サーガランド、デック別レビュー

カードリストが全て判明してしまったので、
発売に先取りして各デックの勢力がどのように変化するか、
予想みたいなものを書いてみたいと思います。
実物を触らずに書いているので適当に聞き流してください。

スコーピオンデック 【デックとして完成】
カードが足りていなかったスコーピオンデックですが、
今回のセットの大量追加でかなり強力なデックが完成しそうです。
追加カードは
赤蠍のアヴェンジャー
赤蠍のウォリアー
赤蠍のスナイパー
赤蠍のウォームライダー
赤蠍のニードルメイジ
赤蠍のパピルサグ
ファイアビートル
べルゼブブの使途
バーバリアンブラッド
でしょうか。
基本はパピルサグを中心に数値の高いパーティを完成させることができます。
ティンカーベルやワイルドセンティピードなどの性能の高いインセクトを混ぜることで
デックパワーを底上げしつつ、構築に幅を持たせることができますので
プレイヤーによって完成形にかなり違いの出るデックになりそうですね。
非常に出来がよく仕上がっていると思います。
パピルサグでリミット８のパーティを完成させると弱くとも８/１１/１２ディフェンダー+６、
ワイルドセンティピード等を混ぜると８/１３/１４ディフェンダー+６くらいが出来上がります。
これくらいならまだハーピィやオークの攻撃力で押しつぶすことができる範疇ですが
赤蠍のアヴェンジャーやニードルメイジなどの対抗能力も装備しているので
速度と攻撃力で押しつぶすワラデックにも苦手が付いていません。
高水準でバランスのいいデックですが、デックの中核となれる英雄がパピルサグのみで
パピルサグの居ないスコーピオンパーティは特に特徴もない基本スペックパーティになってしまいます。
また先攻を取っての全体ダメージを苦手としています。その時は三熔蟲でも使いましょう。
高水準でバランスのいいデックなのは間違いないですが、
肝心の魔女デックに対しては不利が付いていますね。

オーガデック 　【わずかな強化】
オーガデックはすでに完成していましたですが、
デックのバリエーションを増やすようなカード追加があります。
オーガの炎踏使
火吹山の巫女ペレ
蛮族王キンメル
バーバリアンブラッド
の４枚くらいでしょうか。
大きな変化はレベル３でスペル２枠の炎踏使の参入です。
スペル重視の構築ができるようになっています。
また対抗の火炎ダメージもあるのでバーンアウトが使えるようにもなりました。
蛮族王キンメルは装備品構築を意識した英雄の追加ですね。
強力なユニットですが、構築が限定されるので装備品を入れたくないなら
デックに入るとは限らないカードです。
バーバリアンブラッドはマッスルボディが優秀なので入れ替わらない気がします。
今回のカード追加でのオーガデックの最大の変化は、
自分以上のパワーを持つ敵が登場したということでしょう。
ブロック２の中にオーガパワーブラザーズでも力負けする可能性のあるデックが登場しました。
これからは相手の対抗さえカットしていれば勝てる環境ではなくなります。
オーガデックはパワーで負けている相手には勝てないデックなので
もしかすると地位を大幅に落としてしまうかもしれませんね。
さらにブレイズ烈火弾も効き辛くなります。

マーマンデック 【あまり変わらない？】
どうやらマーマンとアクアリウムで１つのデックだったようですね。
海牙王ラムゼイ
コーラルドラゴン
アクアフュージョン
等が追加されていますが、
これという強力な火水ユニットは入っていないので
マイナーチェンジ以上の変化はしないような気がします。
それともラムゼイは見た目よりも強いのでしょうか。
アクアフュージョンは専用の秘伝魔法なのですが肝心のアクアリウムをフォローしていないので
いまいちなんのために出てきたのかわからないカードです。
火水に特化するか、水聖のユニットを混ぜて火水聖の３つを使うかで構築が別れるでしょう。
オドントティラヌスが火スペルを使えればよかったんですけど。

