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プリティ・ヘレン/Pretty Helen

2006-02-24 01:00:24 | 劇場&試写★5

ジュリアロバーツの「プリティウーマン」を大ヒットさせてからというもの、撮る度に日本じゃ勝手に
"プリティ”シリーズ
にされちゃってる、
ゲイリーマーシャル監督の「プリティ」第4弾。
内容は全然プリティじゃないんですがね...。
原題は「Raising Helen」。

メグライアンが影を潜めた昨今、
新コメディ女王とも言われるケイトハドソン主演。



リースウィザースプーン、ドリューバリモア、キャメロンディアスと
今のところ、ラブコメ女優四天王☆
今回、キャリアウーマンなだけあって、カワイイという感じのキャラではない。
ケイトハドソンの魅力が発揮されてたのは、やっぱり
「あの頃ペニーレインと」。

「10日間で男を上手にフル方法」も可愛かったな。


ヘレンは幼い頃に両親を亡くし、
歳の離れた姉二人がいる、3姉妹の末っ子。
NYマンハッタンでモデルエージェンシーに務めるキャリアウーマン。


ところが。
一番上の姉夫婦が交通事故で突然の他界。
用意周到な旦那に言われるがままに残していた遺言には、
自分の子供たちを、
母親として向いてる次女ではなく、ヘレンに任せるとあった。

いきなり3人の子持ち!


自分の方が適任だといい、それに納得のいかない次女との対立。
マンハッタンのマンションを出て、少しは安いクイーンズに引っ越し。
仕事と育児の両立の難しさに戸惑いながらもうまくやっていこうとするも、
当然うまくいかず、職を失ってしまう。。。。
15歳の長女は、いけ好かない男とつき合おうとするし、、、、
最終的にヘレンが選択した道は、、、、。




ヘレンに好意を寄せる、
子供たちの先生でもあり牧師でもあるダンには、
昨日観た「トラブルinベガス」にも出ていた
「SEX and the City」のジョンコーベット。
(「マイビックファットウェディング」にも出演)
ぜんぜん、牧師役似合いません!!

ケイトハドソンは産後の激太りからダイエットした直後で
まだふっくらしてるし、
ジョンコーベットも何だかやや太り気味。


NYが舞台で現代の女性に向けた、、、というと
どうしてもドラマ「SEX and the City」と比べちゃうけど、
あれほど洗練されていないし、脚本もあそこまで面白くない。
宣伝告知には「ファッションや、NYの最新スポットも見逃せない」とあるけど
これは2004年の作品。今となっては全然最新じゃないし
主人公のヘレンは、最先端でクリエイティブな仕事のわりには、
bagも2種類しか持たないし 
メインスチールの格好はムートンブーツでカワイイんだけど。



コメディとラブストーリー、
どっちもバランス良く盛り込んだ子育て奮闘ドラマ


どっちも欲張ってしまった為に、
どっちも中途半端になっちゃった。 


おおまかなストーリーは、
べンアフレック主演、ケヴィンスミス監督の
世界で一番パパが好き!」の雰囲気にそっくり。


会場はところどころで笑ってる人もいたけど、
ワタシはほとんど笑えなかった。。。。
ギャグがベタで古典的すぎて古い 


ゲイリーマーシャル監督のプリティシリーズは選曲がいつもイイけど、
今回劇中ではいいところで切れたリして、
あまり曲のイメージが掴めないのが残念。
いいコメディにはいい曲が必須なのに。。。。

凄く良かったのは、お堅いママさんで次女役の
ジョーン・キューザック

この人、近年では「スクールオブロック」でも
お堅いけどノリノリの校長でいい味だったけど、今回も一番良かった☆


そしてパリス
どんな風に出てるのかちょっと楽しみだったんだけど、
本人役で、2つのシーンにそれぞれ6~8秒ほど。(笑
(←イメージ)
愛犬チワワのティンクを抱いて登場!
セリフは二言、三言。



5(10段階)
特別面白くもないし、つまらなくもなく無難な感じ。
ストーリーにも演出にも
新しさは全く感じられず、ココという見どころもない。
男性よリは女性、独身よりは子持ちの方が感情移入しやすいかも。




5歳の一番下のコとのやりとりはちょっと心温まったりもするけど....。


何でそんなに二人とも姉の子供3人を引き取りたがるのか、
そこにまず最大の疑問を感じてしまったー 
姉の大事な子供たち、とはいえ。
姉の遺言とはいえ。

ワタシだったら、、、、
独身生活謳歌してるのにいきなり3人の子持ちになれ!と言われたら
完全放棄、、、、だなぁ、、、、ムリ

結論!
子育ては、ハンパな気持ちじゃ出来ません!!

3月4日 公開 
公式サイト

2004年 アメリカ 119min
【staff】
監督 ゲイリー・マーシャル
製作 デイヴィッド・ホバーマン/アショク・アムリトラジ
脚本 パトリック・J.クリフトン/ベス・リガッツィオ
音楽:ジョン・デブニー
【cast】
ケイト・ハドソン/ジョン・コーベット/ジョーン・キューザック/
ヘイデン・パネッティーア/スペンサー・プレスリン /アビゲイル・プレスリン
/ヘクター・エリゾンド/ヘレン・ミレン

ケイトハドソン新作は
全米で6月公開予定☆
ドタバタラブコメ
しかも、マットディロン&オーウェンウィルソン

+すっかりおじいさんになったマイケルダグラス
You, Me and DUPREE

日本はいつ公開になることやら、、、


ケイトハドソンも今や一児の母。

元祖コメディ女王で実の母、ゴールディーホーンも
1987年の「潮風のいたずら」でゲイリーマーシャル監督がメガホン。
再婚した現夫、カートラッセルとはこの時の共演がキッカケ。

「プリティヘレン」撮影中、監督はケイトの事を
間違えて何度も「ゴールディ!」と呼んでしまってたとか。 (笑





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