寄り道を繰り返したので、豆田に着いたのは午後2時。4時ごろには閉まってしまう施設も多いので、すぐさま行動開始!
まず立ち寄ったのは、私塾跡「咸宜園」。数々の偉人を輩出した茅葺屋根の私塾で、しばし春の風を感じました。建物の補修に続き、周辺の復元整備計画にも着手しているそうで、ますます気持ちよく時代を振り返られる史跡になりそうです。
続いて、本命の「草野本家」へ。日田の「おひな祭り」は、ここの秘蔵のおひなさまを一般公開したことが発祥。それが豆田界隈へ、市内へと広がり、今や九州のあちこちで開かれるようになった「おひな祭り」の元祖も元祖なのです。
その雛人形、伝統的なものももちろん、西洋テイストのものもあり、想像以上にバラエティに富んでいて面白かった!
ただ、蝋商でありながら大名への高利貸しも営んだ歴史や、敷居を移動させて自然に大座敷にも小部屋にもなる工夫(←説明しにくいけど^^;;)や、杉の一本材を使った鴨居など、家そのものの価値が分かる解説も欲しかったかも。みなさん、ほとんど気付かずに通り過ぎてしまっているようで、なんとも惜しいなと感じたのでした。
さらに酒蔵やカフェにも立ち寄り、豆田を満喫。帰りはETC「通勤割引」を活用、リーズナブルに福岡へ帰りました。一人当たり2,000円ちょっとで、素敵に充実した一日でした…
しかし、俺の一日は終わらない!解散後、今度は博多駅まで韓国人の友人を拾いに行き、そして再び実家のある鳥栖方面へと舞い戻ります。さすがにキツイわ…
|
|