別所沼スマイルRC(ランニングクラブ)

経歴は問いません。マラソンに興味ある方、別所沼の楠田昭徳へコメント下さい。
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アベベは靴を買えなかった?

2018-05-06 20:03:49 | ランニング
ローマオリンピックのマラソンで優勝したアベベ、マラソンコースの一部だったアッピア街道の石畳の上も

裸足で楽々走って優勝したことをご存知ですね?



4年後の東京オリンピックではシューズを履いて再び優勝。

実はコーチと一緒に東京の街やマラソンコースを調べてみると、

意外にも多くの物(釘?)が落ちていることを確認して、足裏を怪我しないようにシューズを履くことにしたそうです。



おそらく生まれた時から成人するまで靴を履いたことが無かったのではないでしょうか?

そしてごつごつした岩山のようなところでトレーニングしていたようですから

犬や猫で言うところの肉球がうんと発達して靴底の役割を果たしていたのではないでしょうか?




犬や猫が裸足で歩いて怪我をして、足の裏から血を流すなんて聞いたことが有りません。

肉球が発達していてシューズの底の役割をしていることが一つ、

もう一つはつま先、足首、膝、股関節が柔らかく高い所から飛び降りても柔らかい着地が出来る、

以上の2点がわれわれ人間との大きな違いだと思います。




元々四足歩行だっただろう人間が長い長い歴史の中で直立歩行に移行して

生活上の諸々のメリットを得た半面、動物としての原始的肉体上の利点を失ってしまったのだと思います。

犬や猫は完全につま先だけで着地して、かかとを地面につけて歩くなんて言う事はありません。



今再びはだしが見直されていますね!

別所沼公園でも裸足で走って居る人をちょくちょく見かけます。

柔らかな着地を習得するため大変優れた練習方法だと思います。

ただし、怪我に気を付けなければなりませんから、裸足に準じた「ワラーチ」なる履物もかなり普及しています。




今日はちょっと疲れてしまいました。

この続きは明日又、



きれい大好き別所沼