、ダニーにはエドワード・ファーロング。
俳優歴で言えば、実はノートンよりこの時既に長し。
『T2』で注目されたエディも沢山の映画に出演している。
当時妹のyueが大ファンだったのでわたしも過去のは全部観てるくらいなんだけど
面白い&いい映画に出てる率高め。
今作でのスキンヘッドも美青年はなにやっても美しいと思わせる

役も若かったけど、当時で二十歳くらい。

ノートン演じるデレクは、それまでこだわっていた白人の思想というものや
黒人だからとかいうものが何とくだらないことだったのか、刑務所という場所を通して学ぶ。
その後、弟には自分と同じ道を歩ませたくないという想いで
全てを打ち明けるも悲劇が、、、、。
劇中、「いくら憎んでも答えは出ない」。
「怒りは君を幸せにしたか?」
というセリフがある。
これは現代社会を生きるわたしたちにも言える事なんじゃないか?
ついカットなってで簡単に人を殺めてしまうキレやすい若者たちも急増。
嫌なことがあると何かのせいにしたり、何かを憎む事でイライラのはけ口にしたり。
日本も景気の悪さの影響もあって、だんだんそんな暗い世の中になって来ている面もある。
でも憎しみは本当、そこから何もうまれないんだよね。
八つ当たりしたって物事良くなるわけじゃない。
そんな教訓や説教めいた映画ではないけどそんなことも改めて考えさせられたな。
後編、刑務所で同じ仕事を担当した黒人と間の何とも言えない関係もまた良かった。
そして人種問題の側面。
様々な映画でも訴えられているし、最近では『グラントリノ』でイーストウッドもストーリーに盛り込んでいたテーマ。
本当、肌の色が白か黒かなんてくだらない事。
とはいえ実際その問題は長い間人々を苦しめてきたし、争いの元にもなっていた。
今年は初の黒人大統領が生まれ、どんどん変わりつつあるアメリカの未来。
決してハッピーエンドではないし、重たいかもだけど
まだ観てない方、必見の1本です


しかし、マイノリティの優遇政策に反感を抱く父親の感化を受けた彼は、
その父が黒人に殺されたことをきっかけに白人至上主義の活動にのめりこんでいく。
ナチス崇拝を象徴する刺青を身体に刻み込み、マイノリティを攻撃することに怒りの捌け口を見出すデレク。
そんな彼に強烈な憧れを抱き、同じ道を突き進もうとする弟ダニー。
しかし、3年の刑務所暮らしの中で体験した失望と恐怖を通じ、自らの愚かさに気づいたデレクだったが....。


こいつぁ、もしや?って思って調べたらやっぱり『バタフライエフェクト』のおデブちゃんでした



AMERICAN HISTORY X 1998年 アメリカ 120min
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現在は取り返し付かない体型になっちゃってるエドワード・ファーロング、
この頃はまだ可愛かった。。。。

ノートン、ハダカ&スキンヘッドの方が魅力的



次回のオススメ映画コーナー、また今月中続く~


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私も『真実の行方』のラストに衝撃を受け、『アメヒス』で完全にエド・ノートンの虜になった一人です。
影ながら、ずーーっと応援したい俳優さんです。
この映画、ホントにオススメだよね~、取り上げてくれてありがと~。
たくさんの人に観て欲しい!!
今ね、部屋のポスターがコレなんですよー。
(一番上のデザインね、カッコよすぎ!)
衝撃的なストーリーでしたが、観終わった後に
考えさせられるような映画でした。
この兄弟のお父さんが、確か猛烈に黒人を差別する人でしたよね。
これが原点だったように思う。
この兄弟の幼い頃の、浜辺(?)のシーンやったかなぁ。あれが凄く印象的でした。
DVD欲しくなってきましたよ~。
確かに、このときのノートンはカッコいい。
「レス」は観ましたよ。
不思議やね。
俺ね、まあまあってトコやったんですよ。
オチは悪くなかったと記憶してるんですが‥。
たしか事故を起こしてたんでしたね。
オチで少し救われた印象があります。
やっぱり、怖い映画でも好みっていろいろあるなぁ。
migさんビックリすると思うけど、俺は「レス」
より「ダークネス」の方が好き(笑)
面白いね。
でも、今後もmigさんがチェックした怖い映画は参考にしますよ!!
少し前にノートン祭をやったのですが、その時に観ようかなぁ~と思って観なかった作品です(汗)
migさんのオススメとあらば、観てみなくっちゃー♪
ところで、バートン監督のアリス・・・ジョニーのメイクがスゴイ!!
なかなか面白い映画になりそうですね!楽しみ~
髭もスキンヘッドも似合ってますねー
migさん、私のためにありがとう!
・・・違うか~
新作はあるのに日本ではなかなか公開のないエド作品・・・
過去作品とはいえmigさんがこれを取り上げてくださるなんて感激
それにすごい高評価で超嬉しい!
もちろん大好きな映画です
ノートンを語るのに絶対に外せない、観て損はない映画ですよね!
スキンヘッドの強面の時、高校生のナヨナヨ風、出所後の大人になったデレク、
どれも自然に演じ分けてて本当に素晴らしい
ラストはなぜ彼があんなことになってしまうのか納得いかないとこもあるけど・・・
あの肉体とスキンヘッドの迫力の彼もめちゃめちゃカッコいいけど
出所後のしっかりしたイケメン風のデレクにもベタ惚れです~
もう一人のエドは勿体無いですよねえ・・・
この時もいい演技してるし、ビジュアル的にも言うことないのに
なんでまだ若くしてあんなオッサンになっちゃったかなあ
やっぱり若過ぎる時に成功してしまうと自分を見失っちゃうんでしょうか。
彼が演技も見た目も良かったからこそ「T2」が一層好評だったんでしょうに
今となっては「T3」のジョンより・・・
エドワード・ノートンさん、好きな俳優の一人です
そして今作…実はまだ未見。この前はこれを借りようと意気込んだにも関わらず「ダウンインザバレー」を借りてしまいました
今度必ず見ます。ファーロング君も観たいです。美男子時代だし(笑)
真紅さんもお好きなんですね
紹介したい好きな作品たくさんあるのに
最新のばかりになっちゃってなかなかupが追いつきませんでした
やっと前から書きたかった映画が紹介出来て良かった☆
コメントありがとうございます
毎夜ありがとう
へぇ~、アメヒスのポスターが?!
それはすごい偶然!
>この兄弟のお父さんが、確か猛烈に黒人を差別する人でしたよね。
これが原点だったように思う。
そうそう、ちょっとそこは短絡的かなって気もするけど
でも、いい映画です☆
ええ~?(驚いてみた
やっぱりこればっかりは好みだもんね、
レスはちょっとブラックジョーク入ってるとこが好きなの★
ありゃ!ノートン祭りやってたんですか??
わたしも立て続けでノートン観たんですよ(笑)
本人実際観た時やればよかったかなノートン特集
これ、是非観て下さい~
バートンのアリスはらしくて
超期待しちゃいますよね!!
このノートン、ほんとカッコイイ~
普段インテリなイメージのせいで意外な良さが★
はーい