雨が激しく降っているのを確認すると安心してサボることが出来ますから不思議です。
50年も昔のことになりますが、雨が降ると長靴をはいて走った記憶があります。
当時高校生だった私には中学時代のライバル、と言っても全然足元にも及びませんでしたがH君と云うランナーが居ました。
彼が進んだ高等学校は当時の東京では最も強い学校で、
大会の時などにその学校のユニフォームを見ただけでも恐れて近寄れなかったものです。
どういう訳か彼らはウォーミングアップの時に長靴を履いていたんです。
自分なりに分析してみると、「膝から下の振り出しをスムースにするためなのかもしれない。」
そんな事を考えて雨の日に長靴で走ってみたのを思い出します。
確かに軽いシューズでのランニングとは違った感覚を養える様な気がしましたが、
彼らの様に雨が降っていない時にもと云う勇気はありませんでした。
彼らは力を示すための示唆行動だったのかもしれませんが、
確かにその姿を見て「この人たちには敵わない!」 と勝手に怯えてしまっていましたから効果はあった訳ですね。
最近は素晴らしいウェアーが沢山ありますし、特に雨の日なども汗がこもらずにしかも軽い良いものがあるようです。
3年前のチャレンジ52の時、雨が降れば使用していたのは100円ショップの合羽でしたが結構優れモノでした。
難点は汗がこもることですがどっち道雨の中で走るんですから濡れてしまいますし。
なかなか良いウェアーを購入できない言い訳なんですが、今やその雨を見ただけで 「走らない!」 を決め込んでいます。
写真はチャレンジ52の雨が降った日に、左にW先生と右側にはM記者が。
今確認をしていながら思い出しました。 この時に来ていたのはビニールのちゃんとしたレインコートでしたが、
色々試した中では一番ダメでした。 空気の通りが良くなく汗が籠って。