天気:雨/晴―17.5mm 20.3 15.3℃ 67% 3.5m北西
昨日は、午前中溜まった、会計処理をした。
午後から、食材の買出しに行ったり、食事の前準備に追われた。(6食切分等)
夕方から大阪駅前第二ビル4Fのキャンパスポート大阪で行われた、インクルーシブカフェに行った。
80名余りの出席者があり盛況だった。
出席者は、ほとんどが福祉施設や障害者教育関係者のようだ。
過去3回出席しているが、私は単なる興味で行っているので少し場違いである。
今回はアトリ エインカーブ のチーフスタジオマネージャーの林智樹さんの話だった。
スライドを交え、アトリエインカーブの活動を説明された。
アトリエインカーブは社会福祉法人素王会が運営していて大阪市平野区にある。
京都にコマーシャルギャラリーとして京都市中京区壬生にギャラリーインカーブを持ち、アトリエインカーブの作家の作品のみを扱っている。
アトリエインカーブは、障害者施設の授産所の扱いとなっているといて、通所作家のグッズも作り、美術館売店等で販売している。
作品は東京アートフェア等にも出品し、約90万円の売り上げがあったという。
NYの現代画廊とも直接資料を送り、有名画廊と契約を取り交わし作品を販売してもらっているという。
各作家の作品は、1枚数十万円から百万円以上で販売しているという。
海外の最も有名なアートフェアにも出品を予定しているという。
また、サントリーミュージアム等の美術館で企画展が開催されている。
驚いたのは作品管理だ。
各作家が作った作品は、すべて作品データが作成されエディションがつけられ、画像とともにPCに入力され、作品はいつでも出せる状態で丁寧に保管されている。
顧客と話するときは、PCの資料だけで、すべての作品を見ることが出来、すぐに実物を取り出せるという。
アトリエインカーブとしては、「障がい者アート」 「アウトサイダー・アート」 「アール・ブリュット」の用語使用に反対しているという。
芸術に、障害者または類似のカテゴリーを設けることはおかしいという論理である。
表現には、健常者も障がい者の区別は無いというのだ。
作家は障がい者であるが、スタッフは作品に対しアドバイスや評価や誘導は一切しないという。(ほめることもしない。 作家として尊重する。)
ただ単に、作家の求めることをサポートするだけという。
それは、画材の準備といったことや、制作しやすい環境づくりといったことという。
従って、何も描かずゴロゴロしていてもOKなのである。
これは、「やまなみ工房」も同じであった。
(・・・はダメ ・・・しましょう ・・・いいね、といったことはいわない。)
土曜日には、レクレーションとして、様々な行事をしたり、美術館にも行くので、自然に彼らは、今までの美術の影響は受けているというし、日常のコマーシャルにしてもすべて今の芸術の流れの中に含まれるので、例えばアールブ・リュットで定義するような芸術教養に邪魔されない、ということ事自体おかしいという。
前前回のインクルーシブ・カフェで「やまなみ工房」の説明も聞いたが、どちらもコンセプトはよく似ている。
障がい者と健常者の区別をしないということは、理解できる。
なお、個人の作品を販売した場合は、必要経費を除いてすべて、作家のものになるということである。
グッズに関しては、必要経費を除いた全額をスタッフを含む人数分で割ったものを、全員に均等に分配するという。
著作権は、厳密に守り作家の個人の権利を保護するという。
今回の説明を聞いて気付いたのは、アトリ及びギャラリー・インカーブの活動がギャラリーでも非常に高いレベルでの、作家支援・販売活動をしているということであった。
昨日は、午前中溜まった、会計処理をした。
午後から、食材の買出しに行ったり、食事の前準備に追われた。(6食切分等)
夕方から大阪駅前第二ビル4Fのキャンパスポート大阪で行われた、インクルーシブカフェに行った。
80名余りの出席者があり盛況だった。
出席者は、ほとんどが福祉施設や障害者教育関係者のようだ。
過去3回出席しているが、私は単なる興味で行っているので少し場違いである。
今回はアトリ エインカーブ のチーフスタジオマネージャーの林智樹さんの話だった。
スライドを交え、アトリエインカーブの活動を説明された。
アトリエインカーブは社会福祉法人素王会が運営していて大阪市平野区にある。
京都にコマーシャルギャラリーとして京都市中京区壬生にギャラリーインカーブを持ち、アトリエインカーブの作家の作品のみを扱っている。
アトリエインカーブは、障害者施設の授産所の扱いとなっているといて、通所作家のグッズも作り、美術館売店等で販売している。
作品は東京アートフェア等にも出品し、約90万円の売り上げがあったという。
NYの現代画廊とも直接資料を送り、有名画廊と契約を取り交わし作品を販売してもらっているという。
各作家の作品は、1枚数十万円から百万円以上で販売しているという。
海外の最も有名なアートフェアにも出品を予定しているという。
また、サントリーミュージアム等の美術館で企画展が開催されている。
驚いたのは作品管理だ。
各作家が作った作品は、すべて作品データが作成されエディションがつけられ、画像とともにPCに入力され、作品はいつでも出せる状態で丁寧に保管されている。
顧客と話するときは、PCの資料だけで、すべての作品を見ることが出来、すぐに実物を取り出せるという。
アトリエインカーブとしては、「障がい者アート」 「アウトサイダー・アート」 「アール・ブリュット」の用語使用に反対しているという。
芸術に、障害者または類似のカテゴリーを設けることはおかしいという論理である。
表現には、健常者も障がい者の区別は無いというのだ。
作家は障がい者であるが、スタッフは作品に対しアドバイスや評価や誘導は一切しないという。(ほめることもしない。 作家として尊重する。)
ただ単に、作家の求めることをサポートするだけという。
それは、画材の準備といったことや、制作しやすい環境づくりといったことという。
従って、何も描かずゴロゴロしていてもOKなのである。
これは、「やまなみ工房」も同じであった。
(・・・はダメ ・・・しましょう ・・・いいね、といったことはいわない。)
土曜日には、レクレーションとして、様々な行事をしたり、美術館にも行くので、自然に彼らは、今までの美術の影響は受けているというし、日常のコマーシャルにしてもすべて今の芸術の流れの中に含まれるので、例えばアールブ・リュットで定義するような芸術教養に邪魔されない、ということ事自体おかしいという。
前前回のインクルーシブ・カフェで「やまなみ工房」の説明も聞いたが、どちらもコンセプトはよく似ている。
障がい者と健常者の区別をしないということは、理解できる。
なお、個人の作品を販売した場合は、必要経費を除いてすべて、作家のものになるということである。
グッズに関しては、必要経費を除いた全額をスタッフを含む人数分で割ったものを、全員に均等に分配するという。
著作権は、厳密に守り作家の個人の権利を保護するという。
今回の説明を聞いて気付いたのは、アトリ及びギャラリー・インカーブの活動がギャラリーでも非常に高いレベルでの、作家支援・販売活動をしているということであった。