スキュラデック 【かなりの強化】
欠けていた攻撃力アップの効果を得て、コンボが増えたり対応力が増したりと、
少ない追加の割に様変わりしています。
アネモネボトム
エレファントノーズ
スネークヘッド
波を纏う天使
アクアフュージョン
ホーリースプラッシュ
オーロラカーテン
などが追加カード。
エレファントノーズが強い。
能力とのコンボは勿論のこと、レベル３で攻撃力５点が捻出できます。
レベル５のスキュラと組ませれば攻撃力１１点。
ヒッポスパーティの防御力がリミット８で１１点程度が限界であるように、
特別なデックでない限り攻撃力は１１点あれば足りるはずです。
加えて防御力もレベルを超えていますから
１枚の追加で攻撃力防御力双方の上限がアップしました。
さらにスネークヘッドの追加で、
先攻時のハウンドヘッド、後攻時のスネークヘッドの両輪が揃っています。
英雄に頼らなくても３・３・２で戦力を構築できるようになりました。
９点オールの全体ダメージはガネーシャやスコーピオンなどの装甲パーティでも全滅できる威力です。
水聖のカードも追加されていますが、わたしはあまりお勧めはしませんね。

ゴブリンデック 【デックとして完成】
大幅なカード追加で強豪の貫録を漂わせ始めた。
ゴブリン盗賊団
ゴブリン路上偵察団
盗賊姫ドロシー
ゴブリン暴走戦車団
放浪の勇者ブリキン
ゴブリンダイナミック
ゴブリンの爆裂筒
小鬼砦
など。
道の上で完成したゴブリンパーティの攻防力はブロック対抗では最強。
狂戦士デック並の攻撃力とスコーピオン以上の防御力を持つ。
殴り合いで負けることがなく、
ゴブリンダイナミック、爆裂筒、サンドカーテン、ゴルドール重力弾と
対抗も充実しており、
パーティの編成によってはブロック２最速のイニシアチブも目指せる。
先攻を取った時のガブリは確実に止められる手段がない。
２・４構築なのでメタカードもほとんど用意されていない。
強いときはどうしようもないほど強いと言っていいデック。
反面、構築のバランスが難しく、弱点も顕著。
ユニットは小型中心で地形カードや装備品も入れなければならず、
対抗はほとんどが手札からしか発生しない。
ユニット数とスペル、アイテムの数はシビアに管理しなければならないが
対抗は自爆型が中心であるため手札に余裕がない。
手札の巡りが一瞬でも悪くなると一気に崩れる可能性がある。
この辺りはエルフによく似ている気がする。
大会では確実に見かけるだろうが、どの程度対策していっていいのかが解らないデック。
何もしなくても勝てるときは勝てそう。
あるいは道を入れないゴブリンデックというのもアリかもしれない。
誘拐団、偵察団、暴走戦車団を入れなくてもゴブリンデックは十分に強いので
地形は入れなくてもデックは成り立つ。
ただし道を入れないゴブリンデックが入れる構築より強かったらデザインとしては失敗だと思う。

ガネーシャデック 【あまり変わらない？】
現状微妙な立ち位置なのに、追加カードがほとんどなかった。
エレファントノーズ
ガネーシャの象騎兵
の２つくらい。
間接的なものを含めるともう少しある気はするけれど。
レベル５のガネーシャは象騎兵だけだった。
象騎兵が弱いわけではないが
エレファントノーズはジャイアントやアイラヴィータを強化できないのだから
もう１種類くらいはほしかったと思う。
ガネーシャスマッシュもレベル５がガネーシャでなければ使い辛い。
もう１枚くらいレベル５のガネーシャがほしかった。大黒僧とか。

ケンタウロスデック　【かなりの強化】
英雄にレベル２のケンタウロスまで追加されたのだからかなりの強化。それは確か。
ただし元が元だけに他のデックとの差はまだ全然埋まっている気はしない。
クローヴィスの新兵
百戦王クローヴィス
小鬼砦
などが追加カード。
突き詰めて言えば、百戦王+レベル３ケンタウロスの
８/７/９アイテム２スペル風風＊イニシアチブ+３チャージ+４
のパーティが今の環境でどこまで通用するのかということだろう。
ざっと見てこのパーティより弱いパーティを見つけるのは難しい。
複合スペルや魔法弾を使わず、
アイテム２つ、フリーズブリーズ、サンドカーテン
を撃てると考えたら強いかもしれない。
ブロック２では５対抗を捻出できるデックはほとんどないはずなので
イニシアチブ＋３で先攻が取れ、且つ攻撃力１１点で貫ける相手であれば
後は手札からの対抗をきっちり使っていければ押し切れるはずである。
一見弱そうでも勝てないというほど勝てないわけではない。
ただやっぱりイニシアチブ＋４以上と防御力１２点以上に無力すぎやしないか。
道の上で、
シャイヤーとパーティを組んで、
一騎駆けを使って、
アイテム２回とスペル２回使う、
というのは大道芸の域なので
イニシアチブは＋６以上とか攻撃力はいくらでも上がるとか、
そんな風に考えるのは危険である。
（相手に使われた時には考えておこう）
路上偵察団はケンタウロスにあげてよかったと思う。

