老いの途中で・・・

人生という“旅”は自分でゴールを設定できない旅。
“老い”を身近に感じつつ、近況や色々な思いを記します。

梅雨の合間の宇治・伏見 散策(1)  ~三室戸寺/黄檗山万福寺~

2016年06月22日 21時09分07秒 | 旅行/色々な風景
 別名をアジサイ寺と言われる宇治の三室戸寺にはまだ行ったことがなく、一度行きたいと思いながらも、アジサイの時期はどうしても雨の問題があり、こちらの都合と天候の折り合いが難しく、そうこうしている内に今年のアジサイも見頃が過ぎるとやきもきしていたのですが、今朝の天気予報では降雨確率70%ということながらも、曇り空だったので何とか持ってくれないかとの希望で、思い切って出かけました。

 まず、天候が崩れない内に主目的の三室戸寺へ。ここは本山修験宗の別格本山で、西国三十三所の10番札所にもなっています。
京阪電車の三室戸駅から、蒸し暑い中を汗だくになりながら、約10分余り山の方に歩いて着きましたが、こんな天候にも拘わらず、多くの人がアジサイ見学に。噂通りのアジサイが一杯でしたが、丁度本殿の前ではハスの花も咲きだしており、両方を楽しむことができました。

 その後、少し引き返すような感じになりますが、黄檗山万福寺へ。
ここは、中学生の時に遠足で来た記憶があるのですが、黄檗宗大本山の寺院で、臨済宗の流れを汲むようですが、中国・明出身の僧隠元が開山したとのことで、建物や仏像の様式、儀式作法から精進料理に至るまで中国風という特色のある寺院です。
流石にここは人もそれ程多くなく、ゆったりと見学できました。

 まだ、天候が持っているので、思い切って宇治まで足を伸ばし、宇治上神社/平等院などを回り、更に帰途には、伏見地区をゆっくりと回ることができ、18時頃に帰宅すると共に激しい雨になるという、何とも天候に恵まれたラッキーな日でした。

 とりあえず、三室戸寺/黄檗山万福寺の写真を紹介します。(まさ)


室戸三寺本殿 手前にハス池がありました

室戸三寺のアジサイ園

同上

同上

ハート形のアジサイを見つけました

ガクアジサイの花(外側の花らしいのはガクです)

ハスの花

同上

万福寺の三門

万福寺の天王殿 布袋さん(中国では弥勒菩薩の化身だと言われているらしい)

万福寺斉堂前の大きな魚梆(木魚の原型と言われています)

万福寺大雄宝殿横の中国様式の廊下