Chang! Blog

福岡のハングル検定準2級建築士、そして一児の父の[ちゃん]のブログです

旅名人きっぷで南阿蘇名水めぐりの旅

2012年04月28日 |  □福岡発おでかけ日記
 ゴールデンウイーク1日目は、南阿蘇の名水めぐりに出かけました。5年前の3月に一人旅したコースとほぼ同じですが、今回は職場の同期7人を巻き込んでのグループ旅行。気分と季節を変えて、新鮮な気持ちで旅することができました。

 今回使ったきっぷは前回と同じく、「旅名人の九州満喫きっぷ」。市電やモノレール、地下鉄も含む九州の全鉄道の普通列車が乗り放題で、3回分10,500円という使い甲斐がある切符です。僕にはお馴染みの切符ですが、同期7人は「こんな切符があったんだ!」と驚いた様子でした。
 青春18きっぷのように毎年設定されてきた切符でしたが、この4月には晴れて通年販売に昇格。ただし有効期限は1年から、発売日から3ヶ月間に短縮されています。

 同じ職場とはいえ、住んでいる場所はばらばらなので、JR、西鉄の各駅から分かれて乗り込み。大牟田駅で7人が集まり、さらに熊本在住の一人も新水前寺で乗り込んできて、無事に全員が揃いました。


 立野駅から乗り込んだのは、名物トロッコ列車。当日券の行列は長く、席が取れるかやきもきしましたが、なんとかギリギリで8人分を買うことができました。小学5年生の時に乗って以来だから、もう20年ぶりくらいになる列車です。この間、機関車とトロッコは新型車に変わりました。
 先頭で写真を撮っていたら、運転士に帽子を貸してもらって記念撮影。シャッターサービスまであり、ローカル鉄道ならではの思い出が、リピーターを生んでいくのでしょうね。


 新型車に変わっても、大迫力の車窓はもちろん変わらず。汗ばむ陽気だったこの日ですが、渓谷を渡る風が吹き抜けていきました。
 長陽駅では忍者が登場!駆け寄ってきた親子忍者は、お菓子を車両にバラ撒いてくれました。駅舎カフェからのサービスなのだとか。


 中松駅で降りて、駅内そば屋でランチ。大きくない店だったので、満席だったら困るなと思ってましたが、8人入ることができました。
 二八蕎麦と十割蕎麦の食べ比べセットに、昼から冷酒を合わせての贅沢ランチでした。


 高森まで移動して、湧水トンネルへ。国鉄新線建設のために掘られていたトンネルですが、大規模な湧水に遭い工事中断。現在は観光施設として活用されています。


 中はひんやり、幻想的なオブジェにも目を奪われました。


 高森から立野へは、白川水源コースと下田駅温泉コースの2パターンを用意していたのですが、温泉は月に一回の休業日!ということで、全員が水源コースへ。GWのかきいれ時にお休みとは…。
 白川水源へはこの3月、「南阿蘇白川水源駅」が開業。水源まで5分もかからなくなり、ぐっと便利になりました。駅舎の建設工事は、看板には「3月31日まで」となっていましたが、現状はようやく躯体が立ち上がった段階。どんな駅舎になるのか、楽しみです。


 底からごぼごぼと湧く阿蘇の恵みに、毎回ながら圧倒。久留米から持ってきていた「南阿蘇天然水」のボトルに補充しました。


 南阿蘇での自然いっぱいのひと時を終え、熊本市内へ。ここからのガイドは、現地人にバトンタッチです。
 JRとの連絡駅舎が完成し、市内へのアクセスが便利になった熊本市電。今日は城まつりに合わせて、なんと全線無料運行になっていました!いつも乗客の多い市電ですが、輪を掛けて大混雑になっていました。
 さらに今日は、街なかにある熊本市現代美術館も無料開放ということで、葉祥明展も見学。描く地平線の美しさに見ほれました。


 いつも賑やかな熊本の市街地ですが、今日は祭りの一環でイベントも開催中。文字通りのお祭り騒ぎです。


 夕ご飯は、馬刺しに辛子蓮根、一文字のぐるぐるなどなど、酒がうまくなる熊本名物が目白押し。特に馬刺しはいつも地元で食べるものとは大違いで、こんなにもうまいものかとビックリでした。

 熊本で飲んで泊まらずに帰るというのも、また一興。仲間内で余韻に浸りながら、817系普通電車の革張りシートと、8000系急行のクロスシートにゆったり揺られれば、久留米まであっという間でした。
 自由な一人旅もいいけど、こんな旅も楽しくて最高です。

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