アヌビスデック 【かなりの強化】
なぜかもともと強かったデックほど追加カードも強い。
アヌビスの槍士
アヌビスの狂戦士
アヌビスの亡霊騎士
黒怨姫ネフティス
ヴェノムストライク
が新規参入している。
ネフティスは使い辛そうなので本命はやっぱりヴェノムストライクだと思う。
１枠の戦闘スペルで４点ダメージか６点ダメージが飛ぶ。
スカディに当たらないことを除くと非常に強力なスペル。
アヌビスは魔女に不利でなかったら相当強いデックのはずだけど
さらに禁呪属性のダメージスペルが追加してきた。
スカディの耐性禁呪はいらなかったと思う。
ユニットでは亡霊騎士の加入で選手層がひと回り以上厚くなった。
継戦能力、デックの回転率がともに向上している。
槍士もいるのでイニシアチブ＋はなくても先攻型デックの色が濃くなっている。
アヌビスデックはアラストールを入れるならもっとも色拘束の強いデックなので
数合わせでどうしても入っていた魔属性以外のカードを
アヌビスやヴェノムストライクに入れ替えるだけで
実際の確率はどうとして、少なくとも精神的に使いやすくなった。
デック自体はかなり強くなったと思う。
ただし魔女のほかにもスコーピオンやゴブリンなど、
環境的に不利が付くデックが多いように思える。
アヌビスの狂戦士はアヌビスである必要はないカードだけど
アヌビスで出すのが一番マシだと言えばそうかもしれない。

火聖デック 【わずかな強化】
３・５の火聖スペルデックはそんなに強いデックじゃないと思うんですけど
スピリットの英雄というとガルーダなので、たまに使えば面白い立ち位置か。
オーガの炎踏使
火吹山の巫女ペレ
クラウドホエイル
等が追加。
ペレのパンプ能力を使っても全く届かない攻防力のデックが居るのは残念。
やろうと思えばファイナルフラッシュも使える。
火聖＊枠のレベル５くらいあってもよかったと思う。

水聖デック　【デックとして完成】
火聖デックよりは形になっている気がする。
アネモネボトム
ルサルカ
鋼玉蟹フロックハート
マリッド
オドントティラヌス
波を纏う天使
クラウドホエイル
ホーリースプラッシュ
オーロラカーテン
とかなり増えた。
ただしデックとしての形はフロックハートとオドントティラヌスのどちらかで
ごり押しするくらいしか戦法がなさそうなので、あまり強くは見えない。
フロックハート＋ホムンクルスプルーン
がデックで作れる最強パーティだと言ったら
まともな英雄パーティに勝てるようには見えないだろう。
まともに戦わない工夫が必要。
種族アクアリウムで繋がっているがアクアリウムのサポートはレベル２だった。
３・５で纏めるより火水聖で混ぜたほうがいい気がする。
アネモネボトムとホーリースプラッシュでアイテムデックへのアンチ能力は高い。

土魔デック 【それなりの強化】
どれがどうというものではないけど、個々のカードの出来がいい。
プレーグアウル
ムーンシャインパピヨン
ブラッディマリー
イビルオーラ
ヴェノムストライク
など。
プレーグアウルもムーンシャインパピヨンもサブ戦力としては優秀なユニット。
ただスペルはそんなに良くないかな。
イビルオーラの攻撃力アップはあまり使いどころがありそうではないし、
ヴェノムストライクはアンデッド２体居る状況が少なそうなので、
ドゥームバイトのほうがよさそう。
魔属性のアンデッドデックのカードも入れるが、
それはたぶんアンデッドデックにキュベレイを入れたデックになってしまうと思う。

