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インドラの矢

2015年07月22日 00時30分02秒 | カード情報(神をも恐れぬ者たち)
ハーデスを握ったアテナでも狙いに行ける火力を持った焼きコード。
これくらいの威力のコードが飛び交う環境になったら勢力図は入れ換わるんですけどね。
烈風程度の威力だとどのデッキでも耐える手段があるから
メタを循環させるだけの影響力を示せない。
青や黒のユニットは黄のダブルシンボルのAcコードが非常に有効なはずですが、
黄単デッキに存在感がなくて無視されてるので現状青黒を止める勢力が居ません。
この前黄単で黒デッキと対戦してみましたけど
コードは刺さりまくるのにユニット力でそれ以上の差を付けられているので
大して勝てませんでした。
これが単にいまはカードプールが足りてないだけの理由ならいいんですけど
黄色に使いやすいユニットが出てくる気配は全くないので、
次のセットが出ても黄単デッキの存在感の薄さは変わらないかも。

Мサイズユニットがインドラの矢に狙われたら
耐えるにはレジストが2枚必要です。
アテナでもハーデスの暗黒の雲の他にコードカードが3枚も必要。
これは実質ディスペル、天眼がないと耐えられないのと同じ事なので、
LサイズはまだしもМサイズまでならほぼ確殺できる威力があるという事。
ただし、普通、TCGなら相手のBPを問わずユニット1体を即死させる効果のカードは
1枚くらいはあって当たり前ですから
最強の焼きコードであるインドラの矢ですら相手の手札次第では止められる、というのは
それがドレッドノートというゲームの特徴ではあるんですが、
結局焼きコードをそこまで強くしてないってことだと思います。
次弾でインドラの矢を超える威力の単体即死コードが赤単に登場したりはするかな?
焼きコードの本家は赤のはずですから黄色のインドラの矢が
最強というのも変な感じがしますからね。

回避手段が打ち消しだけ、という焼きコードが強いのは当然で、
黄色単デッキを組む理由の一つとなるコードですね。
ただやっぱり黄色単は辛いですよ。
特にコードに関して言うと、
先攻重視の黄色はスピードフェイズでA以外のカードが公開されたら
自分で破壊しなければなりませんので、
基本的に引いたコードの50%は手札に来ない、という前提で考えないといけない。
黄単が手札にコードを備えるにはドローフェイズで引くか
ゴッドドローで引くかの2つに一つになります。
しかし5ログのインドラの矢をゴッドドローで引いてきて撃てますか?
黄単は先攻を取り続けるので非常に手札が辛いデッキですが
手札が辛いという事はゴッドドローをするためにコストも辛いという事です。
すごい悪循環。
アプサラスの誘惑の後にインドラの矢が撃てれば強い!
というかこれが必勝の勝ち筋なんですが、8ログがなかなか溜まらない。
8ログなんて、キャスター1人のHP全損したら
2ターン目には溜まってるはずなんですけどね。
黄色だとこれがすごく遠いです。
なにしろ序盤を凌ぐ手頃なコストのカードがないですから序盤は力技で乗り切らないといけない。
力技とはつまりゴッドドローです。
相手の主力ユニットを焼けても相手も同程度のコードを駆使すれば
キャスターへのダメージまでは繋がらないかもしれませんからね。

黄色はもうちょっと使いやすくていいと思います。
1ログに手頃なユニットが居ないのが特徴の色!
みたいな勢力はドレッドノートに限らず他のゲームにもないではないですが
大体にしてゲームバランスの調整に失敗してますよ。
1ログの使い辛さを埋めるだけの強さを2ログのユニットに与えているわけじゃないですからね。
かといって、本当に与えてしまうとたぶんぶっ壊れるので
つまるところ「1ログ圏が居ないのがコンセプト」みたいな勢力は
コンセプトの時点で間違っていてカードデザインでどうにかしようとするだけ無駄、
早めに軌道修正したほうがいいという事です。

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