「扉をたたく人」の監督や、俳優としての活動もちょこちょこしている
トム・マッカーシー監督が、アダム・サンドラーと組んだコメディドラマ。
アダム演じるのは、靴職人=(原題、The Cobbler)マックス。
マックスの父親役には、ダスティン・ホフマン。
アダム主演作には昔はお決まりで出てたけど最近共演はご無沙汰のスティーヴ・ブシェミ
他に、メソッド・マン
エレン・バーキン
メロニー・ディアス
TVシリーズ「ダウントン・アビー」や「ザ・ギフト」で主演のダン・スティーヴンス。
この人、やっぱりイケメンなのね~
最初気づかなくて(ふつーのモデルあがりのイケメンかと 笑)
本作ではアダムが変身した姿でのシーンが主なので、名もなくちょこっとだけ出演だけど、
イケメンなのにドジな感じが出てて、キメキメより逆に素朴でカッコイイ
ニューヨークの下町で代々続く小さな靴修理店を営むマックスは、単調な毎日をリピートするように生きてきた中年男。ある日、愛用のミシンが故障し、先祖伝来の旧式ミシンで仕上げた靴を試し履きした彼は、鏡を覗き込んでびっくり仰天。何とその靴の持ち主に変身していたのだ!かくして"魔法のミシン"を手に入れたマックスは、世代も人種も異なる他人の人生を疑似体験し、かつてない刺激的で痛快な日々を満喫していく。やがて ちょっとした親孝行をきっかけに、相次ぐトラブルに見舞われたマックスの行く手には、人生が一変するほどの大事件が待っていた……。
6/10(60点)
自身も様々な作品に役者として出て来たトム・マッカーシーが監督した第二作目。
ってことで、シリアスな感じになってくのかなと思ったけどあくまで、コメディ基調。
まぁそこはアダム主演だしね。笑
個人的にはまず、久々にブシェミとアダムの競演がみれただけでも観る価値があった
それも、隣で床屋をしているブシェミ、なんだかいつもやたらとアダムを気にかけてるなーと思ったら。
意外で重要な役割だったのでした
そこは深読みしてなかったな~ 笑
人の靴を毎日大量に直してる靴屋さん。
父親はいなくなり、寝たきりの母親と二人暮らし。単調な毎日を過ごしてたけど
あるとき、ちょっとしたきっかけで全く見知らぬ人に変身してた
それが父親のそのまた昔からある旧式ミシンを使ったからだとわかってからは、
母親の一つの願い、いなくなった父(夫)とディナーをすること。
父のクローゼットに遺されてた靴を履いて、その夢を叶えてあげるくだりが素敵
ダスティン・ホフマンにかわったアダム。
(この二人が親子だなんて似ても似つかない というツッコミはさておき。笑)
それからは、せっせと自分のサイズの人の靴修理してはおかまちゃんになったり、ゾンビになったり(死人の靴)、イケメンになったりして
楽しむうちに、ギャングのボスに変身したことで命に関わる事件に巻き込まれていく。
ギャングのボスが靴修理に持ってくるのがまずありえないが。
金持ってるし修理しないで新しいの買うでしょ! 笑。ま、そこツッこむと話にならないので。
アパートの立ち退きを言われてるが断固として動かないおじいちゃんを守ろうとする町内会のコミュニティメンバーと、
そこを壊してビルを建てて金儲けを狙う女社長と、ギャングとが入り乱れて思いもよらない方向へ。
コメディといってもおバカな笑い系ではなく、だからといって内容的には感動というほどでもないな。
ジャンル分けで言うならば、ファンタジーコメディ
しかし他人の靴を履いたらその人本人になれる
って言われても、別に羨ましくもないし
そもそも他人になりたい、なってみたいという願望ないからなー。 笑
ま、キャストによって楽しめた作品ではありました~
何かアダムが最初から似合わないダサい毛糸のボーダーマフラーしてるなぁと思ったら
これが大事なアイテムで、これをつけてるとアダムだというのが(観てるわたしたちに)わかるようになってたのが笑える。
自分で感電してるシーン笑えた バカすぎアダム
イケメンになっちゃうダン・スティーヴンス出演シーンがなかなか楽しい。
美女のヌードもちらり。笑
DVDでもいいので、気になる方はぜひ♪
ブシェミファン、ダン・スティーヴンスファンは必見
THE COBBLER 2014年 アメリカ 98min
6月5日より、公開中~
トロント映画祭 プレミアにて
たまごちゃん。
意外とかわいいやん。
おぢさんもアダムのサイン欲しいのねん。