東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

中古ハーベスタのベルト交換作業(1/2)

2021年03月14日 | 農機具,工具

 一ヶ月ほど前に極安の中古ハーベスタを購入しました。その後快適に動いていました。ところが、ある日エンジンを動かしてから脱穀クラッチレバーを入れました。すると突然、キュルキュルと音がして脱穀胴が動かなくなりました。音からするとベルトが擦れている音です。エンジンに過負荷がかからないように、すぐに脱穀クラッチレバーを戻しました。音から判断してベルトが緩んだのではないかと思いました。どのベルトが悪いのか最初分かりませんでしたが、このさい、すべてのベルトを交換することにしました。

     カバーを外して脱穀ベルトを確認、ボロボロのベルト


 農機具販売店に行って、このハーベスタの規格に合ったベルトを購入しました。ベルトは三種類あり、走行クラッチベルト、脱穀クラッチベルト、そして脱穀ベルトです。走行クラッチベルトはキャタピラを動かすベルトです。脱穀クラッチベルトは脱穀動作をするためのベルトです。脱穀ベルトは脱穀胴などを動かすベルトで、とても長いベルトです。なお、走行には問題ないので、走行クラッチベルトは後回しで良さそうです。

 ベルトカバー取外し    ネジとナット同時回転   グラインダーで削り取る
  

 注文しておいたベルトが届いたので、さっそくベルト交換作業に入りました。まずは脱穀ベルトを保護するカバーを取り外すことにしました。ところが、ネジの一ヵ所がいくら回しても取れません。ネジとナットが同時に回る現象です。カバー内側のナットの溶接が取れたのでしょう。これはどうしようもありません。仕方なくグラインダーでネジ頭を削り取りました。すると、ポロリとネジが外れました。ベルトカバーを外すと、醜いボロボロのベルトが姿を現しました。予測したとおり限界に達したベルトでした。

   カバーを外してベルトを確認      ボロボロになったベルト
 

 次に、脱穀クラッチベルトカバーを外しました。すると、脱穀クラッチベルトが見えました。脱穀ベルトのようにボロボロではありませんでしたが、ずいぶんと伸びているようです。これも交換することにしました。このハーベスタは極安(三本の新品ベルトとほぼ同価格)でした。やはり極安中古には訳があるのですね。しかし、自分でベルト交換できそうなので私にとっては良かったです。

走行クラッチベルトカバー    カバーを外す     古いベルトを外す
  


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