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sigh of relief

くたくたな1日を今日も生き延びて
冷たいシャンパンとチーズと生ハム、
届いた本と手紙に気持ちが緩む、
感じ。

映画:ジュリーと恋と靴工場

2018-07-21 | 映画


がっかり映画。
予告編はよくできてて、楽しそうだけど、予告編だけにしとけばよかった。。。

早起きしたので、ご飯炊いて食べてお弁当作ってコーヒー飲んで洗濯して身支度してから
まだ出勤まで1時間弱ある!と張り切って見たんだけど、ダメダメ映画でした。
フランス映画。
かわいい小粒のミュージカルかなと見たのに何から何までダメで、擁護できるところがない。
ヒロインのキャラも背景もできてないし、靴を大事に思う映画でもないし、
大雑把に言えば、職人がリストラ反対のデモをするという映画なんだけど
社会的メーッセージはなくて、それは別になきゃないでいいんだけど、
ストーリー的にも全体になんの一貫性もないし、つじつまが合わない。
女たちが助け合いながら権利獲得する戦う女の話かと思ったら全然そうでもなくて、
ヒロインは全く意思のない女で、職人の権利にも仕事の欲しさもうわべだけでさえなく
最後はぽいっと捨てて男と出て行くし、もう、結構呆然としたできの悪さ。
物語を見る映画ではなく歌と踊りとファッションや美術を見ればいいミュージカルもあるけど
これはそれでもなく、歌とダンスはヘタウマの、とっぽいかわいさが少しあるだけでしょぼい。
脱力系のとぼけた小粋さ、みたいなものもない。
せめて靴だけでも特別なかわいいものがいろいろ出て来れば許せたのになぁ・・・。

公式サイトのコメント欄には、褒め言葉がキラキラ並んでるんだけど
よくこの映画に、そういう中身のないおべんちゃら言えるなぁと呆れる。
下手な学芸会レベルにしか見えないと思うけど、
わたしがこの手の映画を見る見方がわかってないだけなのかもしれませんが。

こういうのに比べるとハリウッドはダメな映画のこけ方ももうちょっとマシなので、
ヨーロッパのダメ映画見るとハリウッドを見直してしまう。
とはいえ、ヨーロッパの素晴らしい映画はハリウッドが霞むので
まあ映画も、いろいろですねぇ。

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