全国3000店の書店員と選んだ
いま泣ける漫画ランキング2013 第10位
ジャンプSQに連載中でコミックも8巻まで出ている
中村尚儁原作の人気コミック「1/11 じゅういちぶんのいち」を実写映画化
以前よりこのblogやtwitterで毎度紹介させていただいてますが
本作で弟、片岡翔がいよいよ長編作品劇場公開デビュー
あと1ヶ月後の4月5日より全国順次公開決定
先日、新宿テアトルシネマにて行われた完成披露試写にて一足早く観てきました
原作は、未読のままあえて映画の方を先に。
長編作品でこの作品がデビューになると翔から聞いたのは2年ほど前。
サッカーだし少年向けなのかなと思ってた。
スポ根ものとかスポーツものが苦手ジャンルなので、わたしはそんなに楽しめるものではないかな
と思っていたら、、、、
ぜんっぜん、スポーツものではなかった
サッカーを通して描かれる、夢と希望の物語
っていうとちょっとクサいけど。
今も続くコミックでは、毎回サッカーを通して成長していく一人を主軸に描いたストーリー。
中学卒業と同じタイミングでサッカーを続けることを諦めた主人公が、
女子日本代表のヒロインとの出会いをきっかけに、再びサッカーのプロになる夢を取り戻してゆく。
この先の人物紹介のあと、ネタバレなしレビューでいきますので
未見の方もぜひ。
というか、この映画
読んでない方はそのまま読まずにぜひ映画版を先に見てほしい!
知らずに観ると楽しめる部分も大きいかも。
もちろんコミック既に読んでる方も、どういう風に映像で蘇るかに注目です。
主演のソラにはD-BOYSのメンバーとして活躍する「テニスの王子様」などの池岡亮介。
ヒロインのには「生贄のジレンマ」など出演non-no専属モデル、竹富聖花。
共演には元プロ野球選手で現在解説者の工藤公康さんの息子、「八重の桜」で桜の弟役、工藤阿須加、
池岡くんと同じD-BOYSの阿久津愼太郎、Seventeenモデルの古谷星夏
野球部マネージャー役の上野優華は現役高校生のシンガーで、主題歌「Dear my hero」も。
他に、鈴木一真 奥貫薫。
音楽は「舟を編む」で日本アカデミー賞ノミネートの渡邊崇。
一度味わった挫折、あきらめかけた夢、届きそうもない想い、ひとつの出逢い
そして別れ。
すべてが詰まった、きらきらと輝いた青春の1ページ
コミックの感想をよく目にしていて、泣ける泣けるとは聞いてたけど、、、、
8/10(83点)
あはは、弟の監督作だからって容赦しないよ、と思ってたんですが。
いや~、途中からの意外な展開にちょっとびっくり。
観る前から泣ける漫画だって聞いてたけど
まさか自分はこういう青春映画で泣かないだろうと思ってたら!
途中2カ所で泣けてしまった~、、、、、
特に凝った映像とか、面白くしたシーンがあるとかではないんだけど
自然に泣けてしまった。。。
徐々に明かされていく過去の秘密。
それぞれが、夢に向かってひたすらにがんばってる。
音楽も素晴らしく、派手に盛り上げるような感じはなく
爽やかな風がそよぐ。
劇中、これまでの翔の短編をみてくれてた方はちょっと気づくかな
お部屋のシーンのぬいぐるみや、「くらげくん」を何となく彷彿とさせるシーンがあったり
してほっこりする
コミックファンの方にも映画を気に入ってもらえた声が多く
ファンの方以外にも、たくさんの方にぜひ観てほしい。
小中学生、高校生の若い子たちにはもちろん
昔、夢を追いかけてた 今も諦めずに夢を追いかけてる
そんな大人たちにもぜひ観てほしい1本
きっと勇気がうまれてくるはず。
中学校最後の大会で強豪チームに大敗。自分の才能に限界を感じ、サッカーを辞めることを決意した安藤ソラ(池岡亮介)。だが、若宮四季(竹富聖花)との運命的な出会いを機に、高校でも再びピッチに立つことを決意する。そんなソラの姿をウザく思う学校一のイケメン凜哉(工藤阿須加)。その実力を買われ、サッカー部への勧誘を受ける演劇部の瞬(阿久津愼太郎)。ふたりもまた過去にある傷を負っていた。まっすぐな夢に突き進むソラに惹かれるサッカー部マネージャーの仁葉(上野優華)。そんな彼らを見守る演劇部部長の麻綾(東亜優)と、カメラを愛するオタク少女・千夜子(古畑星夏)。徐々に明かされるソラと四季の秘密。それぞれが抱える過去や想いとは。
『1/11 じゅういちぶんのいち』映画オリジナル予告編
1/11 じゅういちぶんのいち 2014年 日本 80min
4月5日より、池袋シネリーブルほか全国順次ロードショー
「1/11 じゅういちぶんのいち」
原作:中村尚儁「1/11 じゅういちぶんのいち」(集英社)
連載:「ジャンプSQ.」
監督・脚本:片岡 翔
キャスト:池岡亮介、竹富聖花、工藤阿須加、阿久津愼太郎、上野優華、東 亜優、
古畑星夏、田辺桃子、楡木直也、河井青葉、久遠さやか、鈴木一真、奥貫薫
主題歌:上野優華 「Dear my hero」
『Dear my hero』 Short ver./上野 優華
3/4発売、ジャンプSQでは「1/11 じゅういちぶんのいち」表紙&巻頭特集!!
キャストと監督インタビュー掲載。
舞台挨拶にて。
「ようやくひとつ、大きな目標を達成することができました」
「オファーを受けたとき、時間軸を行き来し、主軸となる人物が各編ごとに変わるストーリーは、面白い構成だが映画化は難しそうだと感じた。
それでも挑戦したいと思い、脚本を繰り返し何度も書き直し脚本の執筆に約2年を費やした。
同じメッセージを描くにも、漫画とは違う表現をしないと、映画では伝わらない」と語った。
周りのスタッフは慣れている人ばかりだったので緊張しましたが、すぐに打ち解けました。
みんなで(作品を)作り上げていくという、チーム感が素晴らしかったです。
また、主演を務めた池岡くんについては「すごく前向きで、顔も綺麗でソラにそっくりという印象。
性格もまじめで、運動神経がいいからサッカーもすぐに上達した」と太鼓判。
「この映画が夢を追う人の勇気になれば」(池岡くん)
「暗いニュースが多い時代だけれど、子どもたちにとって、明るい未来を切り開くきっかけになってほしい。
原作の魅力について原作の「1/11 じゅういちぶんのいち」は子供たちが夢を追いかけ、そして明るい未来を切り開いていく素晴らしい物語です。僕は中村先生の思いを引き継ぐ形で本作を撮りました。
楽しんで頂けたら嬉しいです」
公開したらまた観よう✨