東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

伊勢,熊野古道,高野山,明日香の史跡を楽しく散策 (15/18)4日目

2018年06月16日 | 歴史探訪他ウォーキング

 金剛峯寺の次に壇上伽藍に向いました。40年ほど前に高野山に来た時、一番印象深かった伽藍は根本大塔です。周りのお寺はみな地味な色をしているのに、根本大塔だけは鮮やかな朱色なのです。40年前に来た時は冬でした。地面に降り積もった雪の白色と対照的な、鮮やかな塔の朱色を今でも覚えています。

           青い空に映える、根本大塔の鮮やかな朱色


 根本大塔の内部に入ってみました。とても太い柱が塔を支えているようでした。中にはとても大きな仏さまが数体安置されていました。私は仏教のことはあまりよく知りません。そのため、如来や菩薩などのヒエラルキーを知りません。それを知っていたならば、いろんなお地蔵様や仏像の区別ができたのではないかと思います。

 根本大塔南の金堂    金堂向こう側に中門     金堂近くの御影堂      
  

 根本大塔の見学が終わると、金堂周りを見学しました。金堂北に三鈷の松がありました。この松の根本に枯れた松葉が無数に落ちています。普通の松葉は2本の棘のような葉がありますが、たまに三本の葉がある松葉があるそうです。皆で、三本の葉がある松葉を探しました。しかし、見つかりませんでした。見つけた人には幸運があるとか。

  三鈷の松の松葉を探す         押してぐるぐる回す六角経蔵
 

 その後、御影堂を見てから六角経蔵に行きました。この六角経蔵はとてもユニークです。お堂の横に突き出た棒を持って押し、ぐるぐる回すことができるのです。ぐるぐる回ることにより、お経を読んだことになるとのこと。40年前にもこの六角経蔵はあったはずですが当時は気が付きませんでした。チベットのぐるぐる回るコマのようなお経に似ています。あるいは曹洞宗の、お経をパラパラ捲りその風を受けることに相当するのかなと思いました。

         金堂を見学後大会堂横を通り、高野山奥の院に向かう


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