教育史研究と邦楽作曲の生活

一人の教育学者(日本教育史専門)が日々の動向と思索をつづる、個人的 な表現の場

元に戻ったが、前へ進んだ

2007年03月13日 18時16分46秒 | Weblog
 昨日から徹夜明けのため、眠りが深く、寝過ごしました。
 昼から登校後、松本著を読む。後少しで読み終わるところで、集中力が切れてしまいました。疲れてると、集中力も続かない。
 ちなみに、まだ粗いですが、徹夜のかいあって、なんとか博士論文構想が一段落しました。結局、教育会史研究の方向で行くことになりそうです。紆余曲折を経て、テーマだけ見れば元に戻ったように思いますが、問題意識・内容・構成いずれも「元に戻った」わけではないとも感じています。むしろ、「前へ進んだ」「さらに深まった」というべきでしょうか。教育研究論、教育学論、学問論、自然・社会科学史などなど、広範な勉強をしてきたため、ものすごく遠回りになりました。博論に直接使える知識はほとんど残っていません。もう少し、効率的にできなかったものかとも思いますが、得られたものは大きいように感じます。1年前にY先生の指導を本格的に受ける前に立てた博論構想に比べて、ひと味もふた味も違った構想になりました。
 まぁ、また根底からひっくり返されるんでしょうが…(笑)。
 さて、そろそろ再審査論文を書き始めなきゃなぁ。
コメント
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