魔女デック 【かなりの強化】
ソムナマンティコア
眠りの死神サマエル
ブラッディマリー
イビルオーラ
ヴェノムストライク
等が追加されている。
全体６ダメージ＋行動完了はイニシアチブが速いヒッポス爆撃兵。
そんな馬鹿な。やりすぎではないか。
風魔女デックはスカディワントップが弱点といえば弱点だったが
それが補強された上にディフェンダー型パーティを封殺する変なオプションまで付いた。
これからのディフェンダーデックはサマエル対策必須なわけだけど、
これを相性が悪いの一言で片づけていいものか。
イビルオーラも万能に近い防御力。
ブロック２には魔女メタを意識したようなカードが多いので、
メタデックを組むのは難しくはないが、メタらないと勝てない。メタられないと負けない。
魔女デックを使う場合は全試合メタられるの覚悟だから優勝を狙うのは難しいんだけど
魔女デック対魔女メタデックみたいな大会になったら楽しくないよ。

戦天使デック　【それなりの強化】
聖痕の女神ヘルヴォル
が追加。
枚数こそ１枚と少ないものの、
戦術の幅を広げる英雄だからデックの完成度が大きく向上している。
まずアークエンジェルのほぼ完全な上位互換であること。
エゼキエル、サンダルフォンに続く３枚目の英雄で
全部積めばほぼ確実に初手で英雄が手札に来るようになるので立ち上がりが早い。
次に消耗品回収能力であること。
飛行進軍を前にして、戦力的に脆弱なパーティを戦場に１つでも作ることができなくなる。
護法陣でなくても手薄なパーティは作れないのでパーティの組み直しも難しくなる。
脆弱なパーティ、といっても仮にも英雄であるヘルヴォルを
完封できることが水準だから英雄が含まれない普通のパーティの居る場所は
全部狩場にされる可能性がある。
ワルキュリアの魔法弾は最強のキャンセルカードだし、ゲーム全体を圧迫、支配する能力がある。

偶数デーモンデック 【かなりの強化】
べルゼブブの使途
冥界の貴公子べルゼブブ
ブラッディマリー
が追加。
インセクトデックでは強力なべルゼブブはデーモンデックでも活躍することができるが、
デーモンデックではインセクトデックほどは活躍できないだろう。
デーモンデックとインセクトデックでは
デックに詰むことができるユニットの総数に違いがあるから
インセクトデックほど能力を連発できない。
加えて、デーモンデックには消耗の問題をフォローするアバドンが居ない。
だがそれでも耐えているだけで相手は毎戦闘９点の攻撃を食らうことになるので、
英雄点２点に相応しい強さであることには変わりない。
デーモンデック内のべルゼブブくらいでコストに見合った妥当な強さなのかも。
べルゼブブの使途もレベル２デーモンの追加として第一線レベル。

奇数デーモンデック　【それなりの強化】
英雄が２体も入ったことになる。
金冠の悪魔ゴモリー
竜を狩る天使
冥界の貴公子べルゼブブ
など。
種族デーモンはレベル２のサポートが多いので
３・５よりも３・３・２パーティのほうが強そうな気がする。
レベル５のデーモンは数も多くないので。
ゴモリーやレッサーデーモンにゼピュロスを加えるだけで一線級のパーティになる。
マイナーなデックだと思うが中堅以上の実力はあるだろう。

インセクトデック　【かなりの強化】
蛇蝎王パピルサグ
ファイアビートル
ムーンシャインパピヨン
鉄砲蟲
べルゼブブの使途
冥界の貴公子べルゼブブ
ヒュプノモスキート
と大幅の追加。
べルゼブブが強い。
それだけを見ても強力なカードであるが、特にインセクトデックとの相性がいい。
インセクトデックはデックのほとんどを種族インセクトのユニットで統一することができ、
レベル８のサイズなら即時召喚に手札を消費することもないので
大きな苦も無く毎回の戦闘で６対抗、７対抗を宣言することができる。
加えてアバドンが居るため後々の消耗を気にする心配がない。
戦闘に生き残ることさえできれば毎回手札全部を消耗させてかまわないし
相手の戦闘スペルカード１枚と手札３枚以上の交換でもこちらが得をしていることになるだろう。
手札を２枚くらい消費すれば２０点ダメージの効果以外ではほとんど死ななくなるはずだから
大ダメージの効果を１回の戦闘中に２発以上連発されでもしなければ、
（あるいは同時攻撃でもなければ）べルゼブブは死なない。
ブロック２は攻撃力がインフレしているので
実はベルゼブブも貫通しうるパーティが作れるデックは少なくないのだが、
（スコーピオンデック、オーガデック、ゴブリンデック、魔女デック、狂戦士デックであれば可能か）
それ以外の攻撃力が高くないデックは環境から足切りされているような印象。
べルゼブブをメタれるアンチカードは特に存在していないので（発破団でも完全ではない）
性質的に相性の悪い攻撃力が低いデックは対策カードを入れてどうにかするというのも難しい。
特にブロック１のデックは、カードプール的にこの防御力を倒せるようにできていない。
ブロックおきのインフレが心配になるデック。
べルゼブブ以外のカードも総じて強い。
レベル１のユニットでもここまで優秀なら偶数デックにレベル１を入れてもいいか。

ジャイアントデック 【デックとして完成】
蛮族王キンメル
リトルジャイアント
が追加されている。
追加カードは少なそうだが、主力となる戦力はすでに出揃っていたので
デックにコンセプトを与える１枚が加入するだけでデックは完成した。
ジャイアントはどれも強いが種族ジャイアントを参照する効果は火土に集中しているので
そこから肉付けしていけばなかなか強いデックになりそう。
キンメルはオーガデックよりジャイアントデックで使うほうが活躍できるように思える。

魔法生物デック 【それなりの強化】
アルカナウィスプ
ゴールデンアイドル
グレートモンブラン
ゴールデンゴーレム
黄金のヴァンブレイス
とかなり増えている。
以前からカードが揃っているので魔法生物デックを組むのに支障はなかったが
これまでだとまだブロック１で組んだほうが強かったので、
この追加カードでブロック２でもデックを組む理由ができた。
特に新しい戦術オプションが追加されたわけではないが
単純に主力級のユニット数が増えたことで物量戦ができるようになっている。
戦闘スペルカード１枚と大型ユニット１枚を交換していればいつか押し勝てるだろう。
オーガ同様、自分より攻撃力防御力が高いデックが生まれてしまったので
環境的に相性の悪いデックが増えた。
相対的には弱くなっているデックかも。

アンデッドデック　【デックとして完成】
ムーンシャインパピヨン
ヴァンパイアキャリアー
ヒュプノモスキート
ブラッディマリー
ヴァンパイア
ゴースト
宵闇の伯爵ジルベール
ヴェノムストライク
と大量の追加。
高い防御力と手札破棄の能力の組み合わせにゴーストまで居るという面白そうなデック。
手札上限８枚くらいにしてゴーストの後ろにイビルホーントを付ければ英雄でも勝てなくなる。
環境的に攻撃力がインフレしてるのでよっぽどの防御力では心配な面もあるが個人的に注目度が高い。
ユニットすべてが種族アンデッドである必要はないと思うので
属性を何色も使い分けて多色護法陣で手札上限を増やすのは面白そうである。
ゴーストはそこまで入れ込むほど強いユニットではないかもしれないが。

狂戦士デック
アヌビスの狂戦士
が増えているみたい。
でも狂戦士デックはブロック１で組んでいたほうがいいと思う。

ドラゴンデック
ドラゴンデックというほどのものではないと思うが
リンドブルム
が増えた。
ブロック２唯一の長距離飛行デックなので強い弱いは置いておいて存在感はある。
ビーストはどうとしてドラゴンは数自体が少ないのですが。
ブロック２で深海移動が実践的に強化されたので
長距離飛行もそのうち突然スペックが上がる気がする。
竜を狩る天使というアンチカードが登場しているが
ドラゴンデックと竜を狩る天使の使用頻度的に考えて、
この２つがマッチングする可能性は極稀。

５０枚制限デック
ようするにカーリーのデック。
ゴブリン盗賊団
小鬼砦
と２枚も増えている。
これでスペルアイテムとカーリー以外は５０枚制限のデックが組めるようになった！
別にカーリーはそんなに強いユニットでもないんですけど、
（どれだけコストを払っても大して高くならないので）
ファンデックだとしてもデックが回りやすくはなった。
今までは属性の選択肢はあってワルキュリアカーリーやデーモンカーリーなども組めたが
土属性と仲良くなって構築の幅が逆に狭くなった印象を与えているのは残念な部分かもしれない。

以上です。
チェック漏れもあるかもしれませんけど
だいたいのデックをレビューさせてもらいました。
ちなみにどのデックにも上がっていないカードというのもあります。
これは使えないカードだということではなく汎用的なユニットなので
どのデックにも入ってしまうためリストに入りませんでした。
逆に使えるカードなんだと思ってください。
ただしこのデックが抜けている、このカードに触れていないというコメントがあれば
続編も書くかもしれません。

ところでカードアイデア募集キャンペーンのカードはどこ行ったんでしょうね。