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豹変する男達に注意(追)

2013年10月11日 12時47分31秒 | エッセイ &余談 ・短感・片言雑事
今まで、豹変する男たちを何人も見てきた。
以下に記載しているのは、ほんの一例である。
表と裏の違いのある人は、一定の割合でいると思っている。
気の小さい人や(匿名で暴れる)、人をおだてることの上手な人や、調子のよい人や、有名人や社会的地位のある人の友達である事を自慢する人やエリート意識の強い人達の中にも、豹変する人をたまに見かける。
簡単に見分けられるのは、店員に対し横柄な態度をとる人や、クレーマーの一部は、豹変しやすい傾向があるかもしれないと思っている。

例えば、世間的に優しくて面倒見がよく立派な人と思っていた人A氏について、B氏から、ある時A氏から催し物への参加を誘われ、それを断ると、A氏が豹変し脅しに近い態度や言葉で、催し物に参加せよと迫られたことを聞かされされた。
そのことを、A氏に近い関係者に告げると、誰一人信用しなかった。
B氏も社会的に活躍している人であり、B氏はそれ以降A氏との関係を断った。(誤解無きように付け加えますが、男女関係では100%ありません)
その時、何度か繰り返された脅し?の詳細を聴いたが、具体的な話の背景は、全て私も知っている実在の物で、状況や展開も詳細で、私はB氏の話を信じた。
B氏にはそうした話をして得られるものは何もないが、周辺の人に、そのことを伝えたかったといった。
B氏はそうした話を拡散していないようだし、現在も活発に活躍しておられるようだ。

昔よく利用していた健康施設があり、そこでは、同じ利用者で顔なじみの人が何人もいた。
ある日、下の受付の前を通ると、男性がカウンター越しに「いつも言うてるやろう!わからんのか!」と声を上げていた。
やくざかなと思いつつ横顔を見ると、顔見知りの人であった。
その人は、私に対してはいつもニコニコして、「今日は早いですね」とかやさしく言葉をかけてくる。
世間話もその人とよくした。
その人が、事務の人に対し、非常に横柄なやくざと間違うような物腰で接しているのを、始めて見た。
彼は、多くの人に優しく接していてるが、よく観察すると特定の人たちとは特に親しく接していて、どうやらその人たちだけで、何かグループのように動いているように見えたし、その人たちが中心になって飲会とかしていて、人脈を広げているようだった。
その中に、施設職員も積極的に参加させようとし、一部職員は彼らメンバーとかなり懇意になっている感じであった。
彼らの職業は、よく知らない。
受付で長時間話していた人は、普通の陽気で愛想のいいおっちゃんかと思ったら、まさかやくざと係わりは無いと思うが、全く違った一面を持っている人だと気付いた。
それから彼とは、距離を置いて接するようになった。
アルバイトや非正規社員の多い施設では、たとえ大手が運営していても、管理や社員教育が行き届いていない場合が多く、客との個人的な関係が出来上がり、そこに反社会的なグループが付け込んで、私的な関係を利用してネットワークを構築し、情報を得たり、便宜を図ってもらったり、影響力を行使したりする可能性も考えられる。
現に地元で顔見知りの若者が、偽名で係員としてアルバイトしていた事もあり驚いたこともあった。(そこに特定の関係者グループ<組織及び友人関係>が存在したのかもしれない。その後のことは、顔見知りの若者も、その関係者達もがいなくなったので知らない。)

昔ギャラリーをやっていたときに、ギャラリーをはじめたという人B氏が来て、その後よく来るようになり、急速に接近してきた。
非常に親しく話をするようになり、いろんなことをきいてきたし、飲みにも行った。
彼のギャラリーに来てくれというので、行くとかなり金をつぎ込んだ内装の、立派なギャラリーだった。
あるとき、彼は、『親しくなると、「おい・おまえ、]とか、{・・せえよ!・・せんかい!」というため口で話する癖があるので今からそうしたい』という。
思わぬ申し出に一瞬考えたが、これは人を服従させるためのトリックだと気付き、「私は、あなたに、<・・・せんかい。>と命令される筋合いは無い」とすぐに断った。
タメグチで「おい」とか「お前」と呼ばれているうちに、上下関係を作る戦略と思った。
B氏は、私の画廊で様々なことを語った。
彼が国の元官庁に勤めていたことも彼から聞いた。
私はいろいろな兆候から、彼に疑問を持ったので、あるとき彼から聞き出した勤務先の人事担当に過去に在籍したかどうか尋ねた。
勤務先の担当者は、「詳しいことは守秘義務があるので言えないが、在籍したのは事実ですが、何かあったのですか」と聞かれた。
逆に逆に円満退社ですかというと、答えられないと口ごもり、明らかにはっきりした返事ではなかった。
その後B氏は、彼のギャラリーの受付の中年女性と結婚した。
彼の画廊にたまに行って、その中年の受付女性とも、たまに話もした。
結婚後も彼女は受付をしていたが、みるみるおとなしくなった。
その後、彼女は画廊に出なくなり、病気で亡くなったという。
又あるときは、B氏が来て、お盆の期間中特別展をするので絵を貸してくれといってきた。
そのときに、お盆の時期に画廊を開く人はいないし、何か異様なものを感じた。
彼に貸したのは、彼がたって希望した確か、8枚組みのシルクスクリーンの版画セット?で、渋々取引条件を厳密に決めて貸した。
途中、お盆休みに心配なので彼の画廊に何度か行った。
特別展終了後、作品はすべて返してもらった。
その後、その画廊はなくなり、しばらくして別の場所で復活したという話は風の便りで聞いたが、その後は知らない。
B氏も、ため口で話したいという申し出を見る限り、豹変するタイプと思っている。


昔ある懇意にしていた人が、その人の主催パーティーの時に、彼の仕事に関係する中年女性(残留孤児?)に怒鳴りつけ、奴隷のごとく命令口調で指示しあごで使っているのを見た。
その女性は、謝りながらおどおどしていた。
そのとき私に接している顔も広く温厚なやさしく人望のある紳士と違い、これほど裏表のある人だと始めて知り、衝撃を受けた。
あの態度、言い方を見る限り、彼女は完全に彼の支配下にあると感じた。(奥さんではありません、多分男女関係は全く考えられない別の関係)


20年前によく知る友人を病院に見舞いに行ったときに目にしたのは、検診に来た看護師に「おい、あれやっけよ!」「これもせんかい!」と、お世話になっている看護士に対しての、普段彼の口から聴いたこともない怒鳴る感じの、荒い命令口調だったのである。
そういう命令をしながら、私に向かっては、ニコニコし丁寧な言葉と友達どおしのタメ口を交えて和やかに話す。
そのとき、彼の複雑な内面を知った。


ギャラリー廃業後、私が契約社員で勤めた会社の新社長は、オーナー社長ご指名の社内昇格の新任で、始めは丁寧な言葉遣いで社員にも話しかけていた。
それがしばらくすると、命令口調に変わり、全員に「出来けへんねやったら、やめてもうてかまへん、やめるのは自由や」と言い出した。
同時に各人の業務計画の進捗具合を、厳しくチェックし、社内を回り細かなことまで、長々と叱責し無理難題を言うようになった。
彼の叱責の最後の口癖は「いややったら、辞めてもいいんやで」である。
社内は一気に凍りつき、ピリピリした雰囲気に変わった。
辞める人はいなかった。
成績の悪いパートは数人解雇された。
新入の私には、徹底した工場の美化と管理を求められ、何十年と使っているコテコテに汚れ、ガムテープがびっしりと張られているコンベアの清掃や壁の塗り替えも指示され「お前は工場や設備が汚れてんのも気付かんのか!何のため君を雇うたか分かってんのか!」と怒鳴られ「X日までにピカピカの工場にせい!」と大声で激しく叱責された。
残業し、休日出勤して処理したが、それでもさらにその仕上がりにクレームをつけられ、すべてのコンベアの塗装をはがし塗り替えるため夏休み返上で処理した。
(その会社は下請けで、複数の企業から受注していたが、受注先の印象をよくするため極端な工場美化を考えたと思われる。)
私は契約社員のため、休日出勤や残業手当やボーナスや金一封もなしだった。
その会社では、私としてはそれなりの様々な成果を挙げ貢献したと思っている。
新任の社長は、初めから、トライアル雇用期間中に、私からある程度の経験や技術を吸収し、トライアル雇用等の補助金を受け取り、その後規制期間が過ぎれば使い捨てる積りだと気付いた。(その後社労士関係の会社に入り、雇用関係関連の会社への補助金が多くの種類出ていて、抜け目の無い会社はそれを巧みに法律の趣旨とは違う形で悪用していたことに気付いた。)
失業時会社都合の退職(契約期限終了)と聞かされていたが、自己都合になっていて、職安で抗議したが認められなかった。
この会社は、いわゆるブラック企業の一つだ。
余談だが、御堂筋にある社労士関連の会社の近くで、私が夕方仕事帰りで会社に帰る途中、普通のサラリーマン姿の元の会社の社長が、一人で受注先の会社に入っていくのを見つけた。
彼は会社では専制君主でも、受注先では協力会社の社長の一人に過ぎない。
その会社に居るときには、私にとって社長は大きなモンスターだったが、そのときに見た受注先に入る彼の姿は、小さな下請けの営業マンの姿に見えた。
今考えても、彼の経営手法には、腹が立つ。


以上いろいろな人が豹変する例を思い出し述べた。
プライバシーもあるので、詳細は言えないが、一見やさしそうな人でも、豹変する可能性は強い。
男の場合は、普段から冗談で暴力をふるう仕草をしている人たちは、何かきっかけがあると本気で暴力をふるう可能性が強いと思っている。
相手によって話す態度を変えている人も要注意であると思っている。
反社会的勢力と係わり合いのある人たちは、状況が変化すれば態度が一変すると考えておいて良いだろう。彼らは暴力で人間関係を支配しているのだから。
彼らは意図的に騙そうとして演技をしながら近寄ってくる。
狙いは、素直な人や社会経験の少ない人や、おだてに乗りやすい人たちだ